●世界転戦記☆第52話~テストコースの高速バンク
☆第51話~テストドライバーの華麗なるドリフト←前回のストーリー
テストコースでスムーズに発進したセダンを急にドリフトさせたカーメーカーのテストドライバー。
私はびっくりして、助手席で手足を手すりと床に押し付けて硬直していた。
「あのね、これはこの車をこれからテストコースで高速走行するにあたって整備不良等がないかちょっと確かめただけです。」
と~っても優しい口調でテストドライバーが説明してくれた。
すっすごい・・・・私もそれ、やりたい!
私は心の中で、余裕の笑みを浮かべながらテストドライバーのように車を自由自在に操れるようになりたい!と思った。
そして、セダンが走り出したテストコースの長い直線の先は!
キャー!壁みたいな道路~!!!
今度こそ死ぬかもぉ・・・・
私は怖さとワクワク感で無言のまま助手席に張り付いていると、テストドライバーの運転するセダンは、45度ほどあるバンクになった壁のような道路に突入していった。
これがバンクか!
光GENJIがローラースケートで滑っているのは見たことあるけれど、車でスピードを出して突入するなんて怖~い。
すると、セダンはと~っても気持ちよくその45度内側に傾いた道路に張り付くように旋回していった。
「どう?怖くないでしょ。140キロ以上出してコーナーに進入していけば大丈夫ですよ。井原さんも後で運転してみてもらいますよ。」
とテストドライバー。
キャー!私?
怖いけど、やってみたい!
車の車庫前に戻り、いよいよ私が初めてテストコースを運転する時がきた!
to be continued・・・・・









