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2006年06月 の記事

2006年06月23日

ル・マンへの道 パート10 予選2日目とル・マン市内パレード

予選2日目も1日目と同じタイムスケジュールです。
つまり、夕方7時から2時間と夜10時から2時間!
合計4時間!
12時に終わってどうするの???
どこでご飯を食べるわけ?
ちゃんとあるんですけどね。


でもフランスでナイトセッションをするためには10時ぐらいからしか暗くならないのでどうしてもそうなるんですよね。
夜間テストのセッションを設けずにいきなりレースをするには危険すぎるし・・・

で、この日はうれしいことに晴天でした。
そして内容も濃い予選日でした。
最初のセッションでマルコさんと山西君が乗り、最高速重視仕様のセッティングでもダウンフォース重視仕様のセッティングでもタイムはあまり変わらない事が判明。
ならばと、最高速を重視することになりました。

10時からのセッションは完全に最高速の仕様で私がロングをかけます。
ところが最高速に振りすぎたようです。トップスピードはGT1の中ではぶっちぎりに速い!!!
楽に300キロオーバーです!!!

ところがドライバーに来るはずの風まで全く来ない!
しかもエンジンルームからすごい熱が来る!
熱すぎてがんばってドライブしても25分が精一杯でした。
コクピット内の風の流れが良く理解でき、それが結果的にはレースに向けていいテストになりました。

そんな感じであまり攻める感じの予選にはなりませんでしたがマイペースでいいテストになりました。
いかんせんランボルギーニでのル・マン参戦は初めてなのですからデータが少しでも欲しい。
特に、決勝をどうコンスタントにトラブルなしで走るか?です。
そんな意味では短い時間で内容は素晴らしかった。
予選2日目ひ.JPG
終了後です。後ろの時計見えます?

そして、金曜日。
サーキットでの走行はありません。
しかし、決勝に向けて車は部品の総取替えです。
ほとんどの部品を新品に交換します。
金曜日総とっかえ.JPG
車は本当にほとんどの部品が取り替えられます!


ドライバーも決勝の為の準備です。
でも夕方からはル・マン市内でドライバーパレードがあります。
これが凄かった!
さびしいものを想像していたのですが本当にお祭り騒ぎ!
市内パレード.JPG

凄い人数です。人・人・人!!!
こんなに集客できるイベントなんだ~~~
とひたすら関心してしまいました。
その後、8時から賑やかな市内でご飯を食べて、最終確認をするためにまたサーキットへ行きました。


特に確認したかったのはライトの光軸です。
ライト追加テスト.JPG

これはレースが始まると途中で調整など出来ません。
予選での走行で暗かったのでライトの追加と更なる調整をお願いしたのでした。
ちゃんとした確認は暗くならないと出来ないですもんね。
そんな訳でこの日も寝たのは12時過ぎておりました。

次回はいよいよ決勝!
今やっとマイペースでの生活が出来るようになってきましたが・・・
すみません。
実は携帯電話をフランスに忘れまして・・・
多分、今日には手元に届くと思うのですが・・・
もしかするとご迷惑をおかけしている方がいるかと・・・
ごめんなさい。
留守電いただいていたらわかり次第連絡いたしますので宜しくお願いいたします。

業務連絡でした。

投稿者 桧井保孝 : 07:05 | コメント (2)

2006年06月21日

ル・マンへの道 パート9 速報編

いつの間にやらレースも終わりまして日本に帰ってきました。
結構ぼろぼろなのですが・・・

まずは速報編です。

新聞等で見られた方もいらっしゃると思いますが本当にあともう少しのところでリタイアとなってしまいました。
2度ほどトラブルを抱えて緊急ピットインをした事はありました。
1回山西君がコースアウトしてガードレールにぶつかり、修理した事もありました。
それでもチーム全員で対応しコンスタントにラップを重ねていったのですが・・・

残念です!!!

本当に残念です!!!

返す返すも残念です!!!

