先日、仕事で出かけた先でバーガー屋を見つけて入ってみた。マックなどのチェーン店ではなく、独立系とでもいおうか、どうやら家族でやっているお店のようだ。
こういうお店はたいていハンバーガーが1000円以上、ここもそうで、これは気軽に入れない感じがある。ハンバーガーなんて、しょせんひき肉料理、ハンバーグだ。ちょっと値段にあわないが、お店としても採算を考えればこのくらいにせざるをえないのだろう。
単純に味だけ考えれば、そこそこ美味しかった。でももう当分いいかな?
僕がこんなお気楽なことを考え、バーガーを食べている一方で、先週末、ノリックの告別式があったそうだ。
いくらショックなことがあっても、人は日々の生活の中でそれを忘れていく。所詮は他人事なのか? いや、自分に関係したこと、例えば親類の死などでも、程度の差はあれ、その思いは薄れていく。どんなことが起こっても、のんきにハンバーガーを食べられるようになるのだ。それは一見、ひどいことに思えるし、そんな自分がなんて軽薄なやつと思える事もある。
でも、決して悪いことではない。日々をひたむきに生きる。1日1日をいいものにする。それが我々が日々を過ごしていく目的なのだから。起こったことはそれとして、常に今に目をむけ、今を感じていなくてはならない。それが生きているということなのだ。
過去は引きずるものではない。本当に忘れたくない過去があったら、アルバムの1ページとしてどこかにとどめておけばいい。でも、過去なんてものには価値はないはずだ。過去は単なる感傷にすぎない。そんなものをチラチラ見返しているようではだめなのだ。そんなアルバムよりも価値のある“今”であり、“未来”でなくてはならないのだから。
何があっても、のんきにバーガーを食う。最高の生き方だ!



