いちおう12気筒オーナー、のそのまた端くれの大石である。それにしても、SL600のV12というのは、普通に乗っているとほとんど12気筒を意識させない控えめな性格がグッド(悲っ)なクルマである。
唯一、エンジンをかける時は、クゥゥゥ…フガァァーン、と重厚な感じがして気持ちいい。もちろん、アクセルを踏めば、テスタロッサだったらドライブシャフトがねじ切れるような390馬力越のパワーが炸裂するのだから、いうことはない。
そのSLに新型が登場だ! 中身はほんのちょっとリファインのマイナーチェンジらしいが、外観は一新された。それがこれだ。
ちなみに
というわけで、どうだろう、これらのデザインは? 贔屓目ではあるが、やっぱりマイSLが一番いいなぁ。シンプルだし、今となってはハデハデしさはなく普通に使えるし。それでいて、ちゃらちゃらうわっついた感じがなく、きれいなフォルムの中にもガンコオヤジみたいなイカつさ、ブコツさがある(第一、オープンカーはソフトトップでなきゃ!)。
R230になるとちょっとイケメン系か? そしてMC後の新型になると、はたまた顔つきがかなりワルくなっている。僕のSLでは、怖いもの知らずにも割り込みなどもされがちだが、この新型に割り込むヤツはそうはいないだろう。
ま、R230も65AMGになると、べつの意味で迫力があり近づきがたい。これって、ガンダムだよなぁ?
ところで、以前ベンツエンスーの方と話していたとき、「R129はもう20年近くたつけど、これはクラシックではないね。何年経っても、このクルマはクラシックと呼ばれることはないだろうね」と言われたことがあった。別にその方がお高くとまっているとか見下しているとかそういうことではなく、僕もまさしく「ああ、そのとおりだなぁ」と思った。
その前のR107は、多少微妙ではあるが、そろそろクラシックと呼べそうだし、あと10年もすれば、確実にクラシックの仲間入りだろう。
しかし、マイSLはあと10年、20年たとうが、どうもクラシックとは呼ばれない感じがするのだ。うまく表現できないが、時代が違うのだろう。
しかし、ま、中途半端に旧いよりは、グッと旧くなった方がいいというか、ふっきれるというか、とにかく別にイヤではない。新型が登場してくれて、ある意味うれしい。現行R230も旧型になってしまったことだし(ニヤリ)。
あと10年したら、丸目の230も僕に買えるくらいの値段になってないかなぁ。



