趣味の総合サイト ホビダス
 

« テレ朝にて… | メイン | 今からイチロー応援に! »

2012.7.13

●ルマンの公道を真夜中に時速320キロで駆け抜ける感覚

n1.jpg


ルマン24時間レースは想像以上に過酷でした。

参加するレーサーは、24時間レース決勝日の1週間前からたくさんのオフィシャルスケジュールをこなさなければなりません。

1週間前に始まるドライバー参加審査では、目や体に異常がないかどうかというメディカルライセンスを持参します。その後、25万人もの人が集まるルマンの街中でのトークショー、パレード、サイン会、開発ミーティング、フリー走行、予選、決勝と続き、その間に時間があると、みっちりメディア取材のスケジュールが入ります。

人間疲れてくると、目も見えにくくなる。私も普段過密スケジュールで疲れていると、乗用車を運転しているときには、自然とアクセルを戻していつもより低スピードで走行していることに気がつきます。


 人間、情報の90%以上を目からとっていると言われますが、その目が疲れてしまっているとよく見えずに情報がうまく取れない。だから先が見えない分、自然とアクセルは戻ってしまうわけです。

乗用車でもそうなってしまうからには、5倍の速度で走るルマンレースに向けてはきっちり目を休めておきたいところ。


ルマン24時間レースが行われるサルテサーキットは、サーキットの部分と公道の部分がつながった全長13キロのコース。公道部分は道路が平らな部分は少なく、凸凹があったり、路面がうねっていたりと少しでも気を抜いてしまうと車の足をとられてしまい、即ガードレールにクラッシュしてしまいます。そんな公道を時速320キロで真夜中に走るときには、目を凝らして集中しています。


森の中を切り裂くようにまっすぐ伸びる公道のミュルサンヌストレートで超高速走行していると、自分が運転しているマシンのヘッドライトでは光が届かない暗闇を自分の目は追っています。速度が速い分、ほんの一瞬でマシンは先の地点まで到達してしまうので、先々の情報をいち早くとろうと目線が自然に遠くにいってしまうわけです。


そんな人間の目にとって最も過酷な状況で最高の走りをするには、事前に目を休めておくことが不可欠。私は、ルマンレースの過密スケジュールの中、暇を見つけるといつもピットガレージ内に設置されている自分専用の仮眠ベッドに戻ってコンタクトレンズをはずし、目を閉じて少しでも目を休めていました。

15分でも目を閉じて新しいコンタクトレンズを入れると、ずいぶん頭と目が休まりスキッとします。すると、開発ミーティングなどでも前回走行時のマシンの挙動などをきっちり整理してエンジニアに伝えることが出来たり、目がすっきりしている感覚が『このセッションの走行は思いっきりいけそうだ!』とポジティブな気持ちにさせてくれます。

クーパービジョンアスリート支援プログラム に参加させていただいていますが、このプログラムへの参加がきっかけで、より意識的に目を休めるようになり、その効果についても実感するようになりました。クーパービジョンさんの大切な目のお話 ページにはコンタクトレンズや目に関するお話が盛り沢山なので、是非一度ご覧になってください。

ルマンの決勝レースでは、チームメイトが走行中、他車と接触し、残念ながらリタイアしてしまいました。しかし、次回は私のホームコースのイギリス・シルバーストーン。きっちりコンディションを整えてまた入賞したいと思います!


*****************************************************
クーパービジョン・ジャパン社http://www.coopervision.jp/とアスポタのコラボ企画
アスリート支援プログラムhttp://www.coopervision.jp/athlete/に参加しています。
*****************************************************

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hobidas.com/blogmgr/mt-tb.cgi/106205

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)