

「メディアの情報が少ない!」と嘆いていた、北京オリンピック・BMX競技の模様ですが、前回のブログ記事を上げた直後、夕刻にNHK総合で準決勝・決勝の模様が男子・女子ともに放送され、日付が変わる頃に今度は日本代表選手の阪本章史選手http://www.gan57.com/の特集が数分間放送されました。
「最初にこのコースを走ったときは死ぬかと思った」
アメリカのトップカテゴリーのレースに、日本人としては初めて出場する資格を得て活躍している阪本選手が、メディアに対してこう胸の内を正直に語っているのを見て、如何にオリンピックがレベルの高い闘いなのかを物語っていると思いました。
決勝レースに残る8人の選手を決める3回の予選ヒートに挑んだ阪本選手、映像を見ていても最初の2回のヒートは、本人も言っているようにコースへの恐怖からなのか、思うようにスピードを乗せられないように見られましたが、最後のチャンスである3回目のヒートでは、果敢に攻めに転じ、あわや上位かとも思いましたが、惜しくも決勝進出を逃しました。
オリンピック仕様の超難コースに、世界各国の強豪たち…
今の阪本選手の全てをぶつけても、決勝に進めないという現実。
自分はBMXという乗り物の楽しさとコントロールのシビアな面、そしてレースに挑み、「出せるものを全て出しても」自分の行きたい所に届かないという気持ちを、曲がりなりにもモトクロスのレースに出ているので理解できます。最後のヒートの阪本選手の走りを見たときは、ちょっと泣きそうになりました。
ですが、レポートを伝えていたNHKのアナウンサー達が、
「今回始めて正式競技になったBMXですが、こんなに面白いものだとは…」
と口を揃えてコメントしていました。
「当たり前だろ!!」
面白くないわけがないのです。4年後に向けて、BMXが世間にもっと認知され、「生中継」で、ロンドンのレーストラックに挑む日本代表選手の走りが見られる事を祈っています。
阪本章史選手、本当にお疲れ様でした!

