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2008年7月24日

さようなら2ストローク

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日本のオートバイレースの運営団体、MFJから、「2009年度をもって2ストローク250、125cc両クラスの全日本選手権格式におけるレースは終了する」という旨の発表がなされました。http://www.mfj.or.jp/user/top/info/detail.php?aid=1209

これは世界のオートバイレースを統括するFIMの方針に則った決定事項と思われ、世界最高峰の2輪レースであるMotoGPからも、2ストロークの250、125ccクラスのレースが廃止となり、世界的にもいよいよ2ストロークのレーシングバイクが姿を消して行く方向になる事を意味しています。

環境問題に配慮した法律的な理由で、10年ほど前から国内でも市販の2ストロークバイクが生産中止になり、それでも「レースの世界ではまだまだ2ストロークの火は消えない」と思っていましたが、ついに来るべき時が来てしまった、という気がしています。学生の頃から街乗りのスポーツバイクで2ストロークマシンの軽さ、加速、金属音のような甲高いエンジン音等その魅力にとりつかれ、モトクロスレースもライダーとして長年楽しんで来た自分にとって、2ストロークは「バイクの代名詞」であり、MFJの発表を知ったときは流石にショックでした。
昨年の鈴鹿8時間オートバイレースで、TAKU'S CARSのブランドロゴをマシンに入れて走ってくれたレーシングライダー、畠山泰昌は、今年も8耐レースに参戦すべく、準備を精力的に進めていましたが、本人も思ってもみなかった身体の問題で、6月に16年というレースキャリアから引退を発表しました。http://www.hobidas.com/blog/hobidas_blog/taku/archives/2007/07/post_8.html#comments

もともと畠山との出会いは、彼が1996年にWGP(現在のMotoGP)の250ccクラスに参戦した際、彼が駆るホンダRS250とレーシングスーツのカラーリングを、アーティストとして駆け出しだった自分にデザインを依頼してくれたことから始まりました。
バイクが大好きだった自分にとってそれは願ってもない仕事で、GPレースの本場であるヨーロッパを転戦する畠山にに同行し、世界の強豪と闘う彼を応援できた事は自分にとって人生の大きな財産です。
自分のデザインを纏った畠山と、2ストローク250ccのレーシングバイクが甲高い排気音を響かせながら一体となってコースを駆け抜ける姿は、自分の「魂」や「夢」そのものが疾走しているような感じさえしました。

今年も8耐を観戦するため、明日の夜から自分は鈴鹿に向かいます。レーシングライダー、畠山泰昌はもうサーキットにはいませんが、初めて渡欧した際に見た、オランダ、アッセンのコースで曇天の下、マシンのカウルに思い切り伏せてコーナーを立ち上がって来る彼の姿を生涯忘れることはないでしょう。http://www.hatakeyama-yasumasa.com/gallery/thanks.html

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