原因はまだ定かではありませんが現在の予想では昼の1時前後にマルコさんから私に交替した時に念の為交換したテスト済みのドライブシャフトが私から山西君に交替し山西君走行中に故障したことが実は原因になったのではないか?

と思われています。

念の為交換したものが壊れる!
稀にあるんです。
そんな事も!

ま、それはライターさん側でオーバーホール後のはっきりした答えをだしてくださるのを待つとしましょう。

原因が何にせよゴールまであと約2時間しかなかった事。
今年は暑さのためにみんながどんどんリタイアして行き、それでも一番しんどい時間を乗り越える事が出来てゴールを前に少しペースを押さえて走っていた事。

完走することをほぼ確信したその時に!

一同一様になぜ???
そんな感じでした。

ま、具体的なところはまた後日のブログで触れるとしてそんな結果でした。

今はただ関係して下さった皆様、本当にありがとうございました。

国内のレースに関しても特にスーパーGTはまだチャンピオンを目指して頑張って行きます。

これからもよろしくお願い致します。


スタート前山傘前下から.jpg
スタート直前のスタートドライバーマルコさんと山西君

投稿者 桧井保孝 : 13:53 | コメント (4)

2006年06月15日

ル・マンへの道 パート8 予選1日目編

ただいまホテルではなくル・マンのプレスルームからアップしております。
hinoi3.jpg
ル・マンプレスセンターで仕事をするふりをするTipo2人組!
手短に昨日の予選の事をお話しいたします。
天気予報的には雨でした。
その割には天気いいな〜なんて言ってたら山西君がコースを見に行きましょう!と誘われてしまい。
見たかったので歩いてポルシェコーナーに行くとそこで雨が・・・
そんな訳で予選中は雨でした。
このル・マン仕様のムルシーは雨が初めてです。
それゆえの初期トラブルを解決する事だけに集中して走りました。
怖かった〜〜〜
ハイドロプレーニングの起きまくり!!!
汗も殆ど冷や汗て感じです。
でも皆夜の義務周回数である3周もこなしまして内容の濃い疲れる予選を終えたのでした。
夜12時に予選終了後、雨はトンでもいない大雨になり、レースでこうなるとセーフティーカーが入ってもクラッシュするだろ〜な〜!って感じでした。
しかし、今日からはず〜と晴れか曇りの予報です。
今日夕方からの予選も頑張ります!!!
Hinoi2.jpg
かなり真剣なピット風景
Hinoi1.jpg
今日の昼ご飯です。疲れたときは日本食が一番おいしいんですよね!

投稿者 桧井保孝 : 23:57 | コメント (1)

2006年06月14日

ル・マンへの道 パート7 公開車検編

今日は一日車検でした。
ル・マン24時間での車検はサーキットで行われるのではないのです!
ファンの方々と時間を共有できる用にル・マン市内の大きな古い教会前の公園で行われます。
教会.jpg
すごく美しい教会です。伝えたいけど写真が下手で・・・

サーキットから20分くらい離れた場所なのですがわざわざ車をサーキットからこのジャコバン広場までローダーに乗せて移動させて車検をするのです。
町の中にある普通の公園ですから一般市民が芝生に寝そべっていたりアベックがイチャツイテいたりします。
サーキットの様に神経すり減らす様な場所ではなくのんびりした所なのがそこにいる皆の心を和ませる感じです。
車検の様子は誰でも見ることが出来ます。


車検下回り.jpg
アンダーパネルの形状や下回りの車検。

レーシングカーやドライバーをこんなに身近で見れるチャンスはなかなかないと思います。
サーキットではパスがないと関係者のいるパドックには立ち入れないんですもんね。
車検日の流れは先日のテストデーの受付と同じです。
ドライバーは受付を再度行います。
でも、テストデーで1回していますから簡単にサインをするだけ。
特別なのはレーシングスーツを着て体重チェックをすることかな?
これは明日の予選では車の車重の抜き打ち検査を行います。
その時車重を測る際にドライバーが乗ったまま測るので乗っているドライバーの体重が必要だからです。
ルールではドライバー抜きの車の最低重量が決まっていますからね。

受付山顔整備.jpg
またまた顔写真の撮影です。山西君整えてます!!!


