2008年04月19日
無彩色の内装 MPAD/EuroNaturals
ヨーロピアンスタイルの邸宅が続々と竣工しています。箱型、窓配列が均一、造形モール、掻き落としの外壁・・・そして静かな色合いで住宅密集地にも溶け込む落ち着きのある上品なスタイル、そんなMPADのEuroNaturalな作品をご紹介します。。。
こちらの画像・・・外壁からサッシが窪んで、窓周りに重厚感を持たせましたのでRC造(鉄筋コンクリート造)とよく間違えられますがこちらは2×4工法の3階建構造です。画像手前にチラリと見えるオーバースライダーのインナーガレージに愛車もスッキリと納まります。
写真左:オーナーが悩んだ玄関ドア色。ざらりとした掻き落としの外壁とグリーンがとても合っています。光沢を抑えた外壁も重厚感を出す為の大切な脇役なのです。写真中:玄関ホールはタイル貼りでギャラリーも兼ねています。写真右:波型の手摺が建物の奥へ奥へと導いていますね(笑)
もう、どんどん導かれていきます・・・内装は明度のみの無彩色である白一色に。。。無彩色とは最も明るい「白」と最も暗い「黒」との間に無数のグレーがありそれぞれの明るさで識別されます。白は窓の配置や照明の落とし方、仕上げ方で無数の変化を楽しむ事ができる唯一の色・・・物足りない「無」ではなくて無数、無限という宇宙のような意味の「無」・・・これが無彩色である「白」の奥深さなのです。
写真左:キッチン背面にはタイルトップの手作りカウンター、ペンダント照明やステンドグラスとも合いますね。写真右:廊下にちょっとリゾートな洗面台、余談ですがこの洗面台は次回開催されるプチマルシェ2の会場トイレでもご覧になれます。
写真左:スウェーデンやイタリアなどで多数見かける窓付きの扇形浴槽・・・側面の窓は「潜水艦のラジコンを眺める為だよ!」と、これを見たオヤブンが真剣に語っていたのが印象的でした(笑)7色のLSDライトが付いているので潜水艦とタコがいれば「海底2万マイル」が再現・・・写真中:浴室から誰からも覗かれないプライベートな中庭へ全裸で出られます。写真右:上を見上げると空、3階はバルコニー、実はこの中庭、将来の介護も考慮した導線計画に。。。
こういった間取りとデザインの実現こそ、じっくりと打ち合わせを重ねて創り上げる本格的な注文住宅住なのです。住まい手のニーズに合わせた10人10色の家造り・・・ぜひMPADまでご相談ください。
Motohashi Professional Architect Design
投稿者 motohashi : 01:28
2008年03月20日
お店造りと家造り 始まりました
「自分のお店を持ちたい!」「こだわりのお店を開きたい!」と思っている方ってたくさんいらっしゃると思います。パン屋さん・・ケーキ屋さん・・ラーメン屋さんに床屋さん、歯医者さんやペットショップ、、、自宅カフェもいいですね。。。居酒屋さんでしたらわたし常連になりますョ(笑)。同じく「マイホームを持ちたい!」と家造りをご検討中のかたも沢山いらっしゃいます。この「お店」と「自宅」を同時に実現さてしまおうという「店舗併用住宅」の工事が始まりました。
イタリアのポルトフィーノを思わせる外観・・・ポルトパラディーゾ(知る人はピピッと来たと思いますが)も夢があって個人的に好きです(笑)現場は海辺、窓周りはトロンプルイユ(騙し絵)ではありませんがディンティルやピラスター、クロスヘッドなどの装飾を施します。こちらのオーナーは2~3階がこだわりの住まい。そしてここの1階で鉄板焼き屋さんをオープンします。
海近ですからワイン片手にシーフードを頂きたいですね(^^♪
現場では地中に鋼管杭を打ち込む準備中。写真左:地面に図面通りに地縄(白いロープ)を正確に張ります。写真中:杭の中心となる部分に目印をつけます。写真右:現場に杭が搬送され重機で下ろしています。
写真左:さっそく搬送された杭の打込深さを確認する為に1メートルごとの印をつけます。写真中:重機で鋼管杭が打込まれました。これはちょうど3メートル位でしようか。写真右:測量機で杭の高さをチェック、オーナーご夫妻も現場作業を見守る中、これで1本打込み完了です。こちらでは6.5メートルの鋼管杭を合計32本打設しました。
現場作業ですとパラディーゾ(楽園)というより、とても地味な印象を受けますが打ち合わせを重ね、その内容を明確に図面に反映させていますから、仕上がっていく過程が楽しみなんですよね。音楽に例えるならば図面は楽譜でしょうか・・・そして現場でアドリブも大いに加わりライブする・・・きっと仕上げはご主人と一緒にハーフビルドでしょう(笑)!
