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2006年10月12日
サイドウェイへの道 その1 Austin A40 Farina Mk1

さてさて、お待たせしました! A40 Farina 「サイドウェイへの道」編 その1です!
エントリー締切直前に再び「お願い出て!」と御達しがあり、OKしたはいいのですが・・・
レースはもちろんサーキット走行もろくに無い僕とファリーナ。さて、どうしよう・・・
まずはサイドウェイのレギュレーションをよく見ることから始まりました。
車両規則:
* 参加有資格車両は英国車を主体とし著しい性能格差のある純レーシングカーは枠外とする(主催者認可の車両を除く)。*
1:年式は基本的に1968年までとする(主催者認可の車両を除く)
2:レプリカおよびオリジナルの雰囲気を壊す改造を認めない
3:’50〜60年代当時に存在しないカラーリングを認めない
4:広告目的のステッカーを認めない(主催者認可の物を除く)
5:FIAで認める年式に準じたロールバーの装着が望ましい
6:消火器、牽引フックの装着を義務づける
7:室外から電源を落とせるカットオフスイッチの装着が望ましい
8:排気量に準じたオイルキャッチタンクの装着を義務づける
9:タイヤはG5,R7,CR65を強く推奨するとともにSタイヤの使用を禁止する
10:参加資格および受理に関する判断はSWDC事務局の判断で決定される
うーん どうやら車両規則的には、ファリーナの場合、消化器・牽引フック・キルスイッチ・オイルキャッチタンク等のサーキット走行をする上での基本的な安全装備を施せばとりあえずの走行はOKのようですね。
タイヤはSタイヤの装着は禁止。G5,CR65等のダンロップ・レーシングの装着が好ましく、もしくはノーマルのラジアルタイヤでも可。
うーん・・・ノーマルでも走行可だけど、ここはちょっと考えなきゃねぇ
続いてエントラント規則を見ると・・・
1:国内A級ライセンスおよび準じたライセンスの保有が望ましい
2:FIA公認またはヒストリックスタイルのスーツが望ましい
3:FIA公認のグローブ、シューズ等の着用が望ましい
4:ヘルメットはC種以上が望ましくカラーリングの趣向を凝らして欲しい
5:エントラントの服装はイベント主旨を理解した各自のコスプレを熱望する
6:メカニックに関しても上記の主旨を理解して趣向を凝らして欲しい
あらら・・・ 問題だらけですね(笑)
ライセンスはもちろん、ヘルメットもレーシングスーツもグローブ・シューズもぜーんぶ無いぞ!
こりゃ大変だ! ってことで慌てて揃えることに・・・

そんなこんなであれこれ探して揃えたのがこれ。
当時の雰囲気を演出することを前提に、さらに安全面を考慮してすべてFIA公認取得品で揃え、メットに関しては4輪SNELL-SA規格にもこだわってみました。
でも身の周り品を揃えただけで安心していてはダメ・・・
問題のマシンを作り込まなくちゃ!
まず問題となるのがファリーナの貧弱なブレーキ。
サイドウェイにはA35やスプリジェットが多くエントリーしていますが、もちろん皆レーシングカーなので、フロントは当然ディスク式に改められていることでしょう・・・。
僕のファリーナは4輪ドラム式で、しかも後ろは1つのシリンダーから機械的なリンケージを使って作動させるA35譲りの旧式なブレーキシステムのままなんです。
でもブレーキをディスクに交換する時間も予算も無い・・・
せめてブレーキシューだけでも効くモノに交換しようと思っても選択できるのが純正品1種類しか無いんですよねぇ・・・
困った・・・ でもあのブレーキのままだとスピード出せないし
こうなったら 無いものは作るしかない!! そんなこんなでワンオフでファリーナのブレーキシューを製作することにしました。
今回、ファリーナ用レーシングシューの製作に協力して頂いたのは "MARVEL"や"ZEST"ブランドのパッドで有名な目黒区にある目黒ライニング商会さん。
ファリーナの写真を見ながらレースの主旨を説明し、熱の影響を受けやすいドラム式と言うことで「対フェード性能とコントロール性能を重視したレース用ライニング」と言うリクエストをもとに最適な素材をセレクトして頂き、持ち込んだ純正シューを剥がして製作して頂きました。

これがファリーナから取り外した純正のブレーキシュー。見るからに効かなさそう・・・

これがパッドやシューに使われる材料。
メタル・非鉄素材・カーボン等の種類や配合率によって様々な特性を持っています。


これはファリーナのドラム。深い溝がいっぱいです。 このようにドラムも研磨してもらいました。

左が研磨前、右が研磨後 一目瞭然ですね。


専用の接着剤を塗って、クランプで固定して接着した後、釜に入れ高温で焼き付けます。


ジャジャーン!! これが完成したMARVELブランドのファリーナ用レーシング・シュー
この後、組み付けて・調整後、走行しながら当たり付けをします。
さて、効きの程は・・・??
次回につづく
投稿者 中村優 : 2006年10月12日 15:35
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