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2009年05月 の記事

2009年05月11日

レストアするということ。

先日のコメント欄にBirtersさんからの書き込みがあり
ちょうど良い機会だと思ったので、お答えしたいと思います。

そーです。エンジンルームはそのままです。
それで最初に見積もりどおり、費用は300万円オーバーです。

果たしてこれは高いのか? 安いのか?

今回のコンセプトは最初に挙げたとおり、オリジナルで使えるところはそのまま残す。
ということです。よって、例え旧くても、問題がない部分はそのまま使用します。

もちろん、このあと機関系のO/H、足回りのO/Hはするのですが、
鈑金塗装という意味では、ほぼこの後に色を塗るだけ・・・という状態です。


別に永遠ボディーの肩を持つわけでありませんが(ちなみにこれ、バーターでもタイアップでもないんです)、今回は通常なら、ペロっと1枚パネルを作り変えてしまうような部分でも、できる限り切り継ぎしたり、ボディの構造上面倒な部分も手を抜かず作業する・・・といったことを優先してもらいました。

ですから、他の鈑金塗装作業以上に手間と時間が掛かっています。

もちろん、全体をキレイにすればいい・・・という目的なら、もっと安くしたり、同じ予算で項目を増やしたりすることは可能なのですが、最初にもお話したように、今回のコンセプトは、いかにもレストアしました! といったビカビカな状態にすることではないんですよ。

それもこれも、これまでのネコ・モーリスの経緯を調べた結果、こういう処理がもっとも適切だと
判断してのことです。(どっかから程度の良いベース車探してきてニコイチしたほうが、圧倒的に安いはず!)

ただ、編集部なりに“歴史を残す”という行為をどういう風にしたらいいのか考え、
永遠ボディーさんを含めた関係各位とご相談したうえでの結果なのです。


・・・ということで、

当面の危機を脱するための手当する鈑金をするのか?
徹底的に新品状態に戻すのか?
手間とお金は掛かっても“オリジナル”なるものに拘るのか?
それとも、そのまま現状維持で乗り続けるのか?

それを皆さんが判断する場合の、ひとつのテストケースにしていただけたら
良いな・・・と我々は思っています。

たぶんフェラーリで鈑金塗装に300万円といったら誰も驚かないでしょうが
モーリスで300万円というとゾッとしますよね。
とはいえ、これまでの作業を見てきた僕自身の感想とすると
実はこれ、妥当な金額のような気がします。

ですから、もっと安く同じように施工してくれるショップを見つけたら
そこに出してみるのも良いと思います。

ただ、我々の場合、何処の誰が言っても同じ値段で同じサービスが受けられる
(これ、意外と大事なんです)ショップということで、永遠ボディーを選んだだけです。

だって、パネル1枚鈑金する値段は、ロールスもモーリスも同じですからね。

それこそ、バーターじゃないですけど、読者の皆さんが同じような状況で持ち込んだにも
関わらず、僕らと対応が違ったらイヤじゃないですか。ねぇ。


投稿者 藤原彦雄 : 13:59 | コメント (1) | トラックバック

2009年05月08日

モーリス1100のレストア 第29回(塗装編-1)

お久しぶりです。
今日は朝から永遠ボディーに出かけ、ネコ・モーリスの進行状況を見てきました。

ちなみに三角窓のウェザーストリップですが、現時点で編集部にお申し込み、もしくは
購入の意思を示してくださっているのは、わずか8セット分のみ・・・(悲)。
なんとかがんばって、販売価格を2万5000円以内(1台分)にしようとしておりますが
そもそもこれだと、大赤字決定なので、プロジェクト自体が消滅しかねません。
うーん。

・・・と、三角窓の話は棚上げにして、ボディの方は
ご覧のようにサフェーサーも吹かれ、塗装直前! といった風情。
しかし聞けば、ここから240番~600番のペーパーを使って
なんども磨き上げる仕上げ作業があるそうで、
なかなか塗装までには時間が掛かりそうです。


で、大事件。
なんと、フロアの塗装やトリムの裏をめくってみたら、このクルマのオリジナルカラーが
薄いブルーグレーだったことが判明!
ガーン。てっきりラゲッジ&エンジンルームから細かいところまでグリーンだったので
グリーンがオリジナルだと思ってた・・・。

はて、ここでグレーにするのか、それとも笹本が買ったときのグリーンにするのか。
喧々諤々(?)の議論が交わされた結果、やはりNEKOの思い出として
グリーンの姿で復元しようということに話がまとまりました。

で、この先ウン十年後のオーナーが、やっぱオリジナルに戻したい!
と思ったときのために、原色が残るパネルはそのまま保存(カーペットで隠れちゃうし)
することにしました。

ということで、比較的良い状態で残っている
エンジンルーム内のグリーンを元に調色。
こうしてみると、ちょっと黄色味がかったグリーンなのれすね。

そんでもって実際に調合する作業は手作業。
目で見た感覚を頼りに塗料を混ぜ合わせていきます。
現時点でベース色を含む5色を混ぜたのがこの状態。

これから細か~く調合していくのです。
すごいなー。

投稿者 藤原彦雄 : 14:21 | コメント (3) | トラックバック

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