今年のガレージングEXPOが終わった。もうどのくらいやっているのだろう? 4年か5年?(調べればわかるのだがその元気もない、ということで…)
今年もホビダスとつるんで(笑)、ガレージグッズの販売を展開。編集スタッフも借り出され、なれない店員さんを演じることになるわけだ。
展示会に出展するという機会は、みなさんもそうはないのではないか? とにかく実感するのは、3日間立ちっぱなしだと、足はむくみ、腰は痛く、最後の方は気力で支えないと、力がスッと抜けてしまうということ。おじさんにはつらいのだよ。出展者の方々、お疲れ様!
しかし一方で、読者の方や一般のお客さんと直接ふれあう機会という点では、何年やっても新鮮味がある。いつもやっている本造りの手応えも感じることができ、編集者としても新鮮な喜びがある。
むしろ、読者の方、ガレージ造りを考えている方にとっても、これまでに百件を越える物件を取材してきた編集スタッフと直接話せる機会であり、色々と質問をぶつけることができる機会なのである。めったにない機会、ぜひとも有効活用してほしいなぁ。
――ここからは、くだらない話なのだが――
EXPOの1日目、メッセ前のマックに立ち寄る。コーヒーだけのつもりが、朝マックのメガホットドッグなるものがあり、つい買ってしまう。当然、テイクアウトをお願いした。
(ここで、例によって、「横にずれてお待ちください」というアレがある。横にはもう人がいて、どこにずれたらエエんや! ズレようがないだろ! こういうお客の立場を考えない、マニュアル通りの対応、いや、マニュアルそのものが客をバカにしているのだ)
しばらくして、店員の婦女子が無言でポンとカウンターの上に置いたのは、紙袋に入った2つの包みのみ。
(おいおい、この紙袋をにぎりしめて持っていけっていうんかい)
プチッ――とくるのも抑えつつ、包みに手を伸ばそうとせずに、しばらく無言で婦女子の顔を不思議そうにみつめてやる。
何も言い出す気配がないので、ようやく「フ・ク・ロ」とジェスチャー付で要求してやる。
婦女子は、一瞬、微妙な間を開けた後、カウンターの下をゴソゴソとやって、袋を取り出す。
当然、ポリのコンビニ袋と思っていたのだが、出てきたのはコノ↓
大型の手提げ袋――。
1人前のセットのテイクアウトにこの手提げ袋かい???
もしかして、エコだ、省資源だ、なんてタテマエでコンビニ袋をやめておきながら、その代わりになるのがこの大型の手提げ袋なんかい? これって、むしろ反エコではないか!
こういう口先だけのエコが蔓延するから、エコという言葉自体が、偽善でうさんくさいものになってしまうのだ。これだから、マニュアルだけで従業員を操ろうとする方法には無理があるのだ。
本当のエコは、従業員1人、1人の心からのエコの信奉、真心、臨機応変な判断によるはずだ。
今回だって、店員が最初に「袋はどうなさいますか?」とか「袋は必要ですか?」といえば、こっちだって(あ、エコに気を使っているんだな)と思って、不要です、といったかもしれない。
しかし、それを、ただ、バンと紙袋の包みを置かれて、これで持って行け、といわれればカチンとくるだろう。そういうことがわかっていないのである。経営陣も、末端の従業員も。
本来、みんなが気持ちよく、地球環境、社会環境にも貢献するはずの“エコ”なのに、その本来の意味が見失われ、形骸化し、体のよい宣伝文句と経費削減の言い訳になりさがっていないだろうか……。

