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2008年11月19日

モーリス1100のレストア 第12回(鈑金編-4)

すいません、締め切りのドタバタで無断欠席しました。
さて、前回のつづき。

パネルを接合した部分をナラす・・・という専門用語が出てきましたよね。
ナラすとはなにか。
さっそく松村社長自らに実演していただきます。

これは某車のアルミパネル。パネルとパネルを合わせた部分に
(この場合は切り込みでしたが)には、当然溶接をしていくわけですね。


 

すると、このような溶接跡が出現します。
さて、これをどうするか・・・

そこで右のような工具が出てくるのです。
鈑金職人の命ともいえる、ハンマーと裏当ての型です。

 

松村社長は、該当部分の裏に型(これも部分部分に合わせ、様々な種類がある)を当てて
その上からハンマーを当てていきます。
ガンガン! と叩くのではなく、軽くコンコンコン・・・と。
(その感触を手で味わってみましたが、ほんとにフェザータッチという感じ。このタッチがミソなんだとか)

ある程度叩いたら、金ヤスリを当てていきます。

そして様子を見たら、またハンマーで・・・
という作業の繰り返し。

 

その間に、ワイヤーブラシで磨いたりもして、地道に進めていくのですが
本当に見る見るウチに溶接跡が消えていくのです。

そして完成。
ちょっとフラッシュが強すぎますが、本当にどこで接いだのか境目がわからないほどに
仕上げられています。

この一連の過程をナラシというのですね。
ここをある程度で済ませて、パテで修正・・・なんてことをする工場もあるそうですが、
やっぱ仕上がりに大きな差がつくのは・・・お分かりですよね。

ただ、このナラシ。昔の鈑金職人には必須の技術だったのですが
ひととおりマスターするのに10年以上!掛かるという技なため、最近出来る職人さんは
減少の一途だとか。

もちろん松村社長のポリシーで永遠ボディーさんの職人さんは
皆さんマスターされているそうですが・・・

というわけで、明日からまた実作業に戻ります。

投稿者 藤原彦雄 : 2008年11月19日 16:18

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コメント

匠の技が絶滅するのはマズいですよねぇ…
弟子入りしようかなぁ

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2008年11月19日 17:08

いや、目の前で見せられるとマジで感動しますよ。

投稿者 エロワラ : 2008年11月21日 10:29

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