映画『ダイハード』の原作のタイトルは、『明けない夜はない』であると聞いたことがある。これはアメリカのことわざだそうで、要は「どんなに苦しく困難な時が続いても、いつかはそれも必ず終わる、状況もよくなる」ということらしい。えらい目にあるジョン・マクレーンへ向けた言葉なのだろう。本当だったかどうかはちょっとうる覚えだが、この言葉自体は、苦しいときに励みになる言葉として、時々思い出している。
マクレーンほどつらい思いをしたわけではないが、本を一冊造るというのは、面倒なことの連続で、時には本当に終わるのかなと思うこともある。しかし、結局は予定通りに終わるわけで、まさしく『明けない夜はない』という心境だ。
(それにしても本当に不思議である。15年本を作ってきて、ほぼ毎回「本当に本が出るのかなぁ」と思うのだが、出るんだよな、これが。時々とんでもない大風呂敷を広げて、これはどう決着するのだろう? と思う映画や小説があるが、時間内、ページ内にはなんとか決着がついてしまう。それと同じではないが、まあ、そういうことか)
そんな作り手の怨念、もとい情念、もとい……情熱がこもった『ガレージ・ライフ34号』が12月1日に発売になった。
今回は年末年始をまたぐということで、少々読み物ページも作ってみた。いやはや、考えるたびにガレージの世界は深いなぁと思うわけで、今回もどのあたりまで深く突っ込むべきか? と考えた。入門者からマニアまで、みなさんに「おっ!」と思ってもらえるような記事を理想としたが、さてさて……。
そんな事情も知ったうえで書店でペラペラとめくっていただけたらうれしい。買ってもらえたらもっとうれしい!
ところで、どこかでみたが、外国の新聞社かなにかが主催した「アクション映画ベスト1」に『ダイハード1』が選ばれていた。僕も公開当時リアルタイムで見たが、衝撃的でエキサイティング、エポックメイキングなアクション映画だったのを覚えている。その劇場では『007リビングデイライツ』と2本立てでやっていたが、007のアクションがかすんでしまった。以後も、アクションの度合いはどんどんエスカレートしていっているが、『ダイハード1』ほどの斬新なインパクトのあるアクション映画はないと思う。あれからもう20年か……。
ちなみに、個人的「アクション映画ベスト3」は
・ダイハード1
・ミッションインポシブル2
・ターミネーター2
かな?



