●世界転戦記☆第57話~プロレーサー御三方登場!
☆世界転戦記☆第56話~公道でよくある渋滞の原因は私!?←前回のストーリー
クラブハウスに入っていくと3人のレーシングドライバーが振り向いた。
「あれ?君レースクイーンだよねぇ?何、その格好。」
「あはは、ここでインストラクターの研修中なんです。」
白いおやじニットに3タックの男物ズボンというインストラクター用制服を着ていた私。レースクイーンの仕事のときにサーキットで“ギャルオンステージ”というトークショーがあり、ご一緒したことがあるレーサーが、私の服装を見て笑った。
しばらくレーサーにからかわれながら談笑していると、テストドライバーが呼びに来た。
「今日はねぇ、このプロのレーサーの方々がこの施設を見に来てくれたから、井原さんしっかり見本を見せてあげてね。」
えっ・・・・私が見本?レーサーに見せるの?
ムリムリムリムリ。
「あっ、よろしくお願いします。一生懸命見習って頑張ります!」
私は、なぜかいつものレースクイーンキャピキャピモードの笑顔で答えたが、内心、テストドライバーさんも変な冗談言わないでよ~!と汗をかき始めていた。
3人のレーサーの中には超大御所ドライバーもいて、
「キミ、レースクイーンなのにすごいねぇ、見本を見せてもらおうか。」
などと貫禄の声。
冗談が冗談じゃなくなっていくこの方向性。
すでに私の顔はレースクイーンの営業スマイル以上にひきつっていた。
早速、先日時速40キロをコントロールできなかったワインディングテストコースへ移動。
そして・・・・









