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2013.3.05

●バウスカ自動車博物館のラトビア国産車

せっかくなので、『ガレージライフ vol.55』の誌面では
スペース的にとても書ききれなかった
ラトビア国産車の詳細を、2台分だけここでのっけておきます。

日本で需要がどれだけあるかはさておき、
すでに訳してまとめちゃってますし、
資料として腐らせるのはもったいないですから......。

以下、興味のある方だけどーぞ。

RAF2203「ラトビア」
(写真は1980年式)

DSC_0363s.jpg

ラトビア・ソビエト社会主義共和国の時代、リガ・バス・ファクトリーでは1970年代初頭に、市場競争力のある新たなマイクロバスのプロジェクトに着手。同時にそのための工場をジェルガワに建設した。1975年12月にジェルガワ工場で第1号車がロールアウトし、翌1976年2月にはマイクロバスの量産がスタートした。

RAF2203はソ連の代表的なクルマの1つ、GAZ24「ヴォルガ」のユニットをベースに組み立てられた。快適な11シーター、4ドア(写真の場合は右×2、左×1、リアハッチ×1)のワゴンスタイルが基本形となっている。

バリエーションは多彩で、最もポピュラーで売れたのはそのうち2モデル。RAF22031は救急車用、RAF22032はタクシー用だ。

諸元
エンジン:4気筒2445cc
馬力:95HP
最高速度:120km/h
車体重量:1670kg


BD1322「バルティック・ジープ」(写真は1995年式)

DSC_0349s.jpg

1991年にラトビア共和国がソ連から独立した後に、ラトビアで最初につくられたクルマの1つがこのBD1322で、ラトビア工業史上で初の4輪駆動車となる。

Felikss Tontegode氏による「バルティック・ジープ」プロジェクトの下で少量生産された。フレームとシャーシはロシアのUAZをベースにし、GAZ24「ヴォルガ」のガソリンエンジンまたはIVECOのディーゼルエンジンを搭載。プラスティックのボディは首都リガで製作された。

10台だけ製造されたうち、現存しているのはこれを含めて4台だけ。このピックアップスタイルの展示車輛は最もシンプルな姿を残している。

諸元
エンジン:4気筒2445cc
馬力:102HP
最高速度:120km/h
車体重量:2200kg

なお、ラトビア南部バウスカにあるこの自動車博物館は、
組織としては首都リガ郊外にある「リガ自動車博物館」の
別館ということになるようです。
ご参考まで。
http://www.motormuzejs.lv/pub/?lang=eng&id=0