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小林香織さん、富士スピードウェイに来場決定っ!

……ん? なにぃ? こばやしかおりぃ?
そんな往年のレーシング・ドライバーっていたっけ?

タイトルを見て、そう思われた方がいらっしゃるとしても、
それはぜんぜん恥ずかしくはありません。当たり前です。
ちっともレーシング・ドライバーなんかじゃないんですから。

……んじゃ、何でタイムマシーン・フェスティバルに?

と疑問を感じた方もいらっしゃることでしょう。
はい。それでは説明することにいたします。

小林香織さん。

御存知の方も少なくないとは思うのですが、改めて御紹介するなら、
彼女は“ジャズ界のアイドル”とも呼ばれる
うら若き美しきサックス・プレイヤー。
つい先日セカンド・アルバムをリリースし、玄人筋の間でも
「今年いちばんブレイクする人!」と評価されてる存在なのです。

キュートにしてビューチホー。
でもね、そのルックスに騙されちゃいけません。
彼女のサックス、めちゃめちゃ聴き応えがあるんですよぉ。
とてもじゃないけど“ジャズ界のアイドル”なんて呼ばれる
24歳の女性が放つ音には思えません。

ダイナミックだけど繊細で、親しみやすいけど媚びてなく、
若々しいけど浅薄じゃなく……うーむ、なんていえばいいのかなぁ……。
そのサウンドは、ジャズのフィールドの中にはあるんだけど、
“JAZZ”という言葉から想像する堅苦しいモノとはだいぶ世界が違います。
フュージョンというか、リアル・タイムマシーン世代(?)には
クロスオーバーといったほうが解りやすいかな?

重さや理屈っぽさとは無縁の、軽やかで明るく爽やかな世界観。
ファースト・アルバムとセカンド・アルバム、どちらを聴いても、
「暖かな日だまり」「ほっぺたをなでていく風」「今、目の前にある笑顔」
「原っぱに揺れる花々」「夏の午後に飲むミネラルウォーター」
「木陰でうとうとする昼寝」「夕方の散歩」というような、
そうした気持ちいい時間やシーンがすごく自然に頭に浮かんでくるんですよ。
……へ? 何をいってるのか解らない? そうっすか。
ならばぜひぜひ、一度聴いてみることをオススメしたいですね。
若い人ならそのまますんなり自分と溶け込む感じを味わえると思うし、
もうちょっとオトナな人ならタイムマシーンに乗って
青春時代にポンと連れて行ってもらえるような感覚を楽しめるはずですから。

白状するなら、僕は彼女のセーラー服時代を知っているのです。
いや、それは制服マニアだとか何だとかそういう話じゃなくて、
このギョーカイの結構多くの人が彼女のセーラー服姿を知ってるはずなのです。
実は彼女のパパは、日本の自動車写真家界&レース写真家界に
この人あり! といわれる、小林 稔さんその人なのでした。
小林カメラマンは彼女をときどきサーキットに連れてきていたのです。
さすがにノリの軽いのが多いこのギョーカイの男どもではありますが、
可憐なジョシコーセーに声をかけたくとも、
そばでギョロッと目を光らせてるパパに気づいてクルリと背中を向けて、
……といった不思議な光景を忘れることはできません。
小林パパは、日頃はとっても優しく男らしい人なのですが、
実はこのギョーカイで絶対に怒らせてはならない人のひとりでもあるのです。
それが娘を前にすると、もうメロメロなんだから。うはははは。
しかし、まさかそのセーラー服がプロのサックス・プレイヤーになるなんて、
あのときは誰も想像すらできなかったに違いありません。

今回のコトの発端は、数日前の明け方近くのこと。
いきなり運営事務局スタッフのひとりが、つかつかと僕の机に寄ってきて、
彼女が掲載されている新聞を開くと、こんなことをいいだしたのです。
「嶋田さん、この人、知ってます? どう思います?」
「んあ? 綺麗な子だねぇ……って、こばや……し? ……かおり……さん?
なにぃーっ? いやいやいやいや、俺、彼女のCD聴いたことあるけど、
実は彼女のパパの方をよ〜く知ってたりして。何たる偶然。わはははは」
「ぜっ……ぜひ連絡してみてくださいっ!」

というわけで、それ以外にも不思議な縁と奇妙なツナガリが出てきて、
トントン拍子に話が進んで……んーで、どうなったかというと、
小林香織さん、3月26日の富士スピードウェイで
生ライヴをしてくださることになったのです。
東京MXテレビのタイムマシーン・フェスティバルの番組の中でも
彼女の曲を流させてもらうことになりました。
ついでにいっておくと、小林パパもすっかり富士に行く気マンマン、
「○△が走るのを見られるなら、娘の付き人をしてもいい」
なぁーんて具合に楽しみにしてくださっております。

モータースポーツと音楽ってある種切っても切れないモノだけど、
それがこうしたカタチでまとまったのが、なんだかウレシイっす。
そーゆーわけで、またまたイッチョカミしちゃいました。

(ティーポ編集チョー 嶋田智之)

: 2006年03月13日 23:06