車の方は公園をぐるっと回るように流れ作業で車検を行います。

これで車検終了となり、晴れて公式予選に参加できるのです。

車検最終.jpg
こんなテントをいくつも通過して、これにて車検終了!

その後は車の車検が終わればチーム全員での集合写真です。

集合写真内田さん作.jpg
こ~んな感じです。

これは公式な撮影なので世界中のカメラマンが写真を撮っています。

車検終了ボード.jpg
終わるとこんなボードに名前が表示されます!

トークショー.jpg
最後はドライバーのトークショーです。フランス語~英語~日本語と二人も通訳入って伝言ゲームみたいでした。

丸一日掛かり、まるで車検と言うよりもこれでひとつのショーという感じでした。

しかし、暑い一日でお願いだからレースは涼しくして欲しいね!
なんて言っていたのですが予報では明日の予選は雨、あさっての予選2日目は曇り、決勝日は微妙だけど涼しいだろうとの事でした。

明日はいよいよ予選1日目です。
予選は夕方の7時から9時までが1本。
ナイトセッションが10時から12時。
とんでもない夜中ですよね。
こちらは10時半ぐらいまで明るいですからしょうがないのですがそれにしても寝れるのは何時になるのだろう?
そんな訳で明日はアップできないと思います。
運が悪いと予選2日目の明後日も同じタイムスケジュールですからアップは難しいかも知れません。
その際はごめんなさい。

投稿者 桧井保孝 : 07:51 | コメント (4)

2006年06月13日

ル・マンへの道 パート6 チームJLOC大集合編

昨日のパリはシャルル・ド・ゴール空港へのお迎えについてです。

ル・マンからシャルル~空港は道を間違えなければ2時間半ぐらいだと思います。
しかし、最近取材で海外へ来るといつも思うのはディーゼルの乗用車がすばらしく良いこと!!!
加速はトルクがあるから1000回転くらいからぐいぐい引っ張るし、制震対策がしっかりなされているのでアイドリングの振動も思いのほか少ない。
スピードもでる上、何よりも燃費が良い。

レンタカーと私.JPG
ホテルの前で、プジョーのディーゼル車です。かっこいいし良い車です。

イタリアに行ってもフランスに行っても走っているのは殆どディーゼル。
こんなに良いのだから早く日本もディーゼルを市場に出す土壌を作るべきだと思うのですが・・・
こんなにディーゼルを褒めるのは
スピード違反でフランスの高速警察に捕まりそうだったとか!!!
あるいはフランスにもオービスがあって知らずに光らしてしまったとか!!!
そんな理由ではありません!!!!!!

こんな話は横に置いておいてですね。
テーマを戻しましょう。

昨日パリの空港まで迎えに行ったのは強力な助っ人(手前から)
JLOC発足時点からのメカニックをして下さっている寺井さん。
レースの海外経験の豊富な通訳の伊藤さん。
ドライバーなんですがイタリア語英語を話せるダンディーな古谷さん。
則竹さんを待ちぼうけ.jpg

で、偶然助っ人と一緒の便で到着したのがなんと!!!
今回、密着取材してくれるティーポの副編集長佐藤さんとカメラマンの佐藤正勝さんでした。

偶然佐藤さん.jpg

偶然正勝さん.jpg


ちょうどその便の到着出口で小生とマネージャー明嵐さんが待っていると自動小銃抱えた強面で迷彩服の兵隊さんがやってきて出口を封鎖してしまったのです。
なにがあったのかわからないままですが、要人が来るはずだったのか?テロの垂れ込みがあったのか?
なんにせよ迫力満点でした。
怖かった~~~
と、言うより皆に無事会えるのか不安でした。
怖かった.jpg
小心者なので控えめに撮りました。

