今朝、金縛りにあった。僕は時々なるほうだ。だが、もちろん心霊現象とは思っていない。科学的にも原理は解明されているそうだ。
ネタバレだが言ってしまうと、金縛りの時は寝ているのだ。起きて見えているもの、たいがいは天井とか部屋の風景だが、これは全部、夢なのだという。
つまり、「自分は起きていて、身体が動かない」と思っているのは、「そういう夢を見つつ、実は寝ている。だから身体が動かない(当たり前だ)」ということらしいのだ。脳は起きているのに身体は眠っている。そしてそのことに脳自身が気付かない、それが金縛りの正体だという。
実際、テレビでやっていたのは、脳波をモニターし、被験者が金縛りにあった直後に起こす。当然「いま金縛りにあっていた」というのだが、ビデオに写っている被験者はしっかり寝ているというわけだ。
金縛りが面白いのは、そのリアリティだ。僕は最近、金縛りにあいつつ、あれこれ冷静に考えている。
今朝もそうだった。「あれ、金縛りだ。でもこれって実は夢なんだよな。だったら、部屋の様子をじっくり観察してみよう。夢なんだから、よく見れば現実とは違う箇所が絶対にあるはずだ。壁のしわはどうだろう? 天井の汚れは? 昨日出しっぱなしにしていた本は同じ場所にあるだろうか?」 等々……。ある意味、そういうシチュエーションを楽しんでしまっている。
そうして色々とチェックしてみたのだが、おかしな点はないんだなぁ。現実としか思えない。さらには、身体は動かないのだが、まばたきをしているのは体感としてわかるのだ。これも夢の内なのだろうか?
金縛りにあっている最中に、家人が部屋に入ってきて起こしてくれたら面白いだろうな。自分は起きているとばかり思っていた次の瞬間、目が覚めて本当の現実に目覚めるのだから。その現実もまた夢だった――なんていったら、これはもう押井 守の世界だな!
ところで、僕の場合は金縛りはかなり疲れている時に起こる。実際、睡眠のリズムが乱れるのが金縛りの原因になるのだという。そう、最近少々お疲れ気味なのだ。ロングバケーションがほしいものだ。夏と言えば、バイクで北海道! 1ヵ月とはいわないから2週間くらいいきたいよなぁ。
PS 蛇足だが、金縛りにあったら、あせらずにほっておくのが一番。身体を動かそうと必死になったりしないで、気にしないで眠ってしまえばいい。遠からず現実に目覚めるのだから。

