●世界転戦記☆第61話~さすが大御所レーサー!やっぱりベテランは違うんのね
☆第60話~ギャルの憧れ♡プロレーサーの運転は!←前回のストーリー
大御所レーサーが運転席に乗り込み、テストコースのワインディング路を走り始めた。
すると、次のコーナーまでにスピードメータの針を時速40キロにぴったりと合わせ、アップダウンが激しいワインディングを一定のスピードできっちり走った。
すご~い!
後部座席に座っていた私は、『やっぱりベテランは違うなぁ!』と感激。
私とは違って堂々といとも簡単にドライブ。
無駄な操作は一切なく、ハンドルのきり角も少なかった。
大御所レーサーの走行を見習った後は、クラブハウスに戻るとティータイム。
先ほど時速40キロ一定走行をあまりうまくできなかった若手レーサーは、そんなこと全く気にする気配もなく、
「それで、井原さんこの後どうするの?ディナーしよっか?」
との誘い。さすがレーサー!お誘いも速いわね。
そこにすかさず私の教官であるテストドライバーが
「いや、井原はこの後まだ研修がありますから。」
まじ顔でテストドライバーが私に代わって断った。
テストコースを見学に来たレーサー3人が帰っていくと、テストドライバーが先ほどの走行研修を解説してくれた。
「レーサーでも車のメカニズムや操作に関して基礎をきちんと把握していないと、たかが時速40キロという速度でも意外に一定に走れないもんなんだよ。井原もレーシングカー乗りたいんだろ。基礎をしっかり学べばあっという間に今いた若手レーサーなんて追い抜けるさ。」
え~???それはないけどぉ~。
「頑張ります!」
とりあえずレーサーの運転を目の当たりにしていろんなことがわかった研修だった。
次回はいよいよ“人間ABS”。
滑る路面でのロック解除の研修だ。
普通自動車運転免許を取得してから一度もブレーキをロックさせたことがないギャルだった私。
帰りにテストコース内の工場のわきで、予習をかねて内緒で急ブレーキすると!
キャー・・・・
to be continued・・・・・
☆今までの連載ストーリー←レースクイーンからレーサーに転身して世界中を転戦し、目標を達成するまでの「カーレーサー井原慶子すっぴん世界転戦記」