家造りに合わせて店舗併用住宅やお店造りをご検討中の方もぜひMPADまでお問合せください。
Motohashi Professional Architect Design
投稿者 motohashi : 01:01
2006年10月27日
正統派ヨーロピアンの邸宅 完成しました2
こちらの邸宅内で納めた設備品、キッチン、照明器具、装飾など、そのほとんどがオーナー自らの支給品。こだわりを尽くす住まい造りにオーナー自らも積極的に参加して、世界各国の品々を吟味し選定していく・・・これから始まる毎日の生活様式に揺るぎ無い明確なポリシーを持っているからこそ実現できる、こだわりの領域なのです。
洗面化粧台は各階に設置されていますが、こちらの照明、鏡、洗面ボウル、ステンドグラスまでも施主支給品。各品々の装飾デザインからの値段やイメージに合った商品を探し出す作業には苦労されたそうです。
表面材がピアノ塗装で仕上げされた真っ白いキッチン。白いグランドピアノの旋律・・・鏡としても使えそうなくらいの上品な光沢があります。
観音開きドアの奥は大理石貼りの大きなリビングがあります。各階ホールには開放的な吹き抜けや、随所に壁を有効活用して、ニッチ(絵画や鏡などを掛けたりできる窪み)を作っています。
その他あらゆる所が見せ場の「正統派ヨーロピアンの邸宅」、このように欧米では当たり前のハーフビルドや施主支給で納得のいく家造りもMPADesignならでは。
住まい手にとっての家造りで「どんな内容で」「どんな工法で」「どんなご予算で」・・・・・MPADでは様々な条件を抱えた住まい手の理想にお応えすべく、これからも日々の研究・探求を生かして積極的に取り組んで参ります。現在企画中の物件やプランニング中の住まい、そしてこれから続々工事が始まる邸宅も、どれもスッゴイ内容でワクワクですよ!進捗状況は本ブログにてご紹介させて頂きますので家造りをご検討中の方はぜひ参考にしてください。今後の活躍に乞うご期待!
Motohashi Professional Architect Design
投稿者 motohashi : 00:13
2006年10月26日
正統派ヨーロピアンの邸宅 完成しました
こちらの住宅の建築テーマでもある「正統派ヨーロピアンの邸宅」が本日無事に完成し、お引渡しを迎えることができました。ヨーロッパでの海外経験も豊富なオーナー自身が9年間暖め続け、こだわりを尽くし実現した素敵な住まい。オーナーのご協力により、本ブログで特別に!・・・ご紹介させていただきます。
外壁のディンティルトリム(歯型装飾)や1階部分の石目、窓周りの装飾などは全て彫刻と同じように掻き落としと彫り込みで仕上げています。その他外壁の吸排気管などは両脇に、配電線は地中埋設して道路まで送り込み建築物のデザインを美しく見せる工夫をしています。
外観からの眺めは完全なるシンメトリー(左右対称)、しっかりと素敵な存在感を強調しています。素晴らしい!このような正統派様式は格調・品格を常に高く保ち流行に左右されません。写真右Thermatru社の玄関ドアをブルー色に仕上げ、鍵はKABAロックに変更、窓装飾はコンコルドシリーズで合わせています。
玄関ホールは大理石の床にドライウォールの壁。巾木や廻縁は太く見せる為に2段使いに加工して視覚的に重みを持たせています。外壁同様の掻き落としで仕上げたアーチの奥にはギャラリースペース、手前の階段手摺はオーナーがじっくりとイメージを描いたものを海外納期2ヶ月で特注製作しカタチにしたこだわりのアイアン製。
パート2につづく
Motohashi Professional Architect Design
投稿者 motohashi : 23:28
2006年08月07日
そして遂に・・・お披露目しました
毎日猛暑が続きます。先日の長雨で足場解体を見送っていた「正統派ヨーロピアンの邸宅」もこの晴天のおかげでようやくお披露目(足場解体)できました・・・そして今日も仕上げ工事を進行中です。
どうでしょう、この流行に左右されず堂々とした存在感。左官の掻き落としも綺麗に仕上がっています。サッシ周りや軒部分の装飾、同じ塗り壁であってもデザインや志向によって全く性質の違う作品に仕上がるのです。
均等に配列された窓がとても美しい正面ファサード。壁とサッシの取り合い部分はツーバイフォー工法をベースにした矩体構造ですがしっかりと窪んでいます。1階部分の窓には防犯用のシャッターまでも納める程の奥行き。この辺りの細かいディティールがデザインを左右するのです。とりあえずこの現場に足を運ぶと、ここは本当にニッポンか!?と錯覚してしまう程の素敵な出来栄えなMPADの現場です(笑)
投稿者 motohashi : 00:16
2006年07月25日
正統派ヨーロピアン 外壁工事
今年の梅雨は例年にも増して期間延長だそうですね。外部に関する工事での長雨は、どうしてもスケジュール変更の段取りに追われてしまうのです(汗)。今日はそんな矢先に突然「カラッ!」と晴れた瞬間があり、目が点になりましたね。。。
現在建築中の正統派ヨーロピアンスタイルの邸宅も、この梅雨の合間を縫って外壁工事が進んでいます。まだ足場シートが掛かっていますが、迫力ある外観にすでに通行中の人々が足を止めて眺めていきます。均一に配列された窓、そして窓周りの装飾などが美しく上品に表現されていきます。ちなみに当社の社名入りシートも美しくシンメトリーに貼っています(笑)。
上品に表現されているディンティル(歯型装飾)、絶妙な段差で・・・深すぎず浅すぎず・・・このバランスで決まりますね。サッシ周りも2段構えにどっしりと装飾されています。これら全ては部材を取り付けたのではなく、左官技術による掻き落としによるものなのです。
投稿者 motohashi : 00:40
2006年06月28日
パラディオのヨーロピアンスタイル
正統派ヨーロピアンの邸宅が内装工事まで進みました。前回ブログで紹介したところから、さらにじっくりと進行中です。アイアンやステンドグラスを用いて、外観デザインのフェデラル様式に合った素敵な内装を製作中です。
この現場でMPADは16世紀に活躍した建築家・パラディオの作品を参考にしながら工事を進行させています。「フェデラルの原点を学ぶならコレだよ!」と、かつてA氏が私に授けてくれたパラディオの図面集が今とても参考になっています。ミケランジェロ、ダビンチに並ぶ奥深さかも・・・建築って奥深いんですョ。
写真左:階段の奥にはアーチを組んだギャラリーホール、写真のアーチ部材は仮組みです。そもそもアーキテクチャー(設計)の語源は石組によるアーチ状の建築物が由来・・・パラディオも「ラ・ロトンダ」をはじめとするたくさんのアーチ型建築を手がけていました。実際の仕上がりはどうなるかはお楽しみですね。写真右:リビング入り口の枠にはガッシリとクロスヘッド・ピラスターが付いています。中心の四角い飾りはキーストーンといってクロスヘッドのバランスを取るために付いているもので、このキーストーンの役割が語源となり「中心原理」「中枢」「要石」という意味に繋がります。
スペインの鍛冶職人が創り上げた一品!?アイアン手摺の持ち手部分にも詳細な彫り込みが施されています。アイアンの面白いところは、仕上げ方によって、カジュアルカントリーに合ったり、スィートエレガンスな雰囲気に合ったりと・・・建築の歴史上においても、それだけ昔からいろいろな場面で使われていたということです。
今回取り付けさせていただいたアイアン手摺はオーナーご夫妻と共に原案デザインを起こして特注製作したこだわりの一品!製作からの納期はだいたい2ヶ月ぐらいです。そしてセレブリティー&スィートエレガンスな仕上がり風で・・・。
写真左:腰壁の施工。この四角に組み込んだ額縁の内側はシャドーボックスといって絵を重ね合わせた立体絵画技法を施す楽しみ方もあります。思い切って描いちゃおうかな(笑)写真右:階段ホール部分には縦3連に現場加工したオーナー持込みのステンドグラスを納めています。
海外の建築技法や建築史も、日本の伝統工法同様に紐を解いていくと、どんなデザインや納まりでも全てに何かしらの「意味」があるのです。
Motohashi Professional Architect Design
投稿者 motohashi : 00:15
2006年03月15日
正統派ヨーロピアンの家 上棟!
関東地方に雪が降った時に地鎮祭を執り行った「伝統美に包まれる正統派ヨーロピアンの邸宅」が本日3階まで上棟しました。2世帯住宅3階建て延床面積101坪のボリュームなので、材料搬入や作業日数もその分掛かります。ですが、雪のあとからは天候にも恵まれて一気に骨組み完成までたどり着けたのでホッとしています。
構造は2×4工法です。骨組みは基礎工事中に工場にて製作していた壁・床のパネル材を現場に搬送してレッカーを使用して組上げていきます。窓配列がとても美しい、まだまだ骨組みなのでイメージがつかみずらいでしょうが、ここからじわじわと仕上がっていく所が何とも楽しみなのです。。。
写真左:荷揚げも順番通りに行わないと作業効率が狂います。写真右:私も足場に登って(青ヘル)パネルを組上げるメンバーと状況に合わせて慎重に打ち合わせを行います。ささいな油断が命取りになるのでこの作業中は皆真剣なのです。気合のあまり罵声も飛ぶ時だってもちろんあるんですよ(コワーッ)。。。
外装の色や装飾、アイアン格子の施工まで進めば、更に美しい仕上がりになるでしょう。今日の作業をずっと見守りながら眺めていたオーナーご夫妻の笑顔がとても印象的でした。なんといっても「正統派ヨーロピアン!」の家ですからエレガンスな仕上がりに乞うご期待!
今、建築中、基礎工事中の方やこれから建築を予定している方は、この「上棟」の瞬間をぜひ味わって下さい(笑)感動します!
投稿者 motohashi : 19:41
2006年01月21日
雪のヨーロッパ
今日は地鎮祭。車での移動で行きよりも帰りの方が路面がズルズルで雪が多かったです。すっかり暗くなりましたが無事事務所に到着・・・、ほっと一息。
本日地鎮祭のこれから始まるこちらのお宅はパリにある古い佇まいをイメージに「伝統美に包まれる正統派ヨーロピアンの邸宅」をテーマに建築していきます。オーナーご夫妻はスペインやイタリア、フランスなど海外に出向く事がとても多く、こだわりのファサードデザインやコストにも相当な時間を掛けて、土地取得から今日の地鎮祭まで、なんと9年の歳月を費やしました。こだわり無期限。
これから最終的な海外発注の確認をして、工程の再チェックなどを行い、私たちはいよいよ工事着手にはいります。
写真左はこれから建築する建物外観。シンメトリーのシンプルなデザインがヨーロッパの伝統美を表現しています。窓廻りなどにはアイアンも施して雰囲気はまさにパリジェンヌ。延床101坪の総3階建ての邸宅です。外壁は伊佐君による掻き落し仕上げの予定です。写真右は左官屋伊佐君の過去施工例。美しい、このようなイメージです。
話は戻って本日、関東地方も雪が降っていますが、予定通りに地鎮祭が執り行われました。昨夜は夜空がキレイだったんですよ(笑)なのに大雪!でも前日の天気予報をチェックして段取り良くテントを用意していたので無問題。
前日に地縄(建物の外周線)を土地に出しておいたのですが雪で埋もれてしまいましたね、少し早めに来て地縄沿いをホウキで掃いて準備OK。
この状況だと雪をかいているようにも見えます・・・「エイ、エイ、エイ!」と、白い雪を白紙の紙に観たてこれから色付けを行っていく工事が無事故にて完成出来る様に祈念しました。
投稿者 motohashi : 21:34

