2011年12月 8日

Alfa Romeo Junior Zagato


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先日のイベントにお邪魔した際、
幸運にも、行き帰りの道中のかなりの距離を、
この素晴らしいクルマの助手席で過ごさせていただきました。

発表された当時、世の人々の目にはさぞ前衛的に
映ったであろうこのクルマ。それこそ当時のSF映画に登場
する宇宙船のようなデザイン...
助手席に座ると、どこか懐かしい雰囲気。
ドライブが趣味だった祖父の愛車、トヨペット・コロナを
思い出すな...と思ったのも束の間、
滑るように快適に、図体の大きな現代車の間を、
隕石をよけながら宇宙空間を飛ぶように、
白い小型の宇宙船は高速道路を走りはじめました。
上り坂に差し掛かっても、少し湿った、甲高い排気音も
さらに頼もしく、ぐっと加速していきます。
車体が軽く、エンジンがきちんと回るという、
スポーツカーとして、「当たり前」なことの
偉大さを身にしみて感じました。

「今日みたいなドライブはもちろん、ちょっとお茶を飲みに
行くのもこれ一台だよ。」

オーナー氏はそう言います。

日常使用に耐える個体、
それを維持しようとするオーナーの心意気...
尊敬の念を抱かずにはいられません。

オーナーのT様、貴重な体験をさせていただき、
有難うございました。

2011年12月 5日

Shape

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昨日、TAKU'S CARSの熱烈な支持者であるZ氏に、
イベントに連れて行っていただきました。

今現在、この現代において、

クルマを作る人
クルマを売る人

そして、クルマに乗る人に、

「心の豊かさ」とは何なのか、
もっと考えて欲しいと思った、有意義な一日でした。

この素晴らしいイベントを企画された主催者の方々
富士山のふもとまで、大切なクルマを走らせ、
それを見せていただいた愛好家の皆様に、
最大の感謝と敬意を...

有難うございました。


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2011年11月18日

Alfa Romeo RZ Zagato

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TAKU'S CARS「RZ ZAGATO」(2011)

SIZE:220mm×320mm(木製台座寸法)

台座は特注の桐製。カーボンパネルはドライカーボン。

ザガートエンブレムはアルファロメオ純正部品を
加工の後、台座に取り付け。

ONE OF ORDER(非売品)

2011年10月24日

58

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ほんの三週間前、
彼は私や、大勢のレースファンの目の前を、
駆け抜けていました。

噂に違わず激しいライディング。
後続のマシンを、「通さないよ」
とでも言っているような、高々と長い足を
投げ出したブレーキング、
最終ラップまで同じホンダのバイクに乗る
ドヴィジォーソとバトルを繰り広げ、
我々は大いに湧きました。

陽気なキャラクター、
個性的なルックス、

そして、期待された将来性。

motoGPに6台しか走ることを許されない、
ホンダが誇る世界最速のRC212Vを託された、
若く、溢れる才能の持ち主でした。

日本GPに行った人の多くが、
「シモンチェリが手を振ってくれた。」
そう言っていました。
予選や練習走行でも、本気でアタックしていないときは、
いつもコースサイドや観客に手を振っていました。
もちろん、チェッカーが振られた後も。

世界中のバイクレースファンを愛し、
愛された、ゼッケン58。

何故彼なのでしょうか。

受け入れなければならないのでしょうか。

もう言葉が出てきません。

マルコ・シモンチェリ選手の
ご冥福を心からお祈りします。

2011年10月22日

無敵艦隊

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鮮やかですなあ、
3台並ぶと。

タイトル決定後も止められませんな。
この無敵艦隊の勢いは。

この写真はダニーが走行後に入るためのお風呂...
ではなくて、26番車専用のパーツ洗浄台です。
水洗い可の部品は、ここでガンガン洗うわけです。
もちろん27番、4番専用のものもあります。
さすがワークス・チーム。
三つの湯船も世界を駆け回っているのです。

明日もこのお風呂で磨き上げた最強のマシンが
灼熱のマレーシアを石鹸、じゃなかった席捲するでしょう。

あ、中須賀君も頑張って!いつものように「前乗り」で、全開ドリドリ!

