10月15日
これが、改装の依頼を受けた既存の建物。
全体にシルバーの外壁材(金属)が貼ってある。
10年の間に2度ほど全体をさわったらしい。
でも気に入ってないので、古い城みたいにしたいと。
城っていうのは無理があるけど、とにかく遊んじゃってくれと言われた。
エージング塗装が仕上がってきた。ただの単一色だったのにこんな表情ができた。
5~6色くらいの微妙な色を重ねて吹いているからね。
その厚みというか、taskクンの塗装テクニックがすごい!
南面から見た店舗の壁面だよ。
雨水で錆びたような自然な雰囲気を表現してくれた。
新しく色を塗ったばっかりなのに、なんだか古っぽくてよくない?
ボクらが目指してるのは、ずーっと前からあったような風合いの建物に仕上げること。
塗装をしない既存の箇所もたくさんあるから、その質感に違和感なく馴染むようにね。
楽しそうな塗装作業を見ていたら
自分も塗ってみたくなって、大きな照明器具に錆のエージングをやらせてもらった。
風雨にさらされ艶消しになっちゃった薄茶色の本体に
小さめのハケを使って3色の塗料を塗る。
施す程度が難しいけど、面白い!
重ね塗りをしたら、リアルな錆の質感が再現できたよ。
昔やった、プラモデルの戦車に塗った塗装と同じだなー。
ボクもtaskクンも
仕上がってきた全体を見ながら、さらに「ここをこうしたい!」とかの
こだわりやアイデアが出てくる。
2人とも妥協のないクオリティの高いものを目指してるんだ。
それにしても楽しすぎる!