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2008年11月29日

レースと平和

前回アップした記事で、この週末は海外からレーシングライダーを招き、
筑波のレースに参戦するお手伝いをするとお伝えしましたが、予想だにしない
事態により、出走はとりやめとなってしまいました。

25日あたりから、タイ国内で非常に大規模なデモ活動が勃発し、数千人もの人々が
2箇所の空港に居座り続け、タイ政府からは非常事態宣言も出されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000152-jij-int

アジアロードレース選手権で活躍する2名のライダーを含むスタッフやその家族は、27日には来日し、30日のレースに向けて筑波サーキットで練習走行を予定していたため、26日にバンコクの空港に向かいました。

ところが、ライダー、スタッフ一行がまさに空港に滞在中に空港内でデモ活動の規模が大きくなり、空港は閉鎖、予約していた成田行きの飛行機は飛ぶことはなく、彼らは空港内に足止めを喰らう形になってしまったのです。

受け入れ先であるこちらも現地と連絡を取り、検討した結果、今回の来日、レース参戦は不可能と判断し、参戦計画を断念しました。

海外選手のエントリーの便宜を図って下さったレースの主催者であるMCFAJ、そしてタイヤを提供してもらう約束をしていたタイヤメーカーさんにもご迷惑をかける結果となってしまいました。

今週、タイの大規模デモだけでなく、インドではテロリズムにより日本人のビジネスマンが殺害されるという事件も起こっています。

今年の初めには、年末年始の世界最大のモータースポーツの祭典である
「パリ・ダカールラリー」が、予定されていたコースがある諸国の情勢不安により、パリからレーススタート直前という時に「中止」となってしまいました。

F1や二輪のmotoGPも、最近ではアジア諸国や中東地域でも開催されるようになり、
今まで最先端のモータースポーツを見ることの叶わなかった人たちにも、生でレースに触れる機会が増え、それは大変素晴らしい事だと思います。

しかし、世界の情勢が安定せず、パリダカや今回のタイの件のような事態から、スポーツイベント、モータースポーツに悪い影響があるのは絶対にあってはならない事です。

一番つらいのは、「走る人達」。今もおそらくバンコクの空港で、最悪の状況を耐え忍んでいる二人のレーシングライダー達。本当なら今頃、筑波サーキットのピットレーンに、ヤマハR6に跨った彼ら異国の猛者の姿が見られたはずなのです。

今回は世の中のネガティブな要素に翻弄されてしまいましたが、彼らが何の不安もなく来日を果たし、日本のサーキットを走る機会がある事を祈ってやみません。


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2008年11月29日 07:08に投稿されたエントリーのページです。

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