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ドニントン・パーク思い出のスナップと、パドックパス。ストラップのユニオン・ジャックがお洒落でしょ?

先日行われたF1イギリスGP、ハミルトンが地元で見事優勝を決め、ウィリアムズの中嶋一貴選手は父上にとっても縁の深いシルバーストーンで、雨に翻弄されてスピンを喫しながらも完走、入賞を果たしましたね。
来年のF1GPのカレンダーでは、イギリス戦はシルバーストーンではなく、ドニントン・パークで行われるという話を聞きます。自分はかつて、二輪のGPレースのお手伝いで、フランスのキャレイ港から船に乗り、ドーバー海峡を渡ってイギリスに渡り、ドーバーの美しい港町を抜けてドニントンを目指しました。
流石イギリスは自動車文化の国、ドニントンに到着するまでにブランズハッチ、カドウェルパーク等…ハイウェイの行き先表示にいくつもサーキットの名前を見つけました。狭い国土の中に大小いくつものレーストラックがあるのでしょう。
中嶋悟さんが始めてF1をドライブしたのも、実はドニントン・パークだったそうです。87年にチーム・ロータスに正式加入する以前、82年に全日本F2選手権のチャンピオン獲得のご褒美に、ドニントンでJPSカラーのF1マシンをドライブしたそうです。
まだコーリン・チャップマンも存命で、中嶋氏のドライブに割り当てられた日はみぞれ交じりの生憎の天候だったそうですが、寒さの中チャップマンは中嶋氏を歓迎し、気遣ってくれたと言います。
セヴン、エリート、エラン、ヨーロッパ…レースへの情熱だけでなく、イギリス人のクラフツマン・シップを体現し、スポーツカーを生産する企業として自らのブランドを大躍進させたチャップマン。彼が心臓発作で亡くなったのは、中嶋悟氏をドニントンで迎えたわずか二週間後のことだったそうです。

