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2007年07月 の記事

2007年07月24日

縁の下の力持ち(エラン)

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すでに裏カーマガジン笹本ブログでも触れられているように、カーマガジンというかネコ・パブリッシングの偉大な友人であり、英国の専属エージェントとして30年来活躍してきたマイク・トンプソンが、昨日の夜亡くなりました。

本来、旧車レポートとは関係ない・・・かもしれませんが、奥村さんのアレクシスが日本の地を踏んだのも、チャンヨツ英国探訪シリーズをお送りできたのも、僕がロン・ヒックマンに逢えたのも、我々とクラシック・ティーム・ロータスをつなげてくれたのも、みーんなマイクあってのことでした。

確かに本誌にはほとんど登場しない、いわば縁の下の力持ち的な存在ではありましたが
カーマガジンは彼のような人々の温かい協力があってこそだ・・・ということを皆さんにも知っていただきたくて掲載した次第です。

今日は朝からなんだか仕事をする気にも、何をする気にもなれません。


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いつもロータス行く時は、必ずこのアンカーホテルを予約してくれたっけ。
これは時差ぼけで思いっきり早起きしたときに、マイクと二人で散歩した時のショット。
そうだ、THE LOTUS BOOKのウイリアム・テイラーを紹介してくれたのもマイクだったんだ。

さよならマイク。
ご冥福をお祈りします。

投稿者 藤原彦雄 : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月22日

さてさてアングリアのエンジンはどうなってるでしょう(Anglia)

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イギリスから届いたACCRALITE製のピストンをナプレック(042-660-1185)の名古屋さんに検証してもらいます。え〜!!これって加工前提のピストンなんですって〜!?ピストン・トップの肉も厚すぎる為、内側を削って肉抜きする必要があるそうです。隣にあるJE製のピストンはこの通り加工済みです。


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新たに持ち込んだピストン径(83.5mm)から、名古屋さんが計算をした結果、同様に持ち込んだケントスピード特製のバルブのバルブ径はバッチリ最適だそうです。


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コンロッドもガレージ・ピアス(0265-76-5759)の宮島さんの協力によりゲット!
今回もまたしこしこ重量を合わせます。いやーコンロッド上部と下部の重さを合わせているのですが、けっこう大変です。ノーマル状態だと全然バランス取れてないんだもん。


投稿者 奥村純一 : 21:35 | コメント (1) | トラックバック

皆考えているコトは同じなのね(エラン)

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金曜日、締め切り明け直後にも関わらず、ひとりで名古屋日帰りを敢行(もち自走よ)したら流石にバテバテで今日は1日ほとんど寝てました。
で、夕方になってようやく“何かせねば”と思い、重い腰をあげたのですが
ブログを見たら、↓A40ナカムラちゃんも、ナガウオさんも同じコトをしてたみたいですね。

そう。旧車乗りの儀式、ザ☆虫干しです。


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確かに色々な人に会うたびに“エラン乗ってる?”って挨拶代わりに言われるほど、エランほとんど乗ってないからなぁ。記憶から消えそうだもの。
確か最後に動いたのは、エラン・ミーティングのときかも・・・ということはほぼ2ヶ月ぶりなのか!

恐る恐るボディカバーをはぐって見たら、思ったほどじゃない感じ。
カビも生えてないし。あー良かった。じゃ、今日はこれでオシマイ・・・と助手席のドアを閉めようとしたら・・・

チャポッ

もしやこの音は・・・
そう、確か去年も同じようなことをしたような・・・
先日の台風のせいか、助手席のドアに水が溜まっていたのでした。
で、さっそくドアの内張りはずし。

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見えます?
ドアのキャッチ側の隅の袋になっているところにしっかり水が溜まってます。
まぁFRPだから錆びたりしないけどさ、でも知ってる? その代りFRPって腐るんだぜ!

