僕が子供の頃、スーパーカーブームというものがあり、ミニカーやプラモなどを色々と買い集めた。
しかし、現在手元に残っているものは少ない。というか、まだ手元に残ってるんだ!
そんな中の一つがこのカウンタックLP500Sのミニカー。シンセイ・ミニパワーという商品で、スケールは1/38という中途半端なモノ。しかしながら、タイヤを地面に押し付けてバックさせると、ゼンマイが巻かれてダシュするというギミックが当時としては画期的だったように記憶している。
ガルウイングドアも開くし、フォルムは多少デフォルメされているような気がするが、案外よくできている。だから僕もずっととっておいたのだろうと思う。
細かい部分には、自分でマジックでスミ入れをしている。上手くはないけど、その意気やよし。ウイングが取れているけど、当時からLP400が好きで、このウイングは許せなかったのだろう。
そんな35年前のカウンタック、いま息子が遊んでいる。気に入ってくれたようで、とーさん嬉しい! 当時、小学生だった自分に、このカウンタックのこんな数奇な運命など想像できようはずもない。今自分が気に入って遊んでいるミニカーを、35年後自分の子供が手にするなどということが。
ところで息子よ、いちおう大事に扱ってくれ。投げたりするんじゃない。ガルウイングが開くなんてことは覚えなくていい、どうせぶち壊すだけだから。――ま、いいか。
でも砂場に持っていくのだけは、頼むからやめてくれ!