で、最後のお迎えはチームオーナーである則竹さんと奥様でした。

疲れている皆さんは食事もそこそこにお休みになったのでした。
古谷さん熟睡.jpg
食べた瞬間に座ったまま寝ているダンディー古谷さん

今日は更に2人が合流して段々大部隊になっています。

明日はル・マン市内のジャコバン広場で公開車検があります。
チームスタッフ全員の集合写真も撮るそうなので撮れたらアップしますね。

投稿者 桧井保孝 : 07:06 | コメント (2)

2006年06月11日

ル・マンへの道 パート5 今日はパリにお迎え!

昨日は準備に追われましたが今日は今からパリに日本から来る仲間をお迎えに行ってきます!
旗.jpg
近くの学校の旗です。
ル・マンだ!
な~んてつい1枚。
また、報告しま~す。

投稿者 桧井保孝 : 15:41 | コメント (3)

2006年06月10日

ル・マンへの道 パート4 レースまでの流れ編

皆さん「ル・マン24時間レース」参加した事あります???
ないですよね~~~

そこで小生も初めて参加ですし、分からない事だらけだったのでここでレースまでの流れを書き残しておこうと思います。
なんせイベント自体が長~~~い!
今回のレース日程は6月1日に日本を出発して帰国予定はなんと19日です!!!

出発成田にて.JPG
6月1日成田出発風景です。

日本のスーパーGTは基本的に長くてもレースウィークは木曜日のテストからです。普通は金曜日公式テスト土曜日予選、日曜日決勝。
つまり3日または4日でタイムスケジュールが進んで行きます。

では、ル・マンは?と言うとまずテストデーが2週間前にあります。
しかもテストデーだけで3日間の日程です。
今年の場合、6月2日から4日でした。
このテストデーに参加するには6月2、3日の運営上のチェックと車検なるものがあります。
運営上のチェックとは直訳しすぎかもしれません。
しかし、結構細かくスーツや装備品から経歴等までいろいろ確認させられました。ちなみに今年からル・マンではハンズを装備しないと走れない事になっています。やっぱり安全にはうるさいんですね。いい事です。
山西初ドライブ.jpg
ヘルメットの後のがハンズです。クラッシュ時に首を守ります。

マルコ受付.jpg
ドライバーマルコさんの受付です。

受付最後の説明.jpg
イベントの協力をしてくれと説明を受けました。長いのでマルコさんあくび中

パンフレットの写真.jpg
パンフレットの写真撮影。いつも思うけど山西君は慣れてます。

台数が多いのでのんびりと2日間かけてする感じです。
車検は時間がどの車は何時から何時と公式通知で発表されています。

車検LMP1.jpg
これは車検に向かうLMP1です。

ドラミ.jpg
ドライバーブリーフィングの会場です。日本語での説明はなし。多分理解できてると思う。多分ね。

今回のテストに参加したのは43台でした。
ちなみに来年出る方はかなりラッキー!!!
体力がない人でも大丈夫!!!
なんと車にエアコンがないと出れない規則になるそうです。
車内温度の上限制限が出来ると言うのです。
これは本当にいい事です。
最近のレーシングカーはパワステ、パワーウインドウが結構多いのですがレーシングドライバーとしてはエアコンは是非とも欲しいオプションですね~~~
日本のレースでも車内温度のルール作ってほしいな~~~
夏のマレーシアのレースなんてクールスーツが壊れるとまず脱水症状間違いなしですもんね。
ちなみに私が脱水症状で倒れた時は車から自力で降りたのですがまったく動けなくなって手はブルブル震えるし全く立てないし、サーキットドクターに点滴打って貰って~~~と言うのが精一杯でした。
話を戻してこの2日の内にコースの下見に行きます。
残念ですがその日はあくまで一般公道です。
公道車.jpg
一般の車がいっぱい走ってます。


