内壁を取り払ったところで、いよいよ外壁を取り除きます。基本的には木製ボードが間柱にクギで止められているだけなのですが、打ち付けたクギの上にはタイルが貼られてしまっていたので、裏からたたき出すしかなかったんです。まず、裏からスレッジハンマーでぶったたき、ある程度はがれたところで、バールでこじります。
テレビのリフォーム番組では、古い家を取り壊すときに、スレッジハンマーで景気よくぶち壊していくじゃないですか。あんなイメージで、力任せに押しぬける予定です。僕のハンマーは、ああいうのにくらべると格段に小さなものですが、このくらいでもけっこう威力はあります。ところが――。
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――ところが、全然ダメです! クギで打ち付けられた壁はびくともしません。振動でタイルははがれ、はじけ飛びますが、壁はほんのわずかに隙間ができた程度で、僕の手の方がビリビリきてまずい感じです。
繰り返しますが、結局のところ最終的には力任せで寄り切ろうとする僕ですので、考えるまでもなくケリが出ました。ここぞとばかり、ぼっこんぼっこんにケリを入れてやりました。いや、このケリがすっごく効きました。ハンマーの6~7倍の威力ですね。ひとケリごとに壁がはがれてきて4ケリくらいでほぼ剥がすことができました。
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ソバットぎみのケリ、ケリっ、ケリっ! 結局はこれですよ、コレ。
ところが、この壁の下の部分が床からはなれません。前回書いたように、この収納部屋を作ってから仕上げモルタルを流したので、下の部分がモルタルに埋まっているのです。土台にもはさまれていて、どんなにあがいてもはがれません。う~ん、どうしよう?
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ところで、かっこうは大事です。汚れてもいいツナギに、防塵マスク。特に防護メガネはマストです。ここまでの作業の中でも、すでにハンマーなどがそれて2回ほど顔面を直撃しています。メガネがなかったらかなりヤバイ状況でした。ましてや、ドリルの刃先が折れて飛んできたりしたら、と思うと……。ホント、絶対にメガネだけはしてください。



