●DAY4~②決勝レースでのアドバイス☆フランス・ルマン参戦記2009
☆DAY4~①サーキットの金髪美女からせがまれて!?☆フランス・ルマン参戦記2009←前話
いよいよ決勝の日がきた。
フランスらしいモクモクとした雲が浮かぶフレンチブルーの空の下、40万人という大観衆がつめかけたサルテ・サーキット!
F1の前座で走ったときの15万人をはるかに超える観客は圧巻!
サーキットに流れる雰囲気もピンと張りつめたF1とはまるで違い、ヒストリックルマン、フォーミュラールマン、ルマン24時間と2日間の長丁場を楽しむ術を知っている観客たちのなごやかなムードが、コースわきのスタンドでは流れていた。
その裏では、パルクフェルメではメカニックが万全に用意したマシンが今かとたたずむサイドに、各チーム2名のドライバーが少しずつ緊張を高めていた。
そして、私も!
ルマン初参戦の私は、フリー走行と予選合わせて未だ5周に満たない走行距離なので、今日の決勝ではドライでのサルテサーキットをもっと知って着実に習得したいところ。
エンジニアが予選が終わった時点で「KEIKOがスタートドライバーで行ったらどうか?」と提案してくれたが、シーズンを通してエントリーしているチームメイトが「スタートは俺にまかせろ!」と言うので、新参者の私は、今回は後半スティントを担当することにした。
そしていよいよレーススタート!
チームメイトが無事スタート直後の混乱を切り抜け順調に走りだした。
私はピットのモニターで見ていると、以前フランスF3時代に一緒に仕事したエンジニアで、今では育成カテゴリーからF1まですばらしいマシンを設計するエンジニアになったLIOが応援に来てくれた。
「KEIKO久しぶり!あいさつは後でね!今週末は全然走れなくてびっくりしただろうに。でもこれがフォーミュラールマンだ。このサーキットは13kmもあるからね。ところで走りだしたらスプリントだから、きっと5周くらいしかできないだろう。1周につき4秒ずつタイムアップしろ!すると5周後にはかなりいいところにいく。この短い走行時間でそこまで詰められれば来年は優勝できるよ!」と、LIOのアドバイス。
「え~・・・・・・なんとかやってみる!」
「全然できると思うよ。昔から体力はないけどクイックラーナーだからな。あっ、ちなみに1周4秒以上タイムアップしようと思うなよ!KEIKOは昔から急いで先に進もうとするし、サルテは公道で普通のサーキットと違うからな!」
「なんか一言余計だけど。。。ハハハ、よく覚えてくれていたのね。了解。頑張ります。」
さすが天才エンジニアは記憶力がいいのねぇ!と思いつつ、私はレース人生の中で1つとても心残りなことがあったので、今回は、LIOの立てたターゲットを絶対クリアーしようと思った。
そして、頭の中でシュミレーションしつつ、レースをスタートしたチームメイトの走りをモニターで眺めながらドライバーチェンジの時を待った。
to be continued・・・・・









