38歳の密かな欲望
沢村慎太朗さんから、AUTOCARの「クルマの図書館」の原稿を先日頂きました。
沢村さんのようなお方でも、机に向かうのが嫌になるときがあるんだなあ、というのが率直な感想。
わたしにも定期的に襲ってくる病気があります。
それも思い出せるだけでも小学生の頃からの。
それは何かと言えば、ペンケースの中身を入れ替えたいという病気です。
黒/赤/青という基本の3色のペンは、かならず同じメーカーの同じブランドでなければなりません。
中学生の頃は、三菱のBOXYというボールペンも使ってました。
ただし、赤はボディも赤なんですね。
当時、ペンケースの中身をブラックで統一したいと思ってまして、
わざわざ黒のボディに赤のシンを入れ替えるということをやってました。
(つまり、2本買う必要がある)
で、一部分だけシンの色が分かるようにその部分を使う訳です。
いま思うとどうしてそこまで執着したのか分かりません。
さて、デスクワークばかりしていると、勢いペンケースの中身が気になり出します。
パソコンは気が向いたら買い換えられると言うほど、安くはありませんから。
で、最近、永年使っていたぺんてるの修正ペンから
スタビロの修正ペンに代えたんですね。
すると、なんだかむくむくと物欲魂が湧いてきて……。

スタビロで赤/黒/青のペンを揃えてしまいました。
スタビロって、マーカーのイメージが強くて、
確かに建築雑誌作ってたときは、
青山のオシャレなデザイナーさんの事務所には、
スタビロのマーカーがずらりと並んでいた記憶が……。
そうそう、お洒落な建築系のお仕事なさっている人の事務所にも。
というわけで、どちらかというと個人的にはミーハーなイメージだったのです。
ステッドラーとかロットリングのような、
もっと硬派なイメージ(あくまでも個人の意見)のものをこれまで使ってたんですね。
ゲラに赤入れるときにも、やはりペンにはこだわってました。
ロットリングやクロスや、その他色々……。
しかし、日本の誇る100円の水性ペンが液だれもなく、
最高だという結論に至ったのです。
なのに今回、買い換えてしまいました。
日本の100円ペンだとあまりに味気ない。
その点、スタビロのペンは、
鉛筆のような6角形のフォルムと、
シンプルだけれども一目瞭然の色遣いがいいですね。
しかもBicのようなオレンジにやられました。

ペン先は2種類ありますが、
それはボディの色の使い方ですぐに見分けがつくようになってます。
果たして使い勝手はどうなのか、今回の校了の作業で試してみたいと思います。
忙しくたって、物欲は留まるところを知りません。
しかし、文房具選びも、なんだか自動車に似てますね。
日本車は壊れないし、製品クオリティが安定しています。
一方の輸入車と言えば……。
ちなみにスタビロはドイツ製、なのでした。