2011年10月14日

反省

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先日のmotoGPに乗って行ったクルマです。
独製の新車。ジェッタ、ヴェント、ヨーロッパでは
パサートも乗った事があるけれど、VW特有の足周りの安定感はそのまま、
ハンドリングは最近のマツダ車みたいなシャープさを足した感じ。
内装はこじんまりしたホテルみたいで居心地良し。
2、3時間の運転では腰も痛くならない。疲れない。
常磐道の追い越し車線走っていると当然のようにトッポイクルマに
あおられる訳ですが、「別に~」と、無視できるくらいパワーに余裕もある感じ。
で、思い出したのがこのクルマ1.2リッターだったよな!
ターボ車とは言え、恐るべし最近の欧州コンパクトカー。
それでいて、信じられないくらいガソリンが減らない...

もうガソリンも昔のような値段にはならないだろうし、
次にクルマを買うとしたら...自分もこの類に?!...

マスコミが作り出したエコだとかそういう風潮には、
一貫して「異議申し立て」をしてきたTAKU'S CARSですが、
揺らぐくらいのショックを受けてツインリンクもてぎから帰ってきました。


一週間後、TAKU'S CARSの支持者であるZ氏からメールが...

「TAKUさん!サーキットデビューしてしまいました!」

添付されていた画像がこれです。

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おおお!セブンを追い回す「赤い蛇使い」Z氏!!
その後ろにも英国の「小粒のピリリと辛い」軍団を従え...
ガソリンの匂いがプンプンしそうです!

しかしZ氏のパワーには恐れ入ります。
氏は愛機ザガートRZを駆り、毎週のようにイベント、ミーティングと
関東甲信越を走り回っています。
そして氏のブログ、二匹の蛇の抜け殻は、
開設一年未満ながら、日本中のアルフィスタ、イタリア車フリークの
絶大な支持を受け、とんでもないアクセス数を叩き出しています。
それもそのはず、Z氏のアルファロメオについての知識は、
プロの自動車ライターを凌駕するんじゃないかと言うほど
分厚いものです。それも全て、ネットの受け売り等ではなく、
氏が若き日から何台ものアルファロメオを愛し、乗り継ぎ、
「その足で」得た掛け替えのないものです。

Z氏に気づかされました。自分が欲しいのは、憧れているのは、
ガソリンの匂いのする、あんなクルマや、こんなクルマだろう?

ハイ、その通りです。反省...


TAKU'S CARS 「GTA RACERS」 ホビダスにて販売中。
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2011年10月 8日

HONDA RC212V

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世界最速、否、
人類史上最速のレーシングモーターサイクル。

究極の技術と、
情熱の集合体。

もう、誰にも止める事は出来ない。

motoGP 2011 第15戦 日本GP

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10月2日、自宅を午前5時出発。サーキット周辺で少々渋滞もあったけど順調に到着。
ホントは金曜日から来たかったんですけどね。

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いきなり、祥也が出迎えてくれました。おかえり、祥也。

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パドックエリアに入るなり、ライオン丸に遭遇。自分が10代の頃から、
雑誌やテレビ中継にも良く出ていたフランス人の名物スタッフ。
当時から全く風貌が変わらない。この人に会うと、「GPに来たなぁ」という気分になる。

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アプリリア 125cc

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KTMのマシン

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名門、アスパーチーム。

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2サイクル125クラスが走る日本GPは、今回が最後。
あの乾いた音がレーシングバイクの代名詞だったのに...
大変さびしいです。

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「これで俺の2サイクルも終わりだよ。」

ワイルドカードで出走する若いライダーのマシンを準備する、
7CのF氏のその言葉に未練のようなもの見えない。なぜなら新世代のプロジェクト
とっくに始動し、氏の手が入ったマシンは結果を出しています。
国内の小、中排気量のレースシーンを支えてきたF氏の今後の活動は、
彼に厳しく指導された祥也もきっと見守っているでしょう。

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中東カタールチームのモリワキ製moto2マシン。これも、
鈴鹿のアニキが作ったバイクだ。ガンバレヨー!!

