
お披露目試乗会には、イタリアの空軍輸送機で白銀の世界へ運ばれてきたフェラーリ「FF」
「FF」とは、「フェラーリ・フォー」の頭文字を由来にした4シーターと4輪駆動の2つの意味を象徴しています。
自然吸気65°V12の直噴エンジンは、「FF」のために新設計。
12.3対1の高圧縮比のこのエンジン。自然吸気12気筒エンジンでは最も高い圧縮比!
6000回転~8000回転の間でワインディングをコーナリングしていくと、そのレスポンスとエンジン音の良さに
「フェラーリを操っているー!」
という快感が味わえます☆
ところが、ひとたび
「高速巡航運転して、まったり帰りたいなー」
と思うと、先ほどまでの跳ね馬の暴れっぷりはどこへ・・・サラブレッドの快走。
上手く運転すればリッター10キロにも届く燃費で、エンジンは静まりかえる。
静けさとF1譲りのレーシーなレスポンスをあわせ持つ、これぞフェラーリ社にしか作れない世界最強V12グランツーリズモです!
私が感心した点は、進化した磁性流体サスペンション☆
以前乗ったフェラーリカリフォルニアや458イタリアでもその素晴らしさを発揮していましたが、「FF」では、ロールがかなり制御されている!
この磁性流体サスペンションは、磁場強度を調整してダンパー内部のオイル粘度を変化させる電子制御可変減衰力システム。
「599XX」や「599GTO」の第1世代に比べて、最大電流発生時間や減衰力発生時間が大幅に短くなったことや、ダンパー内の摩擦低減でレスポンスが絶妙!
大きなV12気筒エンジンがフロントミッドに搭載されていることを感じさせないほど、カーブでのロールも少なく、巡航運転ではサスペンションストロークが少ないのに乗り心地が良かった!
「458イタリア」時代に搭載されていた前世代のSCM(車載コントロールシステム)よりも電子制御システムの正確性を増し、5倍の反応速度を獲得したSCM3(第3世代磁性流体サスペンション)。
最初は、
「あれ?めちゃくちゃ縦横に揺れて乗り心地悪い???」
と思ったら・・・
タイヤの空気圧がめちゃくちゃでした(苦笑)
推奨値にプレッシャーをアジャストすると、フェラーリ「カリフォルニア」「458イタリア」よりさらに縦横の揺れや振動が減っていてグランツーリズモらしさを感じました。
そして何より、レーシーにワインディングを攻めると、フェラーリらしく横Gを楽しめる後輪駆動の軽快なハンドリング!
電子制御でこのハンドリングを実現できる時代とフェラーリの変わらぬ魅力に感激した「FF」でした。
雪道を200キロオーバーで駆け抜けてみたい♡
P.S イベントに参加してくださった方、助手席に乗ってくださった方々、スタッフのみなさまありがとうございました☆