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2006年06月28日

パラディオのヨーロピアンスタイル

正統派ヨーロピアンの邸宅が内装工事まで進みました。前回ブログで紹介したところから、さらにじっくりと進行中です。アイアンやステンドグラスを用いて、外観デザインのフェデラル様式に合った素敵な内装を製作中です。

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この現場でMPADは16世紀に活躍した建築家・パラディオの作品を参考にしながら工事を進行させています。「フェデラルの原点を学ぶならコレだよ!」と、かつてA氏が私に授けてくれたパラディオの図面集が今とても参考になっています。ミケランジェロ、ダビンチに並ぶ奥深さかも・・・建築って奥深いんですョ。

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写真左:階段の奥にはアーチを組んだギャラリーホール、写真のアーチ部材は仮組みです。そもそもアーキテクチャー(設計)の語源は石組によるアーチ状の建築物が由来・・・パラディオも「ラ・ロトンダ」をはじめとするたくさんのアーチ型建築を手がけていました。実際の仕上がりはどうなるかはお楽しみですね。写真右:リビング入り口の枠にはガッシリとクロスヘッド・ピラスターが付いています。中心の四角い飾りはキーストーンといってクロスヘッドのバランスを取るために付いているもので、このキーストーンの役割が語源となり「中心原理」「中枢」「要石」という意味に繋がります。

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スペインの鍛冶職人が創り上げた一品!?アイアン手摺の持ち手部分にも詳細な彫り込みが施されています。アイアンの面白いところは、仕上げ方によって、カジュアルカントリーに合ったり、スィートエレガンスな雰囲気に合ったりと・・・建築の歴史上においても、それだけ昔からいろいろな場面で使われていたということです。

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今回取り付けさせていただいたアイアン手摺はオーナーご夫妻と共に原案デザインを起こして特注製作したこだわりの一品!製作からの納期はだいたい2ヶ月ぐらいです。そしてセレブリティー&スィートエレガンスな仕上がり風で・・・。

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写真左:腰壁の施工。この四角に組み込んだ額縁の内側はシャドーボックスといって絵を重ね合わせた立体絵画技法を施す楽しみ方もあります。思い切って描いちゃおうかな(笑)写真右:階段ホール部分には縦3連に現場加工したオーナー持込みのステンドグラスを納めています。

海外の建築技法や建築史も、日本の伝統工法同様に紐を解いていくと、どんなデザインや納まりでも全てに何かしらの「意味」があるのです。

Motohashi Professional Architect Design

投稿者 motohashi : 2006年06月28日 00:15