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今やmoto2クラスを席巻する、suterのマシン。
このマシンを使用するチームから、中上選手に代役参戦の声が掛かった。
順調にタイムアップし、本人も楽しんでいた様子だったけど...
何とこの写真を撮った直後のフリー走行で転倒、負傷。残念、お大事に。

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暑かろうが寒かろうが、
レースの世界ではタイヤの温度を上げておくために
使われるウォーマーですが、今回のもてぎの寒さは想定外だったみたい。
そのため各クラス、転倒者が多かった。

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小山選手の応援団。気合入ってます。

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今回は大変残念だった高橋選手。転倒、再スタートしたあとのラップタイムが
抜群に良かっただけに悔しい。鈴鹿のアニキのバイクなら、残りのレースは
勝てるはずだ。頼んだよ!!

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ヤマハの往年の名車がエキシビジョンで出走。神の乗ったバイク、
4気筒のシリンダーヘッドが見える...生唾ゴクリ...

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ノリック阿部選手のお父さんは、息子さんのツナギをそのまま着て出走。
ご自身も船橋オートのレーサーとはいえ、500のマシンに乗れちゃうのが凄い。

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moto2のスター、トーマス・ルティ。

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この中にバレンチーノ・ロッシがいます。

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いよいよmotoGPクラスのレースがスタート。

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自分はパドックパスをもらっても、チームのお手伝いでピットに
いなければいけない等の理由が無い限り、
必ず観客席でレースを見るようにしています。
大勢の観客と一緒にライダー、チームを応援するという
一体感。これぞレース観戦の醍醐味。
一周目のロッシの砂煙!「あー!!!」
ストレートに青山選手が帰って来るたび、「ひろしー!!!」
いつしかコースを走るライダー達とも
一体感が生まれる...
そしてチェッカーフラッグ。拍手、歓声、
クールダウンラップ、手を振るライダーたち、
フラッグを振って称えるコースオフィシャル...

テレビやネットではこの感動は絶対に得られません。


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伊藤真一選手を見ていると、
ヒーローは実在するんだなと思ってしまいます。
3月には地元宮城でご自身も被災。
ですがその直後に昨年の引退宣言を「撤回」。
再びホンダのバイクに跨り、地元宮城、そして日本中に
勇気を与えるためにヒーローは帰ってきました。
齢44歳、今回はmotoGPマシンを振り回し、
世界の強豪と堂々勝負を繰り広げました。
ありがとう伊藤選手。HRCカラーのマシンで疾走する姿、
一生忘れません。

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正真正銘、「勝利の美酒」

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「勝つときってこんなもんなんですよね。」

今回自分を招待してくれたOメカは言います。ダニーがmotoGPに
ステップアップしてからずっと彼の担当を努めているO氏。
快走を見せたかと思えば、信じられないようなアクシデントに見舞われたり...
この数年、数え切れない苦楽を共にして来た二人。
でも、どんな時もO氏はダニーの才能を信じ、
ダニーはO氏の組み上げた26番車に身を預けてきました。
二人の、そしてホンダの魂が大きく実を結んだ一日でした。
本当におめでとう!!

