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2005年09月18日

Ferrari pre Sempre Ⅱ

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この土日は鈴鹿でフェラーリのイベントでした。今回のお仕事はこのF1のシェイクダウン。1989年の640と名づけられたモデルです。私と似た世代の人はわかりますよね。ジョン・バーナード作でF1に一番最初にパドルシフトが付いた、つまりハンドルから手を離さずともシフトチェンジが出来るようになった革新的なモデルです。今のF1はギヤチェンジはハンドルの裏に付いているパドルシフトを中指でチョンチョンと動かすだけで後はコンピューターが勝手にエンジン回転をあわせて勝手にクラッチをつないでくれます。つまりシフトダウン時のヒールアンドトーやらシフトアップ時の駆動を抜く為のアクセルオフなどのドライバーの仕事を車が勝手にしてくれるのです。しかし、この車はまだそこまで痒いところに手が届いておらずまだドライバー補助コンピューターが付いていません。まだドライバーがしないといけないことがたくさんあるのです。今のF1があまりにコンピューター化されすぎたとも思います。簡単に言うとHパターンのミッションをアクチュエーターたくさんつけて油圧で動かしているだけなのです。ですからこのごろはミッショントラブルも多かったですよね。神業のような仕組みです。現在はシーケンシャルミッションにアクチュエーターつけて動かしてますからアクチュエーターは2つで足ります。トラブルも少ないわけです。つまりF1の世界でドライバーがコンピューターの補助を受けずに走っていた最後のごろの歴史的に価値の高いモデルといえます。
事情があってストレートを全開では走れなかったのですがS字区間などは足のバランスの良さが良くわかりましたし、3,5リッターのNAエンジンはまだバルブをスプリングで動かしていた時代の車ですからレブも11000回転で抑えましたが扱いやすいトルクの太さがすごく印象に残りました。ちなみに現代のF1はバルブスプリングはなく、圧縮空気でバルブを動かしています。なぜかというとスプリングでは18000回転などとんでもない回転でスプリングではバルブを押し戻すスピードが足りないのです。スプリングの伸びる限界スピードを越えた回転数と言うわけです。
このイベントはFCJ15周年と言うこともあり参加台数も多くて鈴鹿はフェラーリだらけ!という感じでフェラーリ好きの私には最高でした。

投稿者 桧井保孝 : 2005年09月18日 15:49

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