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2006年06月08日

ル・マンにてパート2です。

きっと皆さんが一番知りたい話題からお話してその他の小話は後にしましょう。

と言う事でル・マンのサルトサーキットを走った感想から行きましょう。

1周が13,650キロメートルもあります。
サーキットに到着した日にピーター・コックスさんに自転車を借りることが出来たので1周回ったのですが長い!長すぎる!特にストレート!
マルコさんは「自転車で行こう!」と私が言うといや~な顔して「山西と行って来てよ。」とあっさり断られたのが納得行きました。
我々がエントリーしているLMGT1で1周約4分掛かります。
もちろん決してゆっくり走っていません。ストレートは6本あるようなものですがその殆どで300キロ近いスピードが出ます。

山テスト中しんどいマル.jpg
緊張して乗る山西君と暑さで疲れたマルコさん

殆どの区間が普段は一般公道ですからエスケープゾーンが本当に狭い!
ガードレールのすぐ脇は民家!
レース期間中この家の人はどうするのだろう?と真剣に考えたりして。

そんなところを走ります。

6月1日に日本を出発して2日3日と受付や車検を行い、4日にテスト走行でした。
我々に3人のドライバーに課せられた課題は3人とも最近2年間にル・マンに出場していません。
それで、ルールで一人最低10周の慣熟走行が義務付けられているのです。
走行ラップが足りない場合は本戦に出場できません。
車がトラブルを起こしたとか前に乗っていたドライバーがクラッシュしたとかいい訳は許されません。
走行時間は朝9時から13時まで午後が14時から18時までの合計8時間です。
長~い様で短い!
だってこの長いコースが理解できていれば10周は40分です!
スピードがスピードだけにちょっとハンドルを切るタイミングが間違えばすぐクラッシュです。
ミスが許されないだけに怖い!
すこしずつあせらずになれるしかない。
ストレートはもちろんすぐ先さえ見えないコーナーがたくさんあります。


最初は本当におっかなびっくりでした。
走り出しではみんな同じに見えていた森の風景も理解でき始めると面白い。
超高速サーキット!と言うより超高速峠!と言う感じです。
コーナリング中のアップダウンやブラインドコーナーの恐怖感もすぐに心地よいものに変わりました。
それは一つにはコースに配置されているオフィシャルの方々も旗を振るタイミングや振り方が絶妙でどんな人なのか会ってみたいぐらい信頼できる事もかなり手伝っています。
きっと旗振りのキャリアのある人がたくさんいらっしゃるんです。

ルマン1コーナー.jpg
グランドスタンド前ストレート

1コーナー山西.jpg
ちょっと邪魔な人が写ってますが・・・難しい1コーナーと2コーナーです。

一番難しく感じたのは1コーナーです。
250キロから曲がりながらの減速ブレーキが本当にリズムが取り難い。
次は同じ理由でユノディエールの最後のコーナーです。
これもブレーキ踏み始めに車の方向を変えないといけない。
セッティングが最高速を少しでも伸ばす為に極端なローダウンフォース仕様でしかも低速コーナーからの立ち上がりで少しでもトラクションを稼ぐ為にリヤのサスペンションは結構柔らかい。それゆえに出てくるブレーキング中のリヤの不安定さが現在の自分の課題かな?

日本のコース、日本のレースでは経験できない事が多いので良い勉強になります。
結構頭の中のリフレッシュが出来ました。

いやいやまだまだこれからです。
次はどんなことがあるのか!どんなことが起こるのか!楽しみです。

投稿者 桧井保孝 : 2006年06月08日 06:08

コメント

始めまして。
憧れのル.マン頑張ってください。
私の若い頃(ロスマンズポルシェ~シルクカットジャガー〕の頃良くみてました。
W124のコーナーもたのしみにしてます。 

投稿者 asp : 2006年06月08日 20:18

いや~~凄そうだね~~。
でもがんばれ~~~。

日本ではイタリヤ車の1-2ね!!
こっちが一番でよろしく。

投稿者 Orange : 2006年06月08日 23:41

aspさん宜しくお願いいたします。どこかでお会いしてますか?
Orangeさんお手柔らかに。そういえば確かそちらのチーム関係者の方がいらっしゃるとか?会えると嬉しいな!

投稿者 hinoi : 2006年06月09日 04:37

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