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2005年06月16日
予選初日は生憎の雨模様

●予選1日目:現地時間6月15日
ル・マンの予選は合計2日間。タイムアタックは共に、午後7時~9時、10時~12時の1日2セッションで、日中よりは気温が低く好コンディションとなる夜間に行われるのが特徴だ。もっとも、ピットでは予選に備えて、午前中から各クルーがせっせとマシンの調整にはげんでいる。
今年はテストデーが6月になり、本戦まで中2週間と短くなった。このため、例年に比べてマシンの調整を行う日程が短くなっている。昨年まではテストデーから本戦まで中6週間あったので、テストでのデータをもとに新しいパーツを採用したり、コンポーネントを変更したりと、マシンそのものに大きな変更を施すことができた。ところが、今年はテストの時に全てを揃えてル・マン入りし、テストデータに基づく変更は、「調整」レベルでしかできない。このため、アメリカから参加するコルベット・レーシングにとっては、若干不利な日程となってしまったようだ。逆に、在欧州のチームはこの日程変更が有利に働くことだろう。

さて、コルベット・チームが参戦するのは市販モデルをベースとした「LMGT1」クラスとなるが、この「GT1」クラスにおいて、今年最大のライバルとなるのはアストン・マーチンだろう。アストンは、セブリングでのデビュー戦後、チームへの資金的バックアップを大幅に増やしたと噂されている。よって、ル・マンに姿をあらわした時には、セブリングの時とはずいぶん異なったマシン外観となっていた。もちろん、ル・マンでのオープンテスト後も改良に改良を重ねてきている。コルベット対アストン・マーチンというのが、今年のル・マンの大きな見所となるだろう。
ところで、予選初日だが、日中激しく降った雨は夕方やみ、雨雲もいなくなったと思ったら……午後7時の予選開始直前になって再び大雨になるという難しい天候の中で開催された。「どの位で雨が止むか……」、各チーム判断がまちまちとなり、レインタイヤをはいているチームもあれば、ドライをはいているチームもあるという状況となった。比較的雨に強いコルベット・レーシングはC6-Rにレインタイヤを選択してトライ開始。結果的に64号車が4分36秒209をマークして8位に。63号車は4分36秒309で64号車に続く9位で終了した。アストン・マーチンやフェラーリ勢が上位につけているのが気になるが、予選2日目の結果に期待したいところ。
◎予選1日目GT1
Pos./Car No./Drivers/Car/Time
1. (#50) Goueslard-Dupard-Vosse, Ferrari 550, 4:20.688
2. (#59) Brabham-Sarrazin-Turner,
Aston Martin DBR9, 4:22.600
3. (#61) Fomenko-Vasiliev-Bouchut, Ferrari 550, 4:23.885
4. (#52) Bartyan-Malucelli-Seiler, Ferrari 550, 4:24.686
5. (#51) Pescatori-Gollin-Ramos, Ferrari 550, 4:30.973
6. (#58) Enge-Kox-Lamy, Aston Martin DBR9, 4:31.022
7. (#69) de Fournoux-Daoudi, Ferrari 575, 4:33.600
8. (#64) Gavin-Beretta-Magnussen/
Chevrolet Corvette C6.R, 4:36.209
9. (#63) O’Connell-Fellows-Papis/
Chevrolet Corvette C6.R, 4:36.309


上の写真(右)は昼間から雨が降り出し、市内へランチにでかけた時にみつけたカフェのウィンドウ。コルベットはル・マンでも人気者だ!
投稿者 hobidas : 2005年06月16日 01:49