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2012.1.05

●1年の計は映画から

さて、大晦日に映画館で2本見て、
元日もしょーこりもなく、映画館で2本見てきました。

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渋谷のハチ公はさりげなく正月バージョン。
さすがにここも元日はガラガラでした。

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シアターN渋谷はある種の映画マニアには本山みたいなもので、
つまりは正月の一発目に初詣みたいなものであります。


「アンダーグラウンド」(1995年、セルビア?)はクストリッツァ監督出世作。
そのデジタルリマスター版の上映会です。

セルビア(旧ユーゴスラビア)の首都ベオグラードを舞台に、
戦禍から逃れて地下生活を始めた人々のコミューンが、
戦後もそれを知らずに騙されたまま、
反ナチス闘争のためと武器を作り続けて......。

というのが「あらすじ」になりますが、
第二次大戦中からチトーによる社会主義政権時代、
そして内戦までの歴史を戯画的に描いていく時間軸の中に、
いろんな物語要素がこれでもかとぶち込まれまくって、
そりゃもうゴッタ煮な状態なのです。

物語と舞台の枠構造が何を暗示し、
何をぶちこわしているのか?

酒とケンカと女が大好きなセルビアの男たちの
狂騒的な50年は、3時間という映画の長さを感じさせず、
つねに喜怒哀楽に満ちていて観客を翻弄します。

ユーゴスラビア内戦の最中に撮影された事実も踏まえてか、
当時はカンヌでパルム・ドールをもらう一方、
政治的な批判や議論の対象ともなった本作。

あれから十数年を経て内戦も「歴史」と化した今、
あらためて映画そのものとしての濃さを堪能できるかと。

悲劇でもあり、喜劇でもあるこの物語は、
ジプシー系音楽やセルビア民族音楽の
独特の疾走感とともに、
終盤のこの言葉へと向かって収束していきます。

「昔、あるところに国があった」

クストリッツァ監督が今なお、「セルビア人」ではなく
「ユーゴスラビア人」を自称していることも含め、
民族や国家といった枠組みについて
しみじみ考えたくなってしまう作品でした。


2本目は「極悪レミー」(2010、アメリカ)の上映会。

イギリスのロックバンド、モーターヘッドの
フロントマン、レミー・キルミスターの生き様ドキュメンタリー。

たぶん世界一ゴンブトな音を奏でるベーシストでありますが、
酒もドラッグも上等(ヘロインだけはダメ、絶対!だそう)、
糖尿病になったけど生き方は変えねえぜ!
ヤりたいようにヤってきて、
還暦すぎるまで長生きできたのは運が良かっただけ。

という非常に男らしいレミーの魅力をたっぷり2時間。

すでにDVDも出ていますが、
こーゆーのは近所を気にせずデケエ音で楽しまないとですよ。

ドキュメンタリーなのでオジー・オズボーンやスラッシュや
メタリカなど、メタル界隈の有名人もわんさか出てきますので、
その辺が好きな人にはたまらないし、
分かんない人にはサッパリ分かんないことでしょう。


1年の計は元日にあり、ともうします。

昨年末は健康診断の結果にちょっとビビってましたが、
気にせずヤりたいようにヤって突っ走ることにしました。

運が良ければ長生きするし、悪ければ死ぬし。
統計だの確率だのなんてファックオフ。
しょせんこの世はチキンレースですわ。


というわけで医者より運だのみで生きていきますので、
いちおう神さま仏さまには中指立てて挨拶しに行きました。

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護国寺。すいてました。
ここまで来るなら有名スポットは
他にいっぱいありますからねー。

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雑司ヶ谷の鬼子母神。
そこそこ並んでたので諦めました。
ここ、安産祈願だから無意味ですしね......。

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なのでその脇にあったお稲荷さんへ。
小銭はなかったので中指だけ立てて終了。


2012年は酒とタバコとロックンロール、
ついでにゼニを追い求めていきたいと思います。

みなさま今年もよろしくお願いいたします。

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