●世界転戦記☆第142話~0.1秒差のプレッシャー
☆第141話~1セッション目から誰よりも速く走りたい!←前回のストーリー
「KEIKO・・・1番。そして2位は、KEIKOに0.1秒差で・・・・」
インストラクターが走行第一回目の結果を発表した。
私は2位に0.1秒の差をつけて1位だった。
『あんなに無理してブレーキを遅らせ、高速コーナーではサーカスのようにドリフトして走ったのに2位と0.1秒差かぁ。。。』
結果を聞いてとってもう嬉しかった反面、気を抜いたらすぐに1位の座はとられてしまう僅差にプレッシャーを感じた。
各コーナーに立って走りをチェックしていた4人のインストラクター達が、第1回目の走行の注意点を教えてくれた。
「KEIKO、ブレーキはもっと奥まで我慢できるはずだ。次はブレーキと書いてある看板をすぎてからブレーキをしてみろ!」
コースには、だいたいのブレーキングポイントがわかりやすいように"BRAKING"と書かれた看板が置いてあった。
『看板よりも奥でブレーキング?今でもかなり恐怖感を我慢してブレーキを踏むタイミングを遅らせているのに・・・・』
そして、次は高速コーナーに立っていたインストラクターが私にアドバイスをくれた。
「KEIKO、車がフラフラしている時間が短すぎる!Rの大きなコーナーでは、もっとAPEXを早めにとってバランススロットルで車を操る時間を今より長くしろ!」
『え~!今より長く高速区間でフラフラなんて・・・。1回目の走行では、今にもスピンしそうでヒヤヒヤしながらやっとのことで偶然できただけなのに・・・。』
どうやってこれ以上・・・しかしアドバイスどおりやらなければ1位ではなくなってしまう。
よし!やるしかない!
to be continued・・・・
☆今までの連載ストーリー←レースクイーンからレーサーに転身して世界を転戦。目標を達成するまでの「カーレーサー井原慶子すっぴん世界転戦記









