昨日4月30日のドタバタ劇から一夜明けた本日、たいていのガソリンスタンドがキッチリ値上げしていた。レギュラー150~158円程度、ハイオク160~168円程度。
いつの間にか以前より高くなっていないか? しかし、僕はガソリンは半分は嗜好品みたいなもので、ある程度の税金は仕方ないと考える。もちろん、仕事でどうしても必要な人もいるが、中には公共の交通機関で代用できる人や、レジャーで使う人、単に走りを楽しむドライブで使う人などもいるわけで、そういったものは嗜好品的な性格があると考える。
また、高速代もそうだが、過度の使用や集中を避けるためにも、ある程度の価格をキープしておく必要があると考える(ガソリンが100円、高速がタダ、なんてなったら、道路はもっと混むし、資源を節約しようという気もなくなるだろう)。
いずれにしろ、排気ガスを出してみんなのものである周囲の環境を汚している(極論すれば)破壊しているのだから、その分のものは払うべきだ。僕もバイク乗り、クルマ乗りとして、その点は自覚している。
特に昨夜はそれを実感した。
夜の8時頃帰宅の途につくと、いつもはスイスイ走れる環7が、国道246あたりから異様な渋滞だった。結局それは20号あたりまで、約4キロほど続いていた。その先頭にあったのが、スタンド渋滞だ。それをすぎるとやっぱりスイスイ走れた。
ここで、この渋滞による損害を計算してみよう。あくまでもアバウトな計算だから、クレームは受け付けない。
クルマ1台の間隔を全長5m+2mで7mとしよう。4キロの間には571台。それが3車線、いや、途中2車線だから、2.5車線として1427台。
渋滞の4キロを通過するのにかかった時間は、約30分。通常時速40キロで走れれば、6分で通過できるので、5倍かかった。4キロを走るのに1台が消費するガソリンの量は、燃費リッター8キロとして0.5リッター。今回はその5倍だから、2.5リッター。つまり、2リッター余分にかかったという概算になる。まあ、アイドリング近辺が多いだろうから、百歩譲って仮に半分としても1リッター余分にかかったということになる。
渋滞時間を18時から21時として、3時間に4キロの区間を通過するクルマの数は、30分で1台分だから、6倍、つまり、1427台×6=8562台。
8562台が1リッターずつ消費したのだから、合計で8562リッターの損失となる。
リッター140円として119万8680円、なんと約120万円の損失だ! むろん、8000リッター以上のガソリンが燃えて出した排気ガスもあるし、熱量もある、8000人以上もの人が一人あたり24分もの貴重な時間をムダに損しているということもある。
そしてこれは、環7のごく一部の出来事であり、日本全国では、この何倍、何十倍、いや何百倍以上もの損失が出ているはずなのだ。
それもこれも、もう少し広い視野でものを見ることができれば、もう少しエコな気持ちがあれば、もう少し自制する心があれば、回避できるはずなのだ。
※別に安いガソリンを買うなということではない。なんで最終日にワッと集中するのかということ。先を見越して、混まない早い時期に入れておけばいいではないか。
今回の騒動はほんの一事にすぎない。あらゆることで、目先のことにとらわれずに広い視野で物事を考えられれば、我々が暮らす環境はもっとよくなっていくはずなのである。
今回の件に関しては、色々な人が様々な意見や考えをもっているだろう。僕は上のように考える。みんながそう考えればいいなとは思うが、意見を押し付ける気持ちはないし、議論するつもりもない。それぞれがよく考えて、最善と思える行動をとっていただければと思う。