車で走れる区間はありますが、あくまで参考程度しか分かりません。
それでも少しでいいから足しになれば・・・
長~いコースですが頑張って見に行きます。
そんな事あんな事しているとあっと言う間にテスト本番です。

マルコ山にアドバイス.jpg
緊張する山西君にマルコさんがアドバイス

この2年に走ったことない人は最低10周が義務化されていて満たない場合は本戦に出場できません。
そのドライバーが下手でなくとも10周走ってなければ車のトラブルだろうが他のドライバーのクラッシュだろうが出場できないのです。
この10周の長く恐ろしい事!
どんなにゆっくりでも良いから10周走って来てね。と言われても走った事ないだけにブラインドコーナーなんかは本当に不安!
ゲームではこっちに曲がってたけど良いんだろうか?
不安な時はゆっくり走ろう!!!
な~んていろいろ考えながら取りあえず10周を無難に走ります。
ま~怖かった!!!
無難と言ってもスピードを考えるとあまり無難と言えるレベルではないですもんね。
300キロって言うとハンドル切りそこなったらぐちゃぐちゃになるな。
な~んて冷静に考えると結構冷や汗もんです。
しかし、ラインが見え始めると狭いコースもちゃんとコース幅いっぱい使えるようになってきます。

と、思ったら走行終了。

まだ覚えきれてない。
あっちもこっちもまだ練習が必要!!!

あまりに早い8時間でした。

結構赤旗での中断が長いですし、初めての緊張で「あっっっ!」と言うまでした。

チーム記念撮影.JPG
則竹会長とドライバーと車両制作のライター社長。あ~~すみません小生の首が閉まってませんでした。

テストデーが終わると車はもう一度新しい部品を組み直す為に1週間のお休みです。

でも、ドライバーもメカニックも24時間という長~いレースに向けて調整に入ります。

そんな訳で来週が本当のレースウィークなのです。

月曜日火曜日がまた車検と受付。
水曜木曜が公式予選。
金曜日がお休みで土曜日にスタート。
日曜日が栄光のゴ~~~ル!!!

と言うことでまた明日!
お休みなさい。

投稿者 桧井保孝 : 06:37 | コメント (1)

2006年06月09日

ル・マンへの道 パート3 準備編!

聞くも涙!語るも涙の準備編と行きましょう。

なんせ小生にとって「ル・マン」なんて夢の場所!

だってブログのタイトルがル・マンへの道ですから!
最近皆さんに「これでドライバーとして目標にたどり着いてしまったんじゃない?」なんて言われたりしてます。
と・とんでもいない!!!
今年で総合優勝をしてしまったら別ですが
ブログのタイトルを「ル・マン総合優勝への道」に変更しなければ!!!
ちょっと欲張りすぎかな~

話がそれましたが小生が行く事になってからは国内のレースの合間合間にいろいろ調べておりました。
特にコースに関してです。
どんな資料でもストレートが長いこと、普段は一般道なので道が悪い事などが中心です。
走り方について細かく書いたものが見つからない。
ん~~~困った!!!

13,6キロもの長~いコースを事前下調べなしでいきなり走ればチームに迷惑かけてしまう可能性が高い。
少しでも良い成績を残すにはファーストドライバーのマルコさんにテスト時間を少しでもあげる事。
つまり小生の仕事は最低の時間でマルコさんに近いタイムを出すこと、しかも無理せず安全に!

そんなことで実は以前フェラーリのテストコースを初めて走る時にゲームセンターで一生懸命ゲームをして覚えて行ったのですがこれが結構役にたった事がありまして今回もゲームで勉強していきました。

いかんせん一般公開していないコースだと少し早めに行って練習する。と言うことがまったく出来ません。そうなるとゲームが一番良いのです。文明の利器の活用です。

今回使用したのはプレイステーション2のグランツーリスモ4です。
これがえらい!!!
凄い!!!
良く出来ている!!!

