ガレージ・ライフ ブログ

2008年03月06日

★★北風と太陽の逸話★★ホンディ大石の裏ガレージライフ

今日は久々に電車で出社した。車両に乗り込むと、なぜかその車両だけガラガラ。

と思った直後、ぷ~ん、とこもった臭いが漂ってきた。見ると、ちょうど僕が腰を下ろした向かいでホームレス風のおっさんが眠りこけている。間違いなくこのおっさんがニオイの元だ。

後から乗ってくる人たちも、すぐに異変に気付いて、いそいそと遠ざかっていく。おっさんの半径7mくらいには誰もいない。僕以外には。

確かにかなりの悪臭だったが、そのおかげでシートはがらがら、普段ならうざく思うような人々が皆無なのだ。隣の席のおっさんや若造と密着してギュウギュウ押されたり、ゲホゲホと息を掛けられる不快感と、この悪臭――。僕は悪臭をとった。この解放感は悪臭をガマンしてオツリがくるというものだ。

このおっさんはまさしく「北風と太陽」の話の太陽だ。おっさんの肩をつかんで揺り起こし、「あんたはまさしく太陽のような人だ!」と言ってやりたかった。思えば、自分の中に“してやったり感”があったんだろうなぁ。

ニオイというのは、本人はなかなか気付かないもの。僕は鼻がいいのか、普通の距離であっても人のニオイに敏感に気付いてしまう。特に展示会などで大勢の人がいて、色々な人と話す場では、様々な人のニオイが感じられ、これはこれで苦痛だ。特にオジサマたち……(加齢臭はしょうがないとしても、タバコ臭はなんとかできるだろ?)。いっそ花粉症で鼻が詰まってくれと思う。

しかし、裏を返せば、自分もオッサンなのだし、ニオイがしていてもおかしくない。こういうのは注意してもらえた方が親切なのだが、なかなか人には言いにくいものだ。そうして、誰も自分のことには気付かないということになるのかも……。

なにかこう、悪意なく親切で波風を立てずに「あなた臭うよ」と言ってあげる(言われる)方法はないものか? “OKサイン”みたいな方法とかね?

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