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2012.4.05

●桜と刀

東京は桜の花が咲きほこっています。
「ガレージのある家」も無事に校了し、
春の陽気に誘われるようにフワフワとした気分であります。

学習院大の学食にモグってメシを食おうと思ったものの、
新入生の皆さんがキャピキャピとそれはそれは華やいでいて、
あまりに場違いでいたたまれなく逃げてまいりました。

テニスサークルの勧誘は見境というものがないようで、
こんなヒゲのオッサンにまでチラシを渡してきましたよ......。

ちょうど朝には、Amazonに頼んでいたこんなDVDが届きました。

CA3I0806.jpg

インドア派なら、花見といえばこの映画。
坂口安吾原作、篠田正浩監督「桜の森の満開の下」(1975、東宝)であります。

奇しくも先週の土曜の夕方、池袋の新文芸坐の前を通ったら、
なんと岩下志麻特集でご本人のトークショーが、終わったところで......。
そして翌・日曜にはこの映画の上映会だったものの、
お台場のVWジャンボリーとバッティングしていて断念。

悔しいのでAmazonに注文してしまったのでした。
見たことはあるんですけんどねー。

篠田正浩の奥さんである岩下志麻が妖しき女となり、
若山富三郎(カツシンの兄貴)演じる山賊をたぶらかす幻想奇譚というべきか。
桜のグロテスクなまでの美しさをモチーフとしているというのが
あたり一遍、穏当な解説ではありましょうが、
実際のところ、主人公の山賊が明らかにイカレた女のムチャブリに
狼狽しながらもナアナアに従順になっていく、
重度のマゾヒズムが強く表に出てますね。この映画。

原作の幻想的なイメージよりは、もちっと土くさい雰囲気なので
人によって好き嫌いがあるかもしれませんが、
岩下志麻メインの映画なので、その辺はどうでもいいところ。
ドMの人と岩下志麻好きなら無条件でオススメです。

普段は家で映画も見ないし、家で酒も飲まないところですが、
たまには日本酒をちびちびやりながら鑑賞しようと思いますです。

あ、こんな映画は収録されていませんが、
「死ぬまでに観たい映画1001本」もよろしくお願いします。

ストVジャンボリーのレポートはまた。

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