その名もズバリ『ワールド イズ ノット イナフ』という映画がありました。ピアース・ブロスナンがジェイムズ・ボンドに扮した、007シリーズの第19作です。あのソフィー・マルソーが(き、きれいや……)サイコな悪役に分扮した、007シリーズ中1、2を争う傑作です。
その中で、捕らえたボンドにソフィー・マルソーが、「バカね、あたしと組めば世界を貴方にあげられたのに……」というと、縛られたボンドが精一杯の“有名な007ウィットネス(007のつまらんジョーク)”で切り返します。
「世界をもらったってね……。そんなもので満足できるオレさまじゃないぜ」
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いや〜、男子たるもの、これくらいの気概をもたなくちゃいけませんな。というわけで、ボクの机の上には、地球儀が置かれています。仕事の合間にこれを眺め、世界征服の野心を燃え立たせているのです! ニヤリ。
チャップリンの映画『独裁者』の中で、ヒットラーもどきのチャップリンが、地球儀で戯れるシーンがありましたが、あんな感じです。地球儀を手の平の上でころがし、世界はワシのもんになるんや! と。
な〜んちゃって! まあ、世界はほしいけど、そんなものもらったって自分個人が幸福であるとはかぎりません。『ワールド イズ ノット イナフ』はボンド家の家訓だそうですが、そんな意味もあるんじゃないのでしょうか。お金や地位、名誉などで覇をなしても、自分が幸せでなければ“ノット イナフ”(満足できない)なのだぞ、ということを賢明なるご先祖様が子孫に伝えようとしたのではないかと。な、ホリエモンよ!
ま、しかし、地球儀は見ていると面白いです。色々と空想と想像をたくましゅうさせられます。色々な国の大きさや位置関係にはいちいち新鮮な発見がありますし、そもそも、こんなものが浮いている宇宙って一体何なんだろう????? と。
男の夢とロマン、そして野心を映す地球儀、貴方の書斎に、あるいはガレージにひとついかがですか? ガレージでプラネタリウムを楽しんでいるという方もいましたが、ガレージにでっかい地球儀をディスプレイするというのもカッコいいじゃないですか! 男たるものでっかくいきましょう!(気持ちだけでもね)
P.S.
007ムービーのウイットネスには、本当に感心させられます。『ワールド イズ ノット イナフ』の中で、“クリスマス”という名前のボンドガールを何度もイカせたボンドが、こんなセリフでキメます。
“I thought Christmas comes once in a year.”
(クリスマスは年に1回だけくる(イク)ものだと思っていたよ)