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で、えっちらおっちらやっていたら、なんとドアハンドル裏のジョイント部を壊したのでした。
トホホホ。
ストックのドアハンドルに換えようか? とも思ったけど
勿体無いので泣きながら直しました。
人間、やればできるもんです。
昔からできる子だったし・・・(嘘)

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ちなみに名古屋にはこのアルファ159 2.2JTSで行ってきました。
最近セレスピードやQトロニックが出たばかりですが、この6M/T、なかなか良いですぜ。

・・・というのも、アシだったグラセニ君が引退して以来、実はアルファに乗っているよしみで
フィアット オート ジャパンさんから借りていたからなのです。
え? でも普段乗ってるのはこの159じゃないよ。

正解は26日発売の本誌にて(宣伝くさ~)!


投稿者 藤原彦雄 : 00:11 | コメント (2) | トラックバック

2007年07月21日

まだ明けないの? (ファリーナ&カニ目)

すっきりしない天気が続きますね

ファリーナは雨の中もアシとして活躍してもらってますが、自分のカラダは1つしかないのでその間当然カニ目ちゃんは青空駐車場でお休み。
梅雨の間カバーを掛けっぱなしで放置プレイ中なんですが、これだけ湿度が高くて日照時間が少ないと、かなりヤバいことになってきてます。 奇麗なお肌にプクプクと水ぶくれが・・・。

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カバーは防水が完全に切れちゃってるので容赦なく雨が侵入して隙間だらけの幌だけに当然室内に流れ込み、カーペッドはビチョビチョ・・・これが中々乾かないんですよね。
先週末から続く雨空のおかげで虫干しも出来ず、室内は蒸し風呂状態でカビと油の臭いが混ざって素晴らしい香りが漂っています。

今日は久しぶりの青空(一瞬ですが)だったので、ここぞとばかりに幌をめくって風を通してみたり。

あぁ ガレージ欲しい・・・。

梅雨明けはまだなんでしょうか?

投稿者 中村優 : 15:11 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月12日

お久しぶりの報告です☆

さてさて、Alexisの近況ですが、実は大変な事になっていました。
6月3日、ルマン・チャレンジの前座でHFRのメンバーの葉巻きでの模擬レースが行われました。もちろん僕もエントリーさせてもらっていたのですが、レース前にフェイズワン(045-592-2161)に持ち込んでビックリ!!!
な・なんと右駆動輪のハブナットが付いてません。
ありゃりゃ。。。緩んで落としたのかな〜チェックしていると、どうもおかしいんですよ。
ナットが付くはずの所にはネジ山が存在していません!!
え〜、じゃあハブはこのスプラインだけで止まっていて固定はされてないのね!!!

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ちなみにこれが正常な左側のハブナットです。


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そして問題の右側、見事に無くなっていますね。
う〜ん、二年前の筑波でこのタイヤに追突されてるんですよね。
ドライブシャフトは新品だったので、経年劣化では無く、この時の受けたダメージが
じわじわと影響してきたのでしょうか!?


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家で僕は死んでたかもしれなかったと、大騒ぎしていても妻はピンときてない様子。
ちょうど、遊園地のジェットコースターの事故検証の記事が朝日新聞に掲載されていたので、これと同じような事だったと説明してようやく納得してくれました。
いやー、走行中におきなくて良かったです。
この修理と自動車税4台分(一台はびっくり5リッター!)の支払いで、次回7月16日筑波でのレースは見送ることに。。。しばらく財政を整えてまた復帰しま〜す☆

投稿者 奥村純一 : 20:14 | コメント (2) | トラックバック

2007年07月11日

みどりの会(エラン)

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ここ2週間ほど、ジャガー・ジャパンさんからXJ3.0エグゼクティブをお借りして乗ってます。
よって、我が家の駐車場はこのような状態に。
緑、みどり、ミドリ!
うーん、ここまでくると異様だ。

ちなみにXJ君はすっごく良くて、このまま乗り逃げしたいほど。
でもお値段は769万円なり。チーン。一生買えないや、チェ。

さてさて、そんなXJですが、この2週間ほどの間の走行距離はぬわんと2000km。
グオオオオー! そんなに走っていたのかぁー!!
っていうほど、実はムチャクチャ忙しくてブログを書くどころか、エランに触れることもままならないのでした。

さぁー、今日も徹夜だったし、そろそろお家に帰ろーかなー?

