WOWOWで放送した『ウルトラQ』全28話をようやく見終わった。
通勤電車の中で、PSPでコツコツと見る。30分×28で、14時間。これだけで半日分だ。というか、通勤時間ってばかにならない。単純計算、人生の1/12は通勤で終わってしまうのかも!? この時間を有効活用しないテはないな。
(昨日からは海外ドラマの『ケネディ』を見始める。45分×8話=6時間)
『ウルトラQ』が製作されたのは、昭和40年。劇中の風景も当然当時のもの。東京の街は、45年前とはいえ、建物はけっこうモダンでシャレたものが多くて驚かされる。しかし一方、道はジャリだったり、一般住宅はみすぼらしかったり、東京でも郊外には素朴な田舎の風景が残っていたりする。
主人公が乗るクルマは、ミケロッティデザインのスカイラインコンバーチブル。当時としてはイキなクルマだったんだろうな。停車するときに、前後にグラングラン揺れるところからすると、サスはけっこう柔らかいのだろう。砂利道が多い道路事情を考えれば、それもうなずける。
フェアレディ1600か2000も何回か出てきて、これがカッコイイ。24話では、黒いサングラスにくわえタバコ、手にはワルサーP38をもった赤木圭一郎みたいな典型的なスパイ風の兄ちゃんが乗っていて、このアナクロさにシビれた。
また、アメ車も普通に出てきて、まだまだ日本のクルマ黎明期だったんだなということを感じさせてくれる。
こういう懐かしい風景を見るだけでも『ウルトラQ』を見る価値はあるし、45年前の人々の姿――特に単なる街を行きかう通行人のようなリアルな人の姿を見るのも何かを感じさせるものがある。いつの時代も人はそれぞれ生きていたのだし、それはいつかは過去になる。

