●世界転戦記☆156話~何てスピンしたの?
☆第155話~フェラーリ大スピン!←前回のストーリー
逆ハンドルをあてても全く追いつかないほど勢いよくスピン。英国のレーシングスクールで学んできたばかりのTwo feet in! をした。スピンしたりクラッシュしそうになったら、すぐにスピードを落として速やかに止まるためにクラッチとブレーキを思いっきり同時に踏む!
止まった!はぁ。
私が運転するフェラーリは1回転スピンしてなんとかサーキットの路面上に止まった。
フリー走行中なので、後続車にぶつかられないように急いでエンジンボタンを押し、走行ラインをはずしてよろよろとフェラーリを走らせ始めた。
ぶつかるかと思った。。。よかった。とりあえずスピンしちゃったし、落ち着くために一回ピットに帰ろ
ほっとしてヘルメットの中でつぶやいた。私はピットガレージに戻る間になんで今のトライは上手くいかなかったのか?考え始めた。ピットに戻ると、メカニックにスピンした旨を告げて一度フェラーリを降りた。ガレージに置いてあった水を飲んで落ち着くと、大スピンした原因はすぐにわかった。
そうか!コーナーの入り口がかなり下っていたからだ。
コーナーの入り口はかなりの下り坂だった。そこへ平らなコーナーと同じような感覚で突っ込んでしまっては、つんのめった形になってしまう。ブレーキで荷重がマシンのフロントに乗り過ぎてしまい、後輪の荷重は軽くなってしまう。だから後輪の接地感が軽くなってしまい、ハンドルをきっていったタイミングで横Gがマシンにかかると、逆ハンドルやバランススロットルをあてるぐらいでは間に合わないほど勢いよくスピンしてしまったのだ。
一度魔法のドライビングをフェラーリでも使えたからと言って、どこでも同じような感覚で運転していてはダメなんだ。。。地形を考えろ地形を!
私は自分に喝を入れて早速ヘルメットをかぶった。
to be continued・・・・
☆今までの連載ストーリー←レースクイーンからレーサーに転身して世界を転戦。目標を達成するまでの「カーレーサー井原慶子すっぴん世界転戦記









