RCにも表情がある
「ニシヤマさんって、廃墟マニアだったんですね〜」
と、旧知の仲だと思っていたOさん。
「実はね、ボクも工場マニアなんですよ」
あ、知りませんでした。
というわけで、姫路は山陽工場の写真をちょっぴりアップしましょう。

廃墟の工場。
廃墟は、個人的にはRCのほうがグッときます。
実を言うと、廃墟でなくてもいいのです。
風雪に晒されたものであれば、現在使われているいないは問いません。
10代の頃は、古い寺社仏閣をよく尋ね歩いたものですが、
いつしかRCの古い建造物に、得も言われぬ美しさを見出すようになったのです。
先日、梅原猛さんの著書を久しぶりに読んでいたら、こんな文章がありました。
「鉄やコンクリートやプラスチックの文化には、生も死もなく喜びも悲しみもない。」
1970年に発表された文章です。
鉄やコンクリートやプラスチックに、
生や死、喜び悲しみを見てしまう自分とは、時代や感覚が違うのかなぁ、と思ってしまいました。
梅原氏の著書は、合点のいくものが多かっただけに、
この感覚のズレは非常に驚きでもありました。
というわけで、風雪で錆びた(寂びた)鉄にも豊かな表情があるという写真。
(あくまでも私見)

時代とともに増設されていく配管やケーブル。
計画性があるようでないようで、
整然としているようでしてないようで、
混沌としているカンジがたまらない。

その一方で、こうした理路整然とした配管も好きなんですけどね。




