
10月2日、自宅を午前5時出発。サーキット周辺で少々渋滞もあったけど順調に到着。
ホントは金曜日から来たかったんですけどね。

いきなり、祥也が出迎えてくれました。おかえり、祥也。

パドックエリアに入るなり、ライオン丸に遭遇。自分が10代の頃から、
雑誌やテレビ中継にも良く出ていたフランス人の名物スタッフ。
当時から全く風貌が変わらない。この人に会うと、「GPに来たなぁ」という気分になる。

アプリリア 125cc


KTMのマシン

名門、アスパーチーム。

2サイクル125クラスが走る日本GPは、今回が最後。
あの乾いた音がレーシングバイクの代名詞だったのに...
大変さびしいです。

「これで俺の2サイクルも終わりだよ。」
ワイルドカードで出走する若いライダーのマシンを準備する、
7CのF氏のその言葉に未練のようなもの見えない。なぜなら新世代のプロジェクトは
とっくに始動し、氏の手が入ったマシンは結果を出しています。
国内の小、中排気量のレースシーンを支えてきたF氏の今後の活動は、
彼に厳しく指導された祥也もきっと見守っているでしょう。

中東カタールチームのモリワキ製moto2マシン。これも、
鈴鹿のアニキが作ったバイクだ。ガンバレヨー!!




今やmoto2クラスを席巻する、suterのマシン。
このマシンを使用するチームから、中上選手に代役参戦の声が掛かった。
順調にタイムアップし、本人も楽しんでいた様子だったけど...
何とこの写真を撮った直後のフリー走行で転倒、負傷。残念、お大事に。


暑かろうが寒かろうが、
レースの世界ではタイヤの温度を上げておくために
使われるウォーマーですが、今回のもてぎの寒さは想定外だったみたい。
そのため各クラス、転倒者が多かった。

小山選手の応援団。気合入ってます。

今回は大変残念だった高橋選手。転倒、再スタートしたあとのラップタイムが
抜群に良かっただけに悔しい。鈴鹿のアニキのバイクなら、残りのレースは
勝てるはずだ。頼んだよ!!

ヤマハの往年の名車がエキシビジョンで出走。神の乗ったバイク、
4気筒のシリンダーヘッドが見える...生唾ゴクリ...

ノリック阿部選手のお父さんは、息子さんのツナギをそのまま着て出走。
ご自身も船橋オートのレーサーとはいえ、500のマシンに乗れちゃうのが凄い。

moto2のスター、トーマス・ルティ。

この中にバレンチーノ・ロッシがいます。

いよいよmotoGPクラスのレースがスタート。


自分はパドックパスをもらっても、チームのお手伝いでピットに
いなければいけない等の理由が無い限り、
必ず観客席でレースを見るようにしています。
大勢の観客と一緒にライダー、チームを応援するという
一体感。これぞレース観戦の醍醐味。
一周目のロッシの砂煙!「あー!!!」
ストレートに青山選手が帰って来るたび、「ひろしー!!!」
いつしかコースを走るライダー達とも
一体感が生まれる...
そしてチェッカーフラッグ。拍手、歓声、
クールダウンラップ、手を振るライダーたち、
フラッグを振って称えるコースオフィシャル...
テレビやネットではこの感動は絶対に得られません。



伊藤真一選手を見ていると、
ヒーローは実在するんだなと思ってしまいます。
3月には地元宮城でご自身も被災。
ですがその直後に昨年の引退宣言を「撤回」。
再びホンダのバイクに跨り、地元宮城、そして日本中に
勇気を与えるためにヒーローは帰ってきました。
齢44歳、今回はmotoGPマシンを振り回し、
世界の強豪と堂々勝負を繰り広げました。
ありがとう伊藤選手。HRCカラーのマシンで疾走する姿、
一生忘れません。


正真正銘、「勝利の美酒」

「勝つときってこんなもんなんですよね。」
今回自分を招待してくれたOメカは言います。ダニーがmotoGPに
ステップアップしてからずっと彼の担当を努めているO氏。
快走を見せたかと思えば、信じられないようなアクシデントに見舞われたり...
この数年、数え切れない苦楽を共にして来た二人。
でも、どんな時もO氏はダニーの才能を信じ、
ダニーはO氏の組み上げた26番車に身を預けてきました。
二人の、そしてホンダの魂が大きく実を結んだ一日でした。
本当におめでとう!!

RC212Vが推定何馬力だとか、今日のタイヤチョイスは
誰がソフトで誰がハードだったとか、そんな情報をネットや何かで拾って、
見てきたようにに語る人より、もてぎに駆けつけて手作りのフラッグで応援した
この女性の方が、百万倍偉いと思います。
この日もてぎにいた全ての人に、お疲れ様でした、そして、
素晴らしいレースをありがとう。来年もまた、この場所、この日本で会いましょう。