ガレージ・ライフ ブログ

2008年04月15日

★★ガレージドアの秘密★★ホンディ大石の裏ガレージライフ

4月25日に『ガレージのある家』vol.12が発売になる。つい先日まで、その取材でいろいろなお宅をお邪魔していた。

その中で一軒、非常に興味深いガレージドアを取り付けていたガレージハウスがあった。これがその写真だ。いわゆるオーバーヘッドドアだが、どこが普通と違うか、みなさんはわかるだろうか?


一般的なオーバーヘッドドアはこういう感じ↓

特に赤い丸がついているところを比べてほしい。通常、パネルを上方に格納するためのレールが左右で延びている。また真ん中にもレールが一本通っている。真ん中のコレは、後端にモーターが付いていて、実際にパネルを動かす駆動部分になっている。

一般的にはこれら3本のレールがガレージの空間に張り出す形となっている。もしこのガレージが高い吹き抜けの天井だったらどうだろう? あるいは、リフトを入れたいと考えているとしたら?

せっかくの高い吹き抜けも、レールや格納されるパネルなどで、空間が遮断されてしまうことになる。当然、リフトなどを設置することは出来ない。

そこで改めて、最初の写真を見てほしい。このガレージも天井がかなり高い。通常のオーバードアでは、高い空間の途中にレールが3本張り出してしまうだろう。しかし、これはなっていない。

実をいえば、このオーバードアは“ハイリフト”仕様なのである。レムコ社のスティールフラットドアをベースに、同社がハイリフト仕様にオーダーメイドしたものなのだ。

左右のレールを持ち上げて、天井に沿って設置する。これによって、パネルは高く持ち上げられて、天井に沿って格納される。高くなった分、後ろへの伸びる長さも短くなるので、ガレージ後半部分にロフトがあるなどという場合にもメリットとなる。

もうひとつ、真ん中にある駆動部分だが、このハイリフト仕様ではまったくない。その役割を果たしているのが、ドアパネルの上方、右側に設置されたジャックシャフト式モーターだ。これはパネルの上方に置かれた駆動用のシャフトを直接駆動させるモーターである。

通常は、後ろにあるモーターが真ん中のレールに沿って設置されたシャフトやベルトを介してパネルを持ち上げるのだが、ジャックシャフト式ではその途中部分をなくしているので、当然真ん中のレールも必要ない。

こういうハイリフト式のオーバードアは当然珍しく、僕でも2例しか見たことがない。いずれもレムコ社の施工のものだった。

この詳細や実例に関しては、4月25日発売の『ガレージのある家』vol.12にてどうぞ。

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