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RC212Vが推定何馬力だとか、今日のタイヤチョイスは
誰がソフトで誰がハードだったとか、そんな情報をネットや何かで拾って、
見てきたようにに語る人より、もてぎに駆けつけて手作りのフラッグで応援した
この女性の方が、百万倍偉いと思います。

この日もてぎにいた全ての人に、お疲れ様でした、そして、
素晴らしいレースをありがとう。来年もまた、この場所、この日本で会いましょう。

GP OF JAPAN

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今週末はF1鈴鹿GPですね。

自分は一足先に、バイクレースの日本GP
楽しんで来ました。

一番安いチケット買って見るべ、と思っていたら、
HONDA様とお友達のご好意で、
「升席」に入れていただきました。
ありがとうございます。

ホントは月曜日にブログアップ
したかったんですが、色々ありまして...
というわけで、TAKU'S CARSが見た
motoGP もてぎラウンド。怒涛のアップいたします。

2011年9月28日

motoGPの最前線から

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あるレースメカニックに、先日電話で話を聞きました。

「motoGPクラスのトップライダーと、セカンドグループのライダーでは
テクニック、スキルに大きな隔たりがあります。
ワークス・チームのマシンとサテライト(プライベート)チームの
マシンの性能差はありません。青山博一がトップ争いするには、
トップの3、4人が実践している、『ある事』に気づかなければなりません。」

「バレンティーノ・ロッシがヤマハの頃からトラクション・コントロールに
頼らすに走っているって?そんな事はない。彼だって結構効かせて
いますよ。毎レース、コースサイドで見ていれば分かります。
じゃあトラコンを使わずに速く走るの誰かって?それは、昨年
チャンピオンになったあのライダーです。」

「『足出しブレーキング』は毎回現場でも話題になりますよ。
でもトップライダーは、右コーナーでも左コーナーでも
リヤブレーキを使っています。リヤブレーキをちゃんと踏めない
ライダーはダメですね。でもmotoGPで、リヤブレーキを一番
使う頻度が高いのはコーナー進入ではないんです。
それは、コーナーの脱出です。(!)リフトを抑えるためにね。」

「現在のmotoGPチームには、あらゆるジャンルのスペシャリストが
必要です。エンジン、シャシー、コンピューター...
2サイクルの時代に比べ、チームスタッフも倍増しました。
走行毎に記録するデータ量も膨大です。まさに、
『重箱の隅をつつく』ってやつですよ。でも本番では、ライダーに
大きく委ねられる。これだけやっても、最後はやっぱりライダー
なんやなぁ...ってね。だからバイクのレースは面白いです。」


バイクレースの世界最高峰、
motoGPが今週末、栃木県の茂木で行われます。
写真は3年前の鈴鹿8時間のとき、モリワキレーシングから
出走したイギリス人、カール・クラッチロー選手のヘルメット。
ペアの山口選手が走行している間は、鈴鹿の暑さにやられて
ピット裏の子供用プールで白目をむいてほとんど気絶していたかと思えば、
S字コーナーでは誰よりも手前から、肘を突き出してアクセル全開。
タイヤがダンロップじゃなければ、絶対トップ争いしていたでしょう。
そんな彼も、今やヤマハのmotoGPチームのエースを狙う存在。
週末、彼の走りを見るのが楽しみです。

F1も、motoGPも、実際にレースを見なければその凄さは分かりません。
テレビ中継、ネットに転がっている情報は、記号化されたものに過ぎない。
バイクレースファンの皆さん、是非茂木に行きましょう。


2011年12月

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プロフィール

市川 拓(いちかわ たく)
1970年東京生まれ。文化学院高等部美術科卒業。1993年頃から立体製作を開始。バイクをモチーフにした作品を雑誌等で発表する。ガメラ、ウルトラマンシリーズ等、特撮映画のキャラクターやミニチュア制作にも多数参加。造型以外のジャンルでは、1996年に二輪GPのホンダ系チーム、「TSRペンギン」のライダー畠山泰昌選手のマシン、レーシングスーツのカラーリングデザインを担当。以後2001年まで同選手を通じてオートバイレースのグラフィックデザインに関わる。クルマをモチーフにした作品は2003年頃から制作を開始する。
TAKU'S CARS

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