初めてしたのですが本当に感心しました。
ちなみにこのネタはある時中学生時分からの友人の寿司屋さん(広島市のタカノ橋にある大八)でご飯を食べてて何気ない会話の中でル・マンの練習がグランツーリスモ4で出来るよ!と教えて頂き、更にハンドルやソフトまで貸してもらってしまったのでした。

ただ、それからが大変だったのです。
借りる時に説明書の中にコース図がない。「あれ?実はないんじゃないの?」「確かにあったはずじゃがの~?」なんて言いながらとりあえず借りたのです。

このゲームはどうやらど素人の国内B級ライセンスからいろいろなテストをしながら勝ち進み国内A級そして国際B級、国際A級と勝ち進むゲームらしい。なるほど、「しょうがない。どうせ簡単だろう。」そう考えて始めました。

あさはかでした・・・

ひとつのライセンスに15科目のテストがあります。
1回でパスできるものもありました。
しかし・・・

小生ただ・・・ただ、ただル・マンが練習したいだけなのに・・・

グレードが上がれば難しくなる。どうでもいいル・マンと関係ないコースなのにコースを覚え込まないとパス出来ない・・・

もっと悲しいのは小生持っているライセンスは国際B級です。当然国際Bが取れればル・マンが走れると思っていました。
国際B級が取れたときどんなに嬉しかったか!!!
・・・でも、このゲームの中ではもっと上のライセンスを取らなければル・マンは参加できなかったのです・・・

つまり、ゲームの中でさえ「ル・マンへの道」は遠かったのです。

それから何時間も掛けて国際A級を取りました。
国際A級を取れたときこれがまたどんなに嬉しかったか!!!

ところがです!!!
聞いてください。
F1ではないのにスーパーライセンスなるものが設定されているのです。

静まりかえった真夜中のテレビの前で小生は大きく肩を落とし、呆然としたのでした。

久しぶりに自分の無力さを思い知らされました。

ル・マンに行けない・・・

しかし、すぐまた気を取り戻して自分が持っていないスーパーライセンスを取る為にひとつずつ学科をクリアして行ったのでした。

そんなこんなで結局スーパーライセンスは取れなかったのですが、実はスーパーライセンスの最後の2つめのテストがル・マンのフルコースのタイムアタックだったのです。
車は2003年優勝車ベントレースピード8です。
これで練習だ!!!
そう思い何回走ったか!!!
そして根性で出したタイムが

プレステベスト.JPG
凄いタイムでしょ!!!先日の優勝候補アウディR10より速いんです!!!

ル・マンに行くだけで大変でした。
しかし、グランツーリスモ4で練習しておいて良かった。
本当にそっくりです。
ただし、1コーナーが少し違う気がするのですが・・・

それが一番大変な事前準備でした・・・

他にもいっぱいあるのですがこれぐらいにしときます。

投稿者 桧井保孝 : 06:24 | コメント (3)

2006年06月08日

ル・マンにてパート2です。

きっと皆さんが一番知りたい話題からお話してその他の小話は後にしましょう。

と言う事でル・マンのサルトサーキットを走った感想から行きましょう。

1周が13,650キロメートルもあります。
サーキットに到着した日にピーター・コックスさんに自転車を借りることが出来たので1周回ったのですが長い!長すぎる!特にストレート!
マルコさんは「自転車で行こう!」と私が言うといや~な顔して「山西と行って来てよ。」とあっさり断られたのが納得行きました。
我々がエントリーしているLMGT1で1周約4分掛かります。
もちろん決してゆっくり走っていません。ストレートは6本あるようなものですがその殆どで300キロ近いスピードが出ます。

