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2010年6月17日

電動ミニが東京を走った日(ミニE試乗記)


6月16日、都内でミニEの試乗会が行なわれた。
ミニEとはイギリスやアメリカでテスト的にモニター販売されている、ミニ・ベースのEVだ。
今回試乗に供されたのはアメリカ向けの左ハンドルモデル。
エンジンが収まるべきところには、アルマイトの大きな箱がすっぽりと収まっている。

0DSCN1966.JPG
フタは厳重にロックのうえ、封印までされている。
この中はBMWジャパンの技術者も見ることはできない。
開けられるのは本国からきた技術者だけだという。
この中には原動機と補機類が収められ、バッテリーは後部座席があるべき場所に設置される。
そう、このミニEはふたり乗りなのだ。
0DSCN1967.JPG

この部分にはリチウムイオンバッテリーが収められているが、もちろん見ることはできない。
また左側の側面についているスイッチはメンテナンス時の電気遮断スイッチ、言わばキルスイッチである。

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インテリアに目を移すと、ステアリングコラム、レヴカウンターがあるべき場所には......
0DSCN1979.JPG
電池の残量計。
たしかにどこにでもスタンドがあるガソリンとは違い、おいそれと充電できないので、より重要ということか。
ちなみに日本の100Vで充電すると20時間かかるらしい......。
満充電時の航続距離は、メーターによると200km弱といった感じ。
i-Mievよりは長めだ。

さて、では走ってみよう。
スロットルペダル(というのもすでに死語か)を踏むと間髪入れずに猛ダッシュする。
しかも踏めば踏んだだけスピードが、リニアに乗っていくのだ。
首都高に入っても、追い越し車線を軽々とリードできる。
とにかくトルクがあるとは聞いていたが、これほどとは。
またエンジン車(?)と違うのが回生ブレーキの強さ。
ハイブリッドなどの補助的な回生ではなく、ダイレクトに航続距離に反映されるだけに、回生ブレーキはものすごく強い。
減速時のGは最大0.3Gというから、ちょっとした急ブレーキ並だ。
普通に運転している分には、ブレーキペダルをほとんど踏まずに済む。
逆に空走がほとんどないので、慣れるまでは違和感が強いだろう。
もっともこの回生ブレーキは、最大にセットされていて、ユーザーからの反応を待っている段階だという。
いざ市販となれば、もう少し弱めにセットされるのではないだろうか。
ちなみに車検証によると、前軸760kg:後軸720kgで51:49と理想的な重量配分。
ハンドリングもニュートラルで基本運転しやすいのだが、加速時のトルクステアは強め。
市販時には、このあたりのしつけもしっかりしてくるのだろう。

いずれにせよ予想以上の完成度で、このまま市販しても全然問題なさそうではあった。

余談だが、同日日産はリーフの試乗会を行なっている。
いよいよ電気自動車が本格的に動き出した。
ま、みんなが電気自動車に乗ったら、それはそれで困ることも多くなりそうではあるが......。

投稿者 澤村信 : 2010年6月17日 22:33

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コメント

ガソリンに換わるエネルギー源が多岐にわたってきていますね。
問題はどれがスタンダードになるかでしょう。
電気はまだまだ航続距離の問題で充電器をガソリンスタンド以上に沢山必要となりますからそこがネックとなりますし
水素はいざとなればLPGスタンドを流用出来るらしいのでインフラ整備は容易ですが、生成精度が燃料電池車ではネックになりますし…

研究の進むバイオ燃料も気になります。
微生物から作られる燃料ってどんなものなんでしょう

ミニEの回生の強烈さもちょっと体感してみたいです

投稿者 変態ブラザーズ弟 : 2010年6月18日 07:46

携帯電話やiPodなど、充電池の持ちは飛躍的に進歩してますよね?
この勢いでEVの航続距離も伸びていったら、次世代燃料の本命だと思います。
インフラは整ってますし(家庭用電源は、ですが)、200V化も進んでますからね。
全部がEVになったら電気不足は深刻になりそうですけど。

あと、試乗会で思ったのは、よく「EVになったらクルマの楽しさがなくなる」という人がいますが、あれは間違いですね。
会場でインストラクターのこもだきよし氏が、ミニEをぶん回してるのをみると、
また強烈なトルクステアをねじふせて走ってるのを見ると、ドライビングの楽しさは、ガソリン車と変りません。

プリウスやインサイトがつまらないのは、メーカーのせい。
HVだからつまらないワケじゃないんだ、ということが良くわかりました。
自分でステアリングを握っても、10分も走ればEVだということを忘れるほど、運転感覚はミニそのものでした。

投稿者 澤村信 Author Profile Page : 2010年6月18日 09:39

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