自宅に近い井の頭公園の前の出店にあった、珍しい「シメイ」の看板

ホンダ・チームの基地があるベルギー・アールストで、次のGPに向けて出発を待つモーターホーム

世間はお盆休みに入りましたが、自分はと言うと…やらなければいけない作業が山積みで、とてものんびりとはしていられない状況です。(トホホ)
温暖化の影響もあるのか、昼間の酷い暑さには閉口していますが、こんな日は夕暮れどきを過ぎてちょっと涼しくなってから、ビールでも飲んで休憩したいところです。
日本の冷えた生ビールも美味しいですが、10年前から自分が愛してやまないのはベルギーのビール「シメイ」です。http://www.chimay.com/jp/three_strong_personalities_351.php
日本の酒屋さんや大型のスーパーでも取り扱っている店が多く、茶色のずんぐりとしたボトルに、赤や青のラベルにロゴの入ったデザインに見覚えのある方も多いかと思います。
自分はシメイビールを、GPレースのお手伝いで渡欧した際、お世話になっていたホンダ・チームの基地があるベルギーのアールストという町ではじめて飲みました。
なかなか日の沈まないヨーロッパの夏の夜、メカニックやチームスタッフとちょっと一杯行こうということになり、石畳の道を歩いて駅前の広場に面したバーに入りました。日本にいるときのように、「とりあえずビール…」と言おうとした所、メニューの「Beer」のところに書かれていた銘柄はなんと20種類以上!!後で知った話ですが、北ヨーロッパでは中世の時代から、修道院等で「地ビール」を醸造する習慣があり、様ざまな原料や製造方法を経て作られた、独特の口当たりのビールが無数に存在するそうです。中でもシメイ・ブランドのビールは、ベルギー政府から正式に「修道院ビール」として認可されている6種のブランドのひとつで、その伝統も折り紙付きだという事です。
地元在住のスタッフの勧めで注文したシメイは、三種類あるうちの「赤」のラベルのもので、クランベリー系の果実のほのかな甘味があり、日本のビールにはないその独特の風味を自分はすぐに気に入ってしまいました。
他にもシメイには「白」と「青」があり、白の方はマスカット系のさわやかな風味で、青いラベルのシメイは甘味よりも、栓を開けたときに広がる薔薇のような香りと濃厚な味わいが特徴です。
ビールを飲めない方にもシメイの「赤」や「白」はお勧めです。香りや風味を味わうように楽しみながらベルギービールを飲む事で、ほんの少し、人生が豊かになるような気がします。
夏の暑さの中、不規則な生活で夏バテとは行かないまでも、ちょっと凹み気味ですが、寝る前に少し、大好きなシメイビールを飲んでGPレースの夢でも見ようと思います。

