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モーリス1100 の記事

2009年06月29日

モーリス1100のレストア 第31回(塗装編-3)

M3301.JPG

えー、暫く出張で編集部を空けている間にモーリスの塗装が進んだみたい!
でもなんか、ピッカピカになっちゃって、昔の面影がないですねぇ。
さーこのあとどうなるのか? はまた後日。ニンニン。

投稿者 藤原彦雄 : 15:34 | コメント (1) | トラックバック

2009年06月08日

モーリス1100のレストア 第30回(塗装編-2)+お知らせ

いよいよ佳境? に入りつつあるNEKOモーリスのレストア。
今問題になっているのは、元々塗られていたグリーンの再現であります。

とりあえず、ボディに残された痕跡(エンジンルーム内が一番状態がいい)を元に
デュポン製のウレタン塗料を配合していきます。
もうこれは、経験と勘とセンスが頼りの職人技。
いろんな色を微妙に足しつつ調合するのですが・・・これはその作業過程。
こうしてデータ取りをしながら、サンプルを製作します。

で、後日永遠ボディーから送られてきたのがこの3枚のサンプル。
一番右がエンジンルーム内。左に行くにしたがって濃く、暗くなっていきます。
いやーこれを選ぶのが難しい。
小さな板切れではベストと思える真ん中の色だと、全体に塗ったときに暗くなってしまいそう。

この辺は関係者全員の協議のもと、元色である右の色(現物とデジカメ画像ではちょっと発色がちがいますが)で塗ることにしました。

このあといよいよ塗装。
そして仕上げ工程に掛かる前に、メカニカルな作業に入ります。

■三角窓プロジェクト中止のお知らせ■

さて、ここ数ヶ月お送りしてきた、ADO16の三角窓ウェザーストリップ再生計画ですが
5月末の締め切り段階で、賛同いただいた方は14名。
台数にして18台分ということで、残念ながらプロジェクトを凍結せざるを得ない状態となってしまいました。

ご賛同いただけた方、大変申し訳ございません。
また改めて誌面でもご報告させていただくつもりですが、とりあえずこの場を借りてご報告いたします。

もちろん、この後大きなウェーブ(別に三角窓以外でも)があれば、このようなプロジェクトを発足させるのはやぶさかではございませんので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

※というわけで、うちのモールをどうするか(例のデッドストックを再生するのか、他のゴムを流用するのか?)は考え中。

うーん。返す返すも残念。

投稿者 藤原彦雄 : 12:12 | コメント (0) | トラックバック

2009年05月11日

レストアするということ。

先日のコメント欄にBirtersさんからの書き込みがあり
ちょうど良い機会だと思ったので、お答えしたいと思います。

そーです。エンジンルームはそのままです。
それで最初に見積もりどおり、費用は300万円オーバーです。

果たしてこれは高いのか? 安いのか?

今回のコンセプトは最初に挙げたとおり、オリジナルで使えるところはそのまま残す。
ということです。よって、例え旧くても、問題がない部分はそのまま使用します。

もちろん、このあと機関系のO/H、足回りのO/Hはするのですが、
鈑金塗装という意味では、ほぼこの後に色を塗るだけ・・・という状態です。


別に永遠ボディーの肩を持つわけでありませんが(ちなみにこれ、バーターでもタイアップでもないんです)、今回は通常なら、ペロっと1枚パネルを作り変えてしまうような部分でも、できる限り切り継ぎしたり、ボディの構造上面倒な部分も手を抜かず作業する・・・といったことを優先してもらいました。

ですから、他の鈑金塗装作業以上に手間と時間が掛かっています。

もちろん、全体をキレイにすればいい・・・という目的なら、もっと安くしたり、同じ予算で項目を増やしたりすることは可能なのですが、最初にもお話したように、今回のコンセプトは、いかにもレストアしました! といったビカビカな状態にすることではないんですよ。

それもこれも、これまでのネコ・モーリスの経緯を調べた結果、こういう処理がもっとも適切だと
判断してのことです。(どっかから程度の良いベース車探してきてニコイチしたほうが、圧倒的に安いはず!)

ただ、編集部なりに“歴史を残す”という行為をどういう風にしたらいいのか考え、
永遠ボディーさんを含めた関係各位とご相談したうえでの結果なのです。


・・・ということで、

当面の危機を脱するための手当する鈑金をするのか?
徹底的に新品状態に戻すのか?
手間とお金は掛かっても“オリジナル”なるものに拘るのか?
それとも、そのまま現状維持で乗り続けるのか?

それを皆さんが判断する場合の、ひとつのテストケースにしていただけたら
良いな・・・と我々は思っています。

たぶんフェラーリで鈑金塗装に300万円といったら誰も驚かないでしょうが
モーリスで300万円というとゾッとしますよね。
とはいえ、これまでの作業を見てきた僕自身の感想とすると
実はこれ、妥当な金額のような気がします。

ですから、もっと安く同じように施工してくれるショップを見つけたら
そこに出してみるのも良いと思います。

ただ、我々の場合、何処の誰が言っても同じ値段で同じサービスが受けられる
(これ、意外と大事なんです)ショップということで、永遠ボディーを選んだだけです。

だって、パネル1枚鈑金する値段は、ロールスもモーリスも同じですからね。

それこそ、バーターじゃないですけど、読者の皆さんが同じような状況で持ち込んだにも
関わらず、僕らと対応が違ったらイヤじゃないですか。ねぇ。


投稿者 藤原彦雄 : 13:59 | コメント (1) | トラックバック

2009年05月08日

モーリス1100のレストア 第29回(塗装編-1)

お久しぶりです。
今日は朝から永遠ボディーに出かけ、ネコ・モーリスの進行状況を見てきました。

ちなみに三角窓のウェザーストリップですが、現時点で編集部にお申し込み、もしくは
購入の意思を示してくださっているのは、わずか8セット分のみ・・・(悲)。
なんとかがんばって、販売価格を2万5000円以内(1台分)にしようとしておりますが
そもそもこれだと、大赤字決定なので、プロジェクト自体が消滅しかねません。
うーん。

・・・と、三角窓の話は棚上げにして、ボディの方は
ご覧のようにサフェーサーも吹かれ、塗装直前! といった風情。
しかし聞けば、ここから240番~600番のペーパーを使って
なんども磨き上げる仕上げ作業があるそうで、
なかなか塗装までには時間が掛かりそうです。


で、大事件。
なんと、フロアの塗装やトリムの裏をめくってみたら、このクルマのオリジナルカラーが
薄いブルーグレーだったことが判明!
ガーン。てっきりラゲッジ&エンジンルームから細かいところまでグリーンだったので
グリーンがオリジナルだと思ってた・・・。

はて、ここでグレーにするのか、それとも笹本が買ったときのグリーンにするのか。
喧々諤々(?)の議論が交わされた結果、やはりNEKOの思い出として
グリーンの姿で復元しようということに話がまとまりました。

で、この先ウン十年後のオーナーが、やっぱオリジナルに戻したい!
と思ったときのために、原色が残るパネルはそのまま保存(カーペットで隠れちゃうし)
することにしました。

ということで、比較的良い状態で残っている
エンジンルーム内のグリーンを元に調色。
こうしてみると、ちょっと黄色味がかったグリーンなのれすね。

そんでもって実際に調合する作業は手作業。
目で見た感覚を頼りに塗料を混ぜ合わせていきます。
現時点でベース色を含む5色を混ぜたのがこの状態。

これから細か~く調合していくのです。
すごいなー。

投稿者 藤原彦雄 : 14:21 | コメント (3) | トラックバック

2009年04月08日

三角窓最新情報

こんばんは。
モーリス1100の三角窓問題の最新情報です。

オリジナルの状態がよく分からず、推測で進めていた三角窓製作プロジェクトですが
先日取材で伺ったショップで、倉庫の奥に眠っていた三角窓のコンプリート状態のものと、
ウェザーストリップを譲り受けることができました。

そこで早速、今日、永遠ボディーさんに打ち合わせに行ってきたのです。


これまで一体式とばかり思っていたウェザーストリップですが、ご覧のように
オリジナルは2辺と1辺(ビニール被ってるほうです)に2分割された状態。
これがそれぞれ窓枠にリベットなどで留められているのですね。
しかしよく見ると、複雑な形(型代が高そうだなぁ)してます・・・


パーツリストを見てもこのとおり。
どうやら1100と1300では、窓のモールの形状(?)が若干違うみたいですが
ウェザーストリップ自体は同一パーツのようです(ホッ)。

ほかのウェザー類に関しては、コストのことも考えて、汎用品を流用することになりそうですが
やはり三角窓だけは、転用は難しそう。
となると新規で作る以外には道はないだろう・・・という結論になりました。

現状をご報告しますと、新規製作でフロント左右セットで50台分を製作するつもり。
少しでも安く提供しようと模索中ですが、
やはり、一品製作ゆえコストはそれなりに掛かり、
もちろん原価でお配りするにせよ、
1セット25000~30000円くらいになりそう・・・


ただ、これだけは無いとどうしようもないモノですからね・・・


まぁ、会社的に稟議書が通るかどうかに掛かってますが・・・

投稿者 藤原彦雄 : 18:36 | コメント (4) | トラックバック

2009年04月03日

三角窓に新たな展開!

こんばんは。
急な話ですが、モーリスの三角窓というか
ウェザーストリップ問題に急展開というか、進展がありました。

どうも微妙に形状が異なる1100と1300の三角窓も
ウェザー自体は同形状(BMCがそんな面倒なコトしないですよね)みたい。

合わせて貴重な資料を入手したので
8日に永遠ボディーに行って話を詰めるつもり。

いやー、なんかゴニョゴニョした話ですが
良い方向に向かってるみたい!!

投稿者 藤原彦雄 : 21:14 | コメント (5) | トラックバック

2009年04月01日

モーリス1100の三角窓 その後

m29-0000.JPG

ずいぶんとご無沙汰してすいません。
NEKOモーリスのレストアブログです。

さて、世界的な欠品パーツである三角窓問題が解決せずにずーっと頓挫している
当プロジェクトですが、先日永遠ボディーの松村さんが来社して、見積もりを持ってきてくれました。

とりあえず、1体成型の型を作って作るとなると、型代も膨大となり
100セット作ったとしても、1セット当たり約3万円という途方もない金額になってしまうのですが、
これを分割・接着式にすれば、かなりコストが抑えられるとのこと。
※もちろん、使用、強度に問題はないそうです。

かなりざっくりとした計算で申し訳ないんですが、
50セットくらい製作できれば1セットにつき2万円弱!
という価格も夢ではないかもしれません(もちろん接着整形したうえでの販売です)。

今日も読者の方から“実現すれば4セット買いますよ”というお話をいただいたりして
少し現実味を帯びてまいりました。


しかーし。ここで問題。
件の読者の方によると、1100と1300とでは、三角窓の形状が微妙に異なるそう。
ええ? マジすか?
なんとか、両方に使えるように出来ないものですかねぇ。
ということで、皆さんお知恵を貸してください。


追記:いろいろ聞いてみたら、三角窓どころか、ウエザーストリップ一式が欠品なんだそうですね。
ということで、三角窓以外のウェザーストリップや、エッジトリムは大阪のギャロップエンジニアリングさんのお世話になろうかと思ってます。

投稿者 藤原彦雄 : 16:45 | コメント (1) | トラックバック

2009年03月09日

気になる見積もりは?

永遠ボディーの松村さんから携帯に電話があって
モーリスの三角窓の見積もりが出ました! との報告が。

う~ん詳しいお話をしたわけじゃないけど、新規製作はやっぱ・・・・・・高いかも。
セットで3万円じゃ、なかなか買えないでしょ・・・。

果たしてどーなる?? 詳細は後日。

投稿者 藤原彦雄 : 22:18 | コメント (5) | トラックバック

2009年02月27日

モーリス1100のレストア 第28回(鈑金編-19)

久しぶりに永遠ボディーに行ってきました。
我らがNEKOモーリスは、鈑金作業がひととおり終わり、
今は下地処理の第一段階。
全体にパテを塗り、研いでラインと面を整えていく状態です。


これが使うパテ。
下から順番に段階を追っていくそうです。
いま使っているのは一番下のボディフィラー。
固く粘度もあり、ヒケたりしないので、ナラシをせずにこれでベターっと整形しちゃう鈑金もあるそうな。
(いわゆるパテだらけだった・・・という話を聞きますよね)

もちろん、今までの過程でご承知のとおり、キレイにナラシをしていただいたうちのモーリスの場合。
このボディフィラーの量もごくわずか。微妙なウネリを整形するのに使うだけでOKです。
そう、ここで丁寧な鈑金作業が生きてくるわけですね。

で、それを手作業で丁寧に研いでいきます。

ちなみに松村社長にお伺いしたところ、パテを一切使わずに鈑金&研磨だけで仕上げる方法もあるのだとか。ちなみにその場合、フェンダー1枚で約300万円&数週間かかる(!)そうな。
う~ん、深いですなぁ。

この下地の作業はこれからもタイミングをみながら追っていくことにして
皆さんから反響をいただいているADO16フロント三角窓ウェザープロジェクトも始動中。
これはうちのクルマから外したゴム。もうボロボロ。

これを再生産して蘇らせるべくプロジェクトを始動。
今、見積もりを作ってもらっています。

これについても随時報告予定。
とにかくこればかりは、皆さん(業者の方も大歓迎)の反響次第。
どうぞ、宜しくお願いします。
そして1台でも多くのADO16を蘇生させてあげましょう!

投稿者 藤原彦雄 : 14:29 | コメント (3) | トラックバック

2009年02月04日

モーリス1100のレストア 第27回(鈑金編-18)

NYMも終わり、鈑金から下地処理に向かおうとしている我らがNEKOモーリスですが
永遠ボディーの松村さんから、
「そろそろウインドーのゴム類の手配をおねがいしま~す」
という連絡を受けました。

ADO16のゴムモール類は他の英国車と同様、比較的入手しやすいのですが、
唯一フロント三角窓だけ欠品なんですね。

ここって三角窓と一体で旗竿状になっていて、そもそも交換するにはドアを分解して・・・
という厄介な方法をとらないと、換えられない難儀なパーツなのですが、
ゴムの張力で三角窓を固定する役割も担っているだけに、ヤレてくると、走行中に三角窓の恩恵に
あずかれない・・・という事態も起こるのです(以上 Rail Magazine名取編集長からの受け売り)。

おおー。

無理せず交換しないのも手ですが、せっかくですから余分に新規で製作して
皆さんにお譲りする・・・というのもアリかなー?
せっかくこういうプロジェクトやってるんですからね。

どうでしょう? 皆さん。

photo:J.OKUMURA

投稿者 藤原彦雄 : 14:47 | コメント (7) | トラックバック

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