投稿者 藤原彦雄 : 13:13 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月02日

いろいろありました・・・。その3 A40 Farina & カニ目

さて、カニ目のトラブルも一応解決したところで、本題のファリーナ復活大作戦の開始です。

まずは吹き抜けたガスケット。今回は、より耐久性を求めメタルガスケットを使って組み上げることに。

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見た目にも随分と丈夫そうなメタルガスケット(下)

手に取ってみるとまずその重さにビックリ。ペラペラの純正品の何倍もの重量があります。
じっくりと観察してみると、上下2枚の金属製シートで中の芯材が挟むサンドイッチ構造で、4カ所のリベットで固定されています。
表面は凹凸(ビード)加工されており、ヘッド/ブロックの圧着面にバネ力として応力を発生させ、シール性を高める役目をし、均等に面圧が出て安定した保持力が得られるのが特徴のようです。

あと、厚みも増すので(いくつか種類があるようですが)フラットピストンにはちょっと少ない燃焼室容量のファリーナのエンジンには圧縮を落とす意味でも丁度良いかもしれません。

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メタルガスケットをブロック面に落とし込み、ヘッドを載せて規定トルクで締め付けます。
プッシュロッドを差し込みロッカーアームを取り付けてタペット・クリアランスの調整をして作業は完了。


さて、早速エンジンに火を・・・っと思ったけど燃料ポンプが無かった!


ポンプを調達しなきゃいけないんだけど、機械式は例のカニ目に使ってたタイプしかないんですね。
もう一度同じポンプを購入する勇気はボクには無い(笑)
それに今、ポンドもユーロもドルも外貨はみな高いんですねぇ

実はファリーナが僕のところへやって来た当初は、機械式ポンプと電磁式ポンプの2個が並列で装着されていたんです。これは英国でラリー・マシンとして活躍していた時のなごりで、実戦に耐えるためのヘビーデューティー仕様になっていたわけです。

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電磁ポンプはドライバーの手元のスイッチでON/OFFが出来るようになっており、万が一機械式ポンプに不具合が出た場合でも電磁式で補えるようになっていたようです。

しかし、残念ながら電磁ポンプは故障しており、エンジンをOHする段階で取り外してしまいました。

そんなこともあって、電磁ポンプを装着することにはまったく抵抗なく、今回ファリーナは電磁ポンプ化することにしました。それもセレクトしたのはミツバ製。メードイン・ジャパンです。

理由その1
サーキット走行などの高回転時にはどうしてもオイルを吹いてしまうのですが、これを抑える為にクランクケース内のブローバイガスを速やかに放出したい。これにはブロックから直接抜くのが最も効果的で、メカニカルポンプを外した穴から抜くのが加工を必要とせず一番良い方法だから。

理由その2
ファリーナにはウェーバー・キャブが装着されており、機械式に比べ燃圧や吐出量がより安定する電磁式のほうが有利だと思うから。

理由その3
ミニやスプリジェットに取り付ける場合、小型・軽量で取り付け場所を選ばず、しかもリーズナブルの三拍子が揃ったサイコロキャラメルみたいな英国製のアレを着ける場合が多いようですが、どうにもあの金魚ポンプのような作動音が常に室内に響き渡るのが、毎日アシとして使うファリーナにはちょっと辛い。その点、ミツバ製はエンジン始動後は殆ど作動音が出ず、とても静かだから。

理由その4
何よりも信頼性。ずっと作り続けられて愛用者も多いことが全てを物語るこのポンプ。トランジスタ・タイプは石が逝っちゃうともうお手上げですが、ポイント式ならなんとかなりそう!?(まぁダメになる時はどれでも一緒だろうけど)
あとペーパー式のフィルターを内蔵しているので、ライン状にあらたにフィルターを備える必要が無い。

ちょっと理屈っぽくなっちゃいましたけど、作動が安定してて丈夫でしかも静かってことが決め手でしょうか。

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そんな感じで元々着いてた場所へ装着した電磁ポンプ。 あれ?と思う方も多いと思います。そう、本来なら燃料タンク付近に取り付けるのが通常。これはポンプの特性で、引っ張るよりも押し出す力のほうが強いからなんですが、ファリーナはホーシング手前の垂直面付近にはリアのシャーシ・マウント・ブレーキシリンダーなんかがあってスペース的に厳しいという判断からです。ファリーナは可倒式リアシートで、明確にトランクルームが別れていないので、必然的にエンジンルームとなってしまうんですね。

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ポンプの装着が終わり、ブローバイ・ホースが3系統となったので、手作りオイルキャッチタンクもこんな感じで作り直しました。

さて次の作業はこれ。タイミングチェーンです。

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実はエンジンをOHした時に新品のチェーンを使って組んでいるのですが、伸びてしまったのか遊びが増えたらしく、以前からイヤな異音が出てたんですね。積算距離的にはたいしたキロ数ではないので、運転の仕方が悪いのか・・・。 いずれにせよ、もう一度新品で組んだところでまた直ぐに伸びてしまいそうなので、1本よりも2本のほうが当然強いだろうと安易な発想で、今回おもいきってDuplex KITを使ってダブルチェーン化してみました。
耐久性という点では距離を重ねないとなんとも言えませんが、イヤな音は完全に消えてガサガサした感じも無くなり、とても気持ちいいフィーリングに変わりました。

そして最後は、ずーっと悩みの種だったフロント・ブレーキホースをついに交換です!

ファリーナのフロント・ブレーキは8インチ径で、ホースもカニ目やA35より長いものが使われており互換性がないのです。ホースは劣化が進んでおり、ぶよぶよと軟化して安心出来ない状態でした。
でも、国内はもちろん本国にも無いんです。でもブレーキは命に関わる重要な部分だし、だから製作するしか方法がないようで、費用的にもずっと悩んでいました。

・・・ですが、あったのです! そのままポン付け可能なものが! しかもフェイズワンの在庫品で。

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見てください。長さピッタリでしょ? 実はこれエランのものです。

エランのフロント用が無加工でファリーナにドンピシャでした。 これで定期的なホース交換も困ることはありません。 似合う似合わんは別にして、ステンメッシュによるペダルタッチ改善の効果も絶大でした。よかったよかった。 発見者の綿貫さんに感謝です。

今回の一連の作業中に車検が切れてしまい、車検を受けてようやくファリーナは帰ってたのですが、こんな感じでどんどん良くなっていく我が相棒。 おかげさまでものすんごく調子がいいです。

ただ、修理代・部品代・車検代・自動車税のクワトロパンチでオーナーは完全にノックアウトして、しばらく放心状態から立ち上がれない状態だったらしいです。。。

おわり

投稿者 中村優 : 13:51 | コメント (3) | トラックバック

2007年07月01日

いろいろありました・・・。その2 A40 Farina & カニ目

さて、ファリーナの長期入院が決まってアシ車となったカニ目ちゃん。
あまりブログには露出しませんが、どうも燃料系統に問題があるらしく、1年前のGWで蓼科の山中で渋滞時に止ってからと言うものの燃料ポンプのダイアフラムやワンウェイ・バルブの点検・洗浄、タンク内やフューエルラインの掃除をしたり、キャブもバラして一通りOHしたりと、実は地味に色々と手をかけているのです。

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例のパーコレーション問題もあって、キャブはスプリジェット用の大型ヒートシールドを使い、更にサーモテック製の断熱材を貼付け、分厚いインシュレーター付きのインマニに交換して万全の対策を講じたのは昨年の寒い冬のこと。

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そして春を迎えその効果が試される時期になったわけです。
一通りの自前点検をしたカニ目をアシとして毎日使うようになったのは5月の中頃の話。暑くもなく寒くもなく毎日が爽やかな五月晴れで絶好のカニ目日和の中、一週間ほど何事も無く快調に走っていました。
数日後フェイズワンの綿貫さんから「ファリーナのヘッドが内燃機屋さんから戻ってきたから組み上げるよー!」と連絡があり、カニ目で都筑に向かった時それは起こったのです。
通り道のR246は大渋滞。しかもこの日は真夏のような日差しで気温も高く、水温はあっという間に上がっていきます。「ヤバいなぁー」と思いながら水温計とにらめっこしてると、今度はタコの針が上下に振れ出しアイドリングが不安定に・・・。
何度かストールしそうになりその度にスロットルを煽ると、ブスブスブスとカブって2発くらい死んでるようなお約束の症状が発生!
「パーコレーションかぁ?」とつぶやきながら前のクルマが少し前進した隙に左車線へ入り、10メータ程先にある路肩を目指すもまったく進まない。。。
その後むなしくストールしてしまい、ほんの少し下り坂だったこともあり一人で押しながら漸く安全な場所へカニ目を停めたのです。

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即座にフードを持ち上げ、キャブを組み付けた時に取り付けた燃料フィルターを覗いてみると、ガソリンで満たされているはずの中身はカラッポ・・・
ガスが来てない! 丁度1年前蓼科で起こったのと同じだ!
これで全ての点と線が繋がり謎がようやく解けました。
やはり不調の原因は丁度1年前に交換した燃料ポンプのようです。どうやら渋滞などで水温が上がりブロック自体が熱を保つと、直接ブロックに取り付けられた機械式の燃料ポンプは当然かなりの高温になり、内部のガソリンが沸騰してベーパーロックを起すようです。


ベーパーロックとは液体を使った系で、熱によって液体が蒸気(ベーパー)となってある部分に閉じ込められ(ロック)、系の機能が失われることで、【1】燃料系でフューエルパイプの中やポンプ内に燃料蒸気がたまり、フューエルポンプが燃料を供給出来きなくなってエンジンが止ること。【2】油圧式ブレーキのホイールシリンダーやブレーキパイプの中でブレーキ液が気化し、ペダルを踏んでもフカフカしてブレーキが利かないこと。
以上自動車用語辞典より抜粋。


↑まさにこれだわ。パーコレーションと同様に熱でガソリンが沸騰してしまうことによって起こる症状。
一度エアーが噛んでしまうと、何度クランキングしてもガスをキャブまで送るのは至難の業。セルかバッテリーが逝っちゃう前にすぐさま携帯でローダーの手配をすることに。

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カニ目もファリーナも同じ保険会社に入っているんですが、ロードサービスが無料で付いてるんですね。これは便利です。もちろんJAFにも入会してるんですが、JAFの5キロまで無料に対して保険会社は35キロまで無料なんです。
今回初めて使いましたが、対応もとても良かったです。あまりお世話にはなりたくないですが、いざという時は安心ですね。
そんな感じでカニ目を載せたローダーの助手席に座り、向かうはファリーナのあるフェイズワンへ。
到着後カニ目を降ろしお世話になったレッカー屋さんに挨拶した後、早速綿貫さんに1/2のスパナを借りて、ヘッドが降りて動かないファリーナからポンプを取り外し、カニ目に移植することに。

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左が新品、右がファリーナから外した当時物のAC Sphynx Y型機械式ポンプ。 このY型はカニ目にも新車時に装着されていたポンプでなんと49年選手です。見た目はボロいですが、真夏の渋滞でもサーキット走行でもノン・トラブルでした。
このポンプの特徴は "Priming Lever" と言うポンピングが手動で行なえるレバーが装着されています。
このレバーが有ると無いとでは大違い! これさえあれば現場での復旧率がほぼ100%になると言えるでしょう。
さらにカニ目にはポンプからキャブ燃料を送るホースにガラス製のフィルターを装着しているので、プリミングレバーを上下させて燃料を送り込むとフロートチャンバーへ燃料が伝わったか目視で確認することが出来ます。

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とりあえずファリーナで問題なく動いていたポンプ。しかもレバー付き。これでとりあえずは解決したようで、その後はノン・トラブルです。
今回の出来事では残念ながら新品のポンプの品質的な問題があったと言わざるを得ません。
ただ、同じもの全てが同様の症状が出ると言う訳ではなく、当りハズレがあると言うことでしょう。MINI1000や1.3キャブモデルなども機械式ポンプを使っていますが、ミニに装着されてるポンプはベークライト製のインシュレーターを介してブロックに取り付けられています。これだけでも随分と熱伝導は防げるのでしょうね。

そんなこんなでカニ目のトラブル話になってしまいましたが、ポンプをカニ目に持ってかれたファリーナはどうする!? 

次回につづく。

投稿者 中村優 : 15:09 | コメント (0) | トラックバック

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