ガレージ・ライフ ブログ

2008年03月17日

★★ M3セダン ★★ホンディ大石の裏ガレージライフ

BMW3シリーズに、M3セダンが登場した、そうだ。熱烈なM3ファンがいる一方、僕は正直あまり食指が動かない。

しかし驚くべきことが色々あって、まず一番は3シリーズのセダンが973万円、約1000万円ということだ。ボディパネルは全て専用らしいけど、一目でM3と見分ける自信はないなぁ…。

次にビックリしたのが、4リッターV8で420馬力! もちろんNAだ。発生回転数は8300rpmという高回転型だし、最大トルク40.8kg-mも3900rpmだから、下から凶暴というよりは、回したら怖ろしく速い、という手合いだろう。車重の1640kgは、現代のクルマとしては、そう重い部類ではないのだろう。

もちろんM3にはクーペもある、そうで、コチラの方が価格も車重もパフォーマンスも一枚上手。しかし、いずれにしろその外観からはうかがい知れない強烈なクルマであることは間違いない。

いや、これでも褒めているのである。ホラ、『羊の皮を被った狼』――これこそが、BMWやスカイライン乗りへの最高の褒め言葉でしょ? 僕はどちらかといえば逆の方がいいなぁ。実際、308なんてV8、3リッターでわずか240馬力の『狼の皮を被った羊』だったし。今乗ってるSL600だって、『狼』ではないけど、マジメなお父さんがチョイワル気取ってる感じじゃないかな? パワーはもちろんあるけど、僕にとってはM3とは同類ではなく、むしろ正反対のクルマとして位置づけている。

それにしても、最近のプレステージカーのパワーアップが天井知らずなのには、やはり疑問を感じる。パワーなんて際限がないのだから、500馬力が1000馬力になろうが終わりはない。例えば、F1ならばレギュレーションというリミットが定められているし、それは年々パワーを絞っていく方向になっていて、歯止めとなっている。市販車にはその歯止めがないのではないか?

ま、現実的なところで、燃費や排気ガスなどの点から、自然とある程度で限界はくるのかもしれない(ドライバーの技量との均衡という点では、すでにオーバーしている)。しかし、ハイパワーがステイタスであり、数値が価値であるという大方の価値観は変わらないだろう。それが変わらない限り、ハイパワー競争は続いていくに違いない。

こういう時代にこそ、バイクでいうなら、ハーレーのようなスポーツカーが出てこないものか。怖ろしく低レベルだが、それがこの上なく楽しいというスポーツカーが。そう、クラシックカーのようなスポーツカーが。

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