山テスト中しんどいマル.jpg
緊張して乗る山西君と暑さで疲れたマルコさん

殆どの区間が普段は一般公道ですからエスケープゾーンが本当に狭い!
ガードレールのすぐ脇は民家!
レース期間中この家の人はどうするのだろう?と真剣に考えたりして。

そんなところを走ります。

6月1日に日本を出発して2日3日と受付や車検を行い、4日にテスト走行でした。
我々に3人のドライバーに課せられた課題は3人とも最近2年間にル・マンに出場していません。
それで、ルールで一人最低10周の慣熟走行が義務付けられているのです。
走行ラップが足りない場合は本戦に出場できません。
車がトラブルを起こしたとか前に乗っていたドライバーがクラッシュしたとかいい訳は許されません。
走行時間は朝9時から13時まで午後が14時から18時までの合計8時間です。
長~い様で短い!
だってこの長いコースが理解できていれば10周は40分です!
スピードがスピードだけにちょっとハンドルを切るタイミングが間違えばすぐクラッシュです。
ミスが許されないだけに怖い!
すこしずつあせらずになれるしかない。
ストレートはもちろんすぐ先さえ見えないコーナーがたくさんあります。


最初は本当におっかなびっくりでした。
走り出しではみんな同じに見えていた森の風景も理解でき始めると面白い。
超高速サーキット!と言うより超高速峠!と言う感じです。
コーナリング中のアップダウンやブラインドコーナーの恐怖感もすぐに心地よいものに変わりました。
それは一つにはコースに配置されているオフィシャルの方々も旗を振るタイミングや振り方が絶妙でどんな人なのか会ってみたいぐらい信頼できる事もかなり手伝っています。
きっと旗振りのキャリアのある人がたくさんいらっしゃるんです。

ルマン1コーナー.jpg
グランドスタンド前ストレート

1コーナー山西.jpg
ちょっと邪魔な人が写ってますが・・・難しい1コーナーと2コーナーです。

一番難しく感じたのは1コーナーです。
250キロから曲がりながらの減速ブレーキが本当にリズムが取り難い。
次は同じ理由でユノディエールの最後のコーナーです。
これもブレーキ踏み始めに車の方向を変えないといけない。
セッティングが最高速を少しでも伸ばす為に極端なローダウンフォース仕様でしかも低速コーナーからの立ち上がりで少しでもトラクションを稼ぐ為にリヤのサスペンションは結構柔らかい。それゆえに出てくるブレーキング中のリヤの不安定さが現在の自分の課題かな?

日本のコース、日本のレースでは経験できない事が多いので良い勉強になります。
結構頭の中のリフレッシュが出来ました。

いやいやまだまだこれからです。
次はどんなことがあるのか!どんなことが起こるのか!楽しみです。

投稿者 桧井保孝 : 06:08 | コメント (3)

2006年06月07日

ル・マン!ル・マン!ル・マン!

ついに!ついに!!ル・マンにやって来ました!!!

ながーくブログをお休みしていました。
前回の全日本スポーツカー選手権から今回の待望の「ル・マン」までが短かったので準備に追われてブログに関しては何も出来ませんでした。
すみません。

だって「ル・マン」なんですもん!

なんてったって「ル・マン」なんですよ!!

このブログのタイトルが「ル・マンへの道」なんですからそれはもう準備にも力入ります。

ず~と大きな大きな目標の一つでしたから!

なが~く運転手してますがやっとたどり着いた~って感じです。

で、これからレースまではまだ10日間ぐらいありますがついに!やっと!初めてタイトルどおりのテーマでブログを展開していきたいと思います。
つまりいつもの愛車W124の修理日記ではありません!!!

で、今はどこでなにをしているか?
実はこの日曜日が今年のル・マンのテストデーでした。
そんな訳で今はル・マンのホテルからアップしています。
明日から少しずつ今日までの過程を準備を含めてレポートしていきます。

ルマンピット風景.jpg
ル・マンのピットです!テスト前日の搬入日風景。

そうそう!今回から写真をクリックすると写真が大きく出来ます。
試してみてください。
写真も良いのが撮れる様にしますね。


さて、頑張るぞ!

とりあえず、寝よっと!
おやすみなさい。


投稿者 桧井保孝 : 05:21 | コメント (3)

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