川原を散歩していたら、期待せず桜の風景に出会った。
この時期、ブログは桜ネタばかりでんがな、まあ、そうね。
でも、桜の風景を見ても心が躍らないというネタは僕だけかもしれない。
毎年この時期は本当に楽しみだったし、お祭りや行事に全然興味がない僕が、唯一楽しみだったのが桜を見ることだった。
人は桜になにを見るのだろう。この世の営み、生きる喜び、流れ行く時の瞬き、明日への期待、自分自身......。
僕はそれが見えなくなっちゃったのかな。
いつもより遠くへ、長く歩き続け、ふと見ると――。
な、なんだオマエ!? いきなりまん丸にまとまって、カブトガニみたいでカワイイじゃねぇか! キミたち、いったいどうしたの? 僕を笑わせてくれているの!?
そういえば、好きな歌のフレーズにこんなのがあったっけ。
「――靴ひもがほどけたら
足元の花に気付く
想いが生まれた――」
(「やさしくされた、あの気持ち」アーティスト:Cha-Cha)
みんなが見上げている時、下を向けば、みんなに見えないものが見つかる。こんなつまらないただの雑草の群生であってもね。
でも、それに目を留めて、笑える、それもいいじゃん。いっしょに笑う人はいないかもしれないけど、そんな方向性でいいよ、僕は。
むしろ、こんな雑草の丸いかたまりを見て、笑い、何かを感じているのが世界中で自分だけだ(なのか?)と思うと、それはそれで痛快だ。
まあ、そんな観点でつくる雑誌じゃまったく売れないだろうな。いや、同じ感性の人は必ずどこかにいるもんなんだけどね。

