SL600のエンジン異音、正規店で見てもらったがすぐには原因はわからないという。調べるだけでも10万~20万円かかる、直すとなったら最悪何百万円もかかってしまうかも? と宣告されてしまった。なにせ12気筒のSLだから、新車価格1500万円以上だから……。
しかしそれって、修理代が現状の車体査定価格を越えてしまう(いや、何倍にもなる!)ってことだ。つまり、この車体は捨てちまった方が賢い、ってわけか? 正規店のメカ氏も暗にそう言っていたように思えた。
しかし、それはドライだ。僕が憧れるウェットな関係ではない。
色々と考えたあげく、再び腹をくくった。修理に出そう! しかし、少しでも安くあげるため、近所の正規店ではなく、少々遠くて不便だが購入した一般ショップで見てもらうことにした。(※この時点では正規店がどうのということではなく、購入したよしみで少しは安くしてくれそうな気がしたので……)
そして持ち込んだのが、神奈川県のG店。ここは、店の方が親切に対応してくれるので、ユーザーとしては気安くてありがたい。
早速クルマを見てもらう。あれ、異音がしない? クルマをほんの少し動かすと、そうそう、それそれ、異音がし出してホッとする(←ホッとすなっ!)。
そんな異音のするエンジンルームをG店のメカ氏が覗き込む。このメカ氏、ひょうひょうとして、一見は特にやり手にも見えなかった。だがしかしっ――
「あー、コレはあれだな」
と、エンジン横にあるカバーをめくり、なにやらゴソゴソやったと思ったら、なんと異音がピタリと止まったではないか! うぉぉぉーっ! マジっすか!(続く)



