かわいいこの笑顔! また愛犬ネタですみませんなぁ。こじつけ的かもしれないけど、僕はガレージには愛犬が似合うと本当に思うのだ。僕の理想のガレージには、イヌ(特に大型犬)も欠かせない要素として含まれている。
この愛犬、ラブラドールレトリーバーの中でも本当にいい子で(←親バカ)、これまで一度も威嚇的に吠えたり、唸ったり、キバを剥いたりということがない。いつもニコニコしていて、争い事は大きらい。貴方の周りでも、どんなことしても絶対に怒らない人っているでしょ? ああいう感じで、例え吠えられようが噛まれようが、ニコニコへらへら、絶対にケンカをしないイヌなのである。
それが先日、たまたま小型犬(ジャックラッセルという元気で気ぜわしいタイプの犬)がまとわり付いて、吠えながら飛びついたりを散々繰り返していた。最初は当惑した表情ながら無視していたうちの子が、ついに、突然、「うぐっ!」と鼻にシワを寄せキバをむき出し、手をジャックラッセルの背中に叩きつけるようにして、バシッ、と怒りを顕にしたのだ! まるでイヌのように!(おいおい……)。
僕はといえば、頭では「ヤバイ、引き離さなくちゃ」と思ったものの、呆然として体が動かなかった。しかし、それも一瞬で、1秒かそこら後には、愛犬はいつもの様子に戻っていた。
その後、家人と顔を見合わせて確認しあった。
「いま、怒ったよね???」
「う、うん、お、怒った……みたい? 初めて見た……」
僕も初めてだ。6年もいっしょに暮らしていて、怒ったヤツの姿は初めて見た。穏やかな羊のような性格で、キバを剥くようなことは絶対にない、100万円かけてもいい、と思っていただけに、僕にとってはかなりショッキングなことだったのだ。
しかし、ヤツにしてみれば「そんなこと決め付けるなよ」といいたいに違いない。確かにそういう見方をしていたのは、僕の勝手なのだから。よくも悪くも“レッテルを貼る”ということはいけないことだ。その人間を決め付ける権利は、誰にもない。その時々のあるがままを受け入れる、それでいいのではないだろうか。イヌも、人も。その時々、偽りなく誠実でいる。笑うも、泣くも、怒るも。だから、イヌはかわいいのに違いない。僕もそうありたいのかもしれない。そう見られたいのかもしれない。



