●世界転戦記☆第106話~優しいカメラ小僧にお礼の撮影会♡
☆第105話~12センチピンヒールで走るレースクイーン♡←の続き
ティッシュやハンカチを渡してくれたカメラ小僧のみなさまにお礼の撮影会!?
数枚写真を撮ってもらったところで、
「それじゃぁ、先を急ぐので・・・ありがとう♡」
今度はカレーがこぼれてしまわないようにビニール袋をしっかり閉じて、また12センチのピンヒールで1コーナーへと走り出した。
やっとのことで1コーナーの観客席に到着。
指定席に座ると、カレーをこぼしてカメラ小僧のみなさんに助けてもらい、お礼の撮影会をしているうちにF1日本GPはスタートしてしまっていた。
残念・・・ホッ。。。
と一息つくと、周りの視線が・・・私?
えっ?カレー臭い???
「あの~ベネトンレースクイーンですよね?」
「スターティンググリッドからここまで走ってきたんですか?遠かったでしょう。」
「やっぱり応援はベネトンのドライバーですか?」
と観客席で一息ついた途端、周りの人にやつぎばやに質問された。
私はスターティンググリッドで先ほどまでドライバーに傘をさしかけていたので、ハイレグコスチュームにスタッフジャンバーをはおった装いで1コーナーの観客席にかけつけた。
「そうですね、フィジケラ選手とブルツ選手はもちろん、シューマッハ選手のチャンピオン獲得も期待しています♡」
ピットから1コーナーまでハイヒールでダッシュしたせいで、めちゃお疲れ顔ながら営業スマイルで返答しつつ1コーナーに視線をやると!
鳥肌が立った・・・・
鈴鹿の1コーナーからS字を抜けるミハエル・シューマッハ。
この頃は、まだフォーミュラーの挙動を把握していなかったレースクイーンの私でも感激するほど、毎ラップ気迫が伝わってくるコーナリングだった。
あんな情熱の走りをフォーミュラーでしてみたい!
to be continued・・・・
☆今までの連載ストーリー←レースクイーンからレーサーに転身して世界を転戦。目標を達成するまでの「カーレーサー井原慶子すっぴん世